フェンネル氏の奇妙な生活

独身のフェンネル氏と2匹の犬と90歳のボケた母親との生活を
通して人生をユーモラスにまたペーソスに一人語りいたします。

虔十公園林

2008-12-31 21:43:36 | Weblog
年の暮れは大変だったけど、僕の一番好きな童話「虔十公園林」をラジオで朗読してくれた。宮沢賢治のごく短いお話なんだけど昔からこれが大好き。杉の苗700本買ってけれと言うと親父さんが買ってやれという場面とか平吉に杉の木を切れと言われて切らねえと逆らうところとか、ハァハァと声を殺して笑う仕種とかそれで最後に博士がやってきて「あの杉林を虔十公園林と名付けて町で保管するよう」と提案する場面とか当時の社会がそのまま映し出されているようで面白い。キャッチャーインザライのピュアな部分を取り出したらこうなるんじゃないかな。サリンジャーはこれを読んでいるんじゃないだろうかと思っている。博士がね「まったく、誰が賢くて、誰がバカなのかわからない」というくだりは、喝采だ。人は、現実だけでなく未来も見据えないといけないんだね。さァ、来年はどんな年になるのでしょうか。ブログを借りてご挨拶申し上げます。
皆様、良いお年を。
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命の峠越え

2008-12-30 22:02:49 | Weblog
昨日には、今日明日が峠と言われていたがパンプは、無事に峠を越えた。鎮静剤で眠っているのか、目を開けることはなかったけれど肺の中の酸素と二酸化炭素の数値は、平常に戻ってきた。今日は、マーチン、タンちゃん、ケイタン、ショータン、シュータン、コースと大勢が集まったので、カレーライスを作れって言われて、付き添いの合間を縫って、買出しに行き薬膳用無添加のカレーパウダーとフォンドボウ、肉の塊を買って来てごくシンプルなじゃが芋と人参のカレーを作った。隠し味にトマトを使ってあっさりした出来あがりにした。カレーは、パンプの自慢料理で何かというとカレーを作ってくれた。「なにこれ?」「今日のはおいしいね」とか言った昔の会話が思い出され思わず涙が込み上げてきた。涙を見せたくなかったのでカレーに使ったワインを盗み飲みした。おかげで後で、病院に戻ったとき、眠たくて、病室のいすに座って眠っていた。途中で、看護師さんが点滴の調整に来て、パンプの足の甲に刺している針を動かしたら、意識がないと思っていたパンプが、痛そうな顔をしたので「痛いんだね」と思わず叫んだ。分かるんだと思ってうれしくなった。このままでは、終われない。パンプは、一つの峠を越えた。この先にまた別の峠があるかも知れないけど今は、静観。
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パンプ危篤

2008-12-29 21:57:04 | Weblog
12/29突然ですが、パンプが緊急入院、危篤となりました。朝、バナナにいつも通り元気に出かけました。そしていつものように16時過ぎに帰って来たのですが、しばらくして痰か何かを詰まらせて呼吸困難になり、家のすぐ前の大きな病院に運んだのですが、医者から「今晩が峠となるかもしれません」と言われて頭が真っ白になりました。「人工呼吸器をつけますか」と聞かれて悩みました。危篤状態には変わりないけど、つけると肺炎症状を遅らせることができるが治るまでつけっぱなし、口も利けません。つけなければ、今日明日でしょう。自然にいくのなら自然でいいと思いましたが、治る可能性が1%でもあれば、パンプの力運に託してみよう、前の肺炎も自力で治したんだからと思い人工呼吸器をつけました。単に延命措置かもしれませんが、まだまだ、生きていてもらいたいから。意気地なしだね、花がしぼむところを平静に受け入れなくて、あがいている。中々、覚悟が決まらない。病院が、何かあれば連絡するからというので帰って来たが、なんか、心の中で葛藤している自分がいる。ただ、何日かかってもいいから治ってくれればナ・・・
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今日は、頭が飛んでいた。

2008-12-28 02:02:05 | Weblog
昨夜、仕事の帰り、この辺りでも世界大不況のあおりで派遣切りが始まったからこの年の瀬に、知ってる、本当に知ってるだけの派遣の若者が契約せずとなったと言うことを聞いた。それでこれからの暮しをどうやって立てていくんだろうと他人事ながらいろいろ考えていたら、右折しなければならない帰り道を直進し、バイパスから旧道に抜けなければいけないのにバイパスを走り抜けやっと気づいた。こんなことがあるんだね。アブねえな。彼は、自分で選んだ道だから仕方ないのかもしれないけど、弱者を目の当たりにすると「俺の血が騒ぐ」んだ。日本は、本当に構造改革をしなければならないね。先ず。二重三重に税金から退職金を盗って行く天下り法人の解体だ。彼らがしている仕事は若者が、3分の1の給料でやってくれるから、なくなっても何ら社会に影響はないだろう。そろそろ皆さん、自分の力で食っていきましょうや。虎の威を借りず自分だけの力でさ。そしたら、格差なんてなくなるよ。個人のちからってそんだけ差がないもの。
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クリスマスプレゼント

2008-12-27 01:21:03 | Weblog
昨日は、パソコン開いていたら、メーターの取替え工事があって、ブレーカーを落としてくださいと言われたからブログも何もかも出来なかった。時間もなかったけど。今年のクリスマスのプレゼントは、うれしいことにターシャのクッキングブックだった。日本語だったら良かったのに英語版だ。だから、ターシャの声が聞こえてきそうだ。レシピ通りに作らなきゃダメって言うだろうか。それとも、気が向くままでいいのよ、基本さえ覚えていたらと言うのだろうか。いろいろ作りたいものはあるから、そのまえに、この本をよく読まなきゃ。5600円もするんだね。知らなかったけど。これで、英語が分からないから読めなかったなんていったらばちが当たるね。知的素敵快適こんな要素が詰まった本と犬との散歩や猫の世話で暮らす日々、毎日が、楽しくなるって不思議じゃない。
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温泉だより

2008-12-25 22:08:33 | Weblog
モンクがイブに帰って来て「温泉に行こう」というので、鄙びた温泉かと思って少し距離があるななんて思っていたら、何の事はない、レジャー温泉のことだった。それは、お安い御用だと、バジルとニューヨーク出身のシュタイアと4人で出かけた。ニューヨーカーってちょっと知的だね。シュタイアは、超一流企業のOLだからかもしれないけど物静かで賢そうな目をした背の高い女の子だった。温泉のレストランで着ていたダウンコートを脱ぐと黒のTシャツだったので驚いた。モンクでさえセーター着てるのに。寒くないのかな。俺なんかモモヒキはいてるのに。若いときは、薄着だけど、寄る年波で体の冷えには気をつけなくてはいけないんだと自分を慰めていると、バジルがお決まりの質問をした「What is impression of Japan?」と言いたかったのだと思うけどマァ、その辺りのことを言った。「Good」普段、日本人とほとんど接触がないから日本に来て1年半だけど余り日本語が話せないとのこと。モンクは、もうぺらぺらの域に近い。バジルの通訳をどんどんやる。バジルは、英語の並べ方が少しおかしいけど、日本人には珍しくコミニュケーションするタイプだから、言葉の壁など何のその、いろんな話題を提供していくのに感心させられる。風呂から上がってというか、バジルと二人で彼女達が風呂から出てくるのを待つこと2時間。やっと上がってきた。シュタイアの顔が、リラックスして少女に戻っていた。温泉は、初めてだといってたけど、気にいったみたい。手に、ミルク珈琲のビンを持ってた。ビニールをはいで、ポケットに入れるから、「dust please」と言って受け取ろうとしたが通じなかった。「あれ、ゴミはダストじゃなかったっけ。ダストボックスというのにな。」と思ってたら、モンクが「garbage」と教えてくれた。でもそれって「生ゴミ」のことじゃないかい?でもそれは、通じてゴミをくれた。ウ~ン分からないな、辞書の英語では。帰りに、ショッピングモールによって4人で写真をとって分かれたけど、彼女達のすごいのは、日本を離れた子も誰一人自国へ帰ったものはいないということだ。シーラはドイツ、イラはアリゾナ、レイナは、インド。スネちゃんは、フロリダからまたトーキョウ。それにひきかえ日本人て、出ないね自分の国から。
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イブ

2008-12-24 19:53:55 | Weblog

イブの日は、幼子へなにかプレゼントをしたい自分がいて、やはり、明日イエスが生まれたんだと言う予感がこの闇の中に漂う。いろいろ考えた結果、僕の周りのチビどもには、ウルーとオランジュの縫いぐるみを上げる事にした。だけど、今夜は、昨日ノンタンちの嫁ぎ先の父親が亡くなったということでクリスマスパーティは取り止め。静かなイブとなった。子供達は、つまらないだろう。死んだ人は、なんでも肺癌で療養していて点滴でもってたらしいけどもう体重が30キロくらいまで落ちていたらしい。家族が、ちょっとした用事で病室を空けていたときに独りで旅立ったと言うことだが、こんな話を聞くにつれ、人の一生とは、何なのかと思わざるおえない。見ようによっては、生きてる間に、ワーワーと別に騒がなくてもいいんじゃないかと思える。そんな価値は、ないさと。だから、自分の魂が望むように生きなくてはと改めて思った。自分らしく生きると言うことが大事。このことが、本当の意味で、メシアなのかもしれないとぼんやりと思う自分がいる。やはり、イエスの日なのかな。

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ゴミの日

2008-12-23 10:23:07 | Weblog
本当に、昔と比べたら、自分の出すゴミの量が多いのに気づいて愕然とする。随分昔のことだけど、家の勝手口の横にゴミ箱なるものが設置されていて、その中へ、生ゴミから、木の葉まで入れてたのに、今のゴミの4分の1ぐらいの量だった気がする。確か、一週間に2回の回収ではなく1ヶ月単位じゃなかったかな。大きな竹篭を持った「ちりとりやさん」と呼んでいたおっちゃんがゴミ箱の蓋を開けてこてのようなものを使って器用にこぼさずにゴミをさらえていってくれた。45リットルもなかったよ。一家5人でさ。子供が小さかったと言え、自分達の子供のころは、ゴミは、本当のゴミであって、これ以上はごみになりませんくらい昇華したものが出されていたような気がする。それに引き換え、今は、自分が、いらないものがゴミになってしまって、もったいないがすべてゴミなんだ。これは、考えなければ、なりませんね。人が、合理的に暮らしていく上では、ゴミはそんだけ出るもんじゃないから、いかに、無駄なものを買って、無駄に使って、無駄に捨てているのだろう。もう45リットルも3日でださないぞ!と誓うわたしではありますが、どうなることやら。
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ジーザス

2008-12-22 10:19:34 | Weblog
クリスマスが近づいてくる。


詳しくは知らないけど何となく詳しく知ってるような錯覚に囚われるイエスの生涯。確か2000余年前にユダヤの国のベツレヘムの馬宿で生まれて、危難を避けてナザレに移り住んで、ナザレのイエスと呼ばれたんだ。確か死んだのは31か32か、それくらい。ゴルゴダの丘の政治犯処刑場で政治犯と一緒に処刑にされたんだ。この処刑が、また、非常に苦痛を伴うものだったらしい。昨日まで寝食を共にした弟子達は関りを恐れて散り、絶望と孤独と苦痛のうちに生涯を閉じた。彼の人生って、これほど不幸な人はいない人生なんだよ。定職につけず、フリーターとしてさまよい、自分イズムを貫く為にヘブライ語の中の方言で仲間とだけ話し、神を、当時、「父ちゃん」と呼び「かァちゃん」と呼び戒律を持たず、金を持たず家を持たず自由を携えて王を敬わずひっそりと生きようとした男。この男が、救世主なのか。なのだ。ナンだか分かるような気もするけど
自由とは、昔も今も高い代価を払わなければいけないんだね。せめてイブは、悲惨な人生を歩んだ男のために、思いっきり楽しく振舞ってあげよう。ツリーの灯りのようにさ。「アッパ、イルマ」これが、口癖だったらしいよ。「父ちゃん、かぁちゃん」この言葉の持つ意味は深い。
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冬至、かぼちゃラーメン

2008-12-21 20:04:22 | Weblog

冬至、今日は、柚子風呂とかぼちゃをいただいて一年の息災に感謝するひだったっけ?柚子は、この間ジャムにしてしまって、タネは、ボルトのジンにつけて化粧水なるものをつくっている。だから、風呂に入れる分がない。買いに行くのも面倒だしと思っていると、日曜だから、マ-チンがパンプをお風呂に入れに来てくれた。柚子はなかったけど、夕方早々にお風呂に入って気持ちよさそうだ。お風呂から出て、サンタクロースのようなパジャマ着てパンプが座ってる間に、かぼちゃラーメンなるものを作りました。味噌でも、ガラでも豚骨でもスープの種類は問いません。何でもokです。かぼちゃに負けないように太麺がいいですね。かぼちゃをですね、スライスしてスープのおなべの中にポチャンと放り込むだけの芸なんですけど、このとき、少し多いかなと思えるくらいのかぼちゃを入れるのが、私流。あとは、長葱を5センチくらいの長さにそろえてスライスしたものを、少し煮込んで出来上がり。これがね、意外といけるんです。素朴な味にかぼちゃの甘さがひろがって、あっさりしている割には、スープの出汁とよくからまっておいしいんです。これに、納豆ご飯を添えて、リンゴ4分の1、お茶で、冬至の食卓を囲みました。パンプ、完食です。今日は、夜が長いのですよね。犬達にもかぼちゃラーメンをおすそ分け。人生って、日々の楽しさにあるのかな。最近そう感じます。

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