えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

王道GTI

2024-04-11 | GTI
兄弟の乗るGTIを借りて、1泊の旅行に出かけた。
車の試乗ってやつは、その持ち主が同乗するか否かによって、その車を知れる深度が違うように感じます。
別に飛ばしにくいとかではないのだけれど、何かが違うと感じます。
持ち主を助手席や後席に載せては何度も使った事がありましたが、まったくいない状況は初めてであった。

乗り始めて10分もしないうちに、なんて軽々しい走りをするのだろうと改めて思った。(4名乗車)
もちろんDモードで走りますから、トルクがいつでもガツっと入るわけではありませんが、踏めば乗ってくるという感じ。
そのボディの重さと、馬力やトルクとのバランスが絶妙なのである。
335は踏めば何時でもガツっとトルクの入る3Lターボではありますが、この2Lターボとハッチバックのバランスの良さに驚いたのは本当です。
正直、走って曲がるには335iよりもGTIの方が楽しく、そして楽である。

エンジン特性以外にも、驚いたのはその一体感である。
人馬一体とか良く言うけれど、大げさな話ではなくこれを感じました。
ワゴンボディから乗り換えると、その差は歴然。
GTIは前輪からテールゲートまで一体となった走りを実感できるものですが、それに比べると3シリツーリングなどはリップサービスを入れても言えないものである。
小気味のいい走りというのは、正にここにありと実感したのです。
今や8型は、その走りに見合う程に高価な車となりました。
しかし、GTIの持つポテンシャルと耐用年数を考えると、高くないのかもしれません。
疲れた時には優しく走らせることもでき、飛ばせば驚くほどに軽快で踏ん張りがきく、そして直進安定性も抜群である。
最後のピュアな内燃機関モデルであるという8型のレッド、欲しい気がします。
コメント (2)
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