えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

セレナに乗って

2021-03-29 | 車関連
ミニバン販売台数2年連続No.1というセレナ、そのマイルドハイブリッドモデルをロングで使ってみました。
E-powerモデルでなかったのは、車種指定をしないもので取りましたので、たまたまこうなったものです。
当然E-powerの方が良いのは百も承知ですが、車種指定しないレンタカーはお得であるのです。
その代わりと言っては何ですが、なんと走行距離2600kの新車に乗れました。
そんなピカピカなセレナをリポートします。

全長4770㎜という全長はそれなりに長く、アルファードあたりから比べると小っちゃくて乗りやすいだろうといった程のものではありません。
確かに1740㎜の全幅は使いやすいのですが、高さもありますから重く(1.72t)、ハイウェースターでなければ5ナンバーの車とは感じません。
5人乗りで使ったのですが、普通にレンタカーとして使うには十分なものです。
2Lの150馬力ですが、2.6馬力(48Nm)ほどのモーターが加わること、これが意外にも大きい。
停止からの立ち上がりにも、低速からの再加速部分でも、上品にアシストしてくれます。
当然に中速域からはモーターの存在など分かりはしませんが、実用域ではなかなか上手いセッティングでしょう。
まぁ久しぶりにミニバンをロングで使いましたが、風の強いこの季節に受ける横風は想像以上でした。
あれだけの室内空間と引き換えにしているのですから文句も言えません。
大人5人、十分な空間を確保し、ベンチ型のセカンドシートも真ん中部分が抜けてキャプテンっぽくなったりと芸が細かい。
外観もイマドキなのでしょうか、子供などには人気がある様でした。
300キロほど使って高速6割程度でしたが、通算燃費が13.2kmというのはどうなんでしょう。
私の感覚では、モーターアシストが付いていれば今回15㎞くらいかと踏んでいましたが、5名乗車では欲張りすぎなのでしょうか。

山路などは走っておりませんが、やはり5名乗車でそれなりに走ると疲れる足回りと感じました。
下道でも揺すられますし、高速などでは明らかにダンピングが効いておらず、収束が遅いと感じます。
このあたりの部分、アルファード等とでは違いは顕著なのでしょう。
しかし、大人2人と子供2人という様な家族構成で使うには重量的にも違ってくるでしょうから、走りも違うのでしょう。
ハイウェースターのVモデルでの比較ですと、E-powerモデルと51万円程差がある様です。
この差は大きいと感じます。
当然E-powerの方が思った走りに近づくのは分かりますが、果たして足が付いてくるでしょうか。
引き締まった足を持ち、高速などを多用する方であればE-powerが良いのかもしれませんが、普通にミニバンとして乗るならばマイルドHVでも十分と感じました。
リセール的にどうなのか分かりませんが、シビックハッチバックと同じような金額で買えるハイウェースターV、シビックよりは断然お得と思いました。

それにしても、レンタカーでフルエアロの付いた車があるなんて、ホント時代は変わりました。
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中古車選び

2021-03-27 | Weblog
自身、中古車をUsedと呼ぶようになったのは、何時からだろう。
その昔は、自身が潔癖症と信じていましたから、どういった使い方をされていたか分からぬ中古車など考えられないものでした。

20代の中頃、E30型の3シリが欲しくて欲しくて、とうとうUsedに手を出した。
販社合同の認定中古車フェアなるものがありました。
今では信じられないですが、ディーラーに入った下取り車を何社かで集めて広大な敷地に週末の2日間展示即売をするといったもの。懐かしい。
初日の午前中に乗り込んで、ドルフィンメタリックのE30に目を付けたのが昨日の様に思いだされます。
綺麗めな車両を集めたものでしたから、何だか中古車という概念が吹き飛んだ瞬間だったのかもしれません。
とはいえ、今の様に磨きを入れての展示が当たり前ではありませんでしたから、年式の割に驚くほどというモノは少なかった。

その日に無事契約をし、セリカGT-Fourをこの時初めて買取店に流したのでした。
今思えば、この時の車歴が今に続いているのでしょう。
あの時代にもディーラー保証はあったかと思いますが、その内容は今ほど手厚くはなかったでしょう。
それでも保証のない町の中古車屋から買う事を考えれば、鬼に金棒くらい安心なものでした。
現代であっても、ディーラー保証のアドバンテージには、同様に安心できる部分あります。
程度が良かったり、年式が新しいと24カ月保証が付くものも少なくありません。
そして何より、その保証範囲がものを言います。
町のUsed店の多くが、1カ月1000キロとか、3カ月3000キロといったものを適用します。
期間もそうですが、主要部品のみの保証が多いのが特徴です。
例えば、エンジン主要部品、給排気システム、トランスミッション、アクスル、ステアリング、ブレーキ、サスペンションなど
私の135iがそうなのですが、冷却装置が入っていないので今回の修理が自腹となるのです。
カーセンサー保証などで、大体の物をカバーする保証は、輸入車の場合1年で10万円程になるケースが多いものです。

この点、車両本体価格は高めであっても、24カ月の保証が付くディーラーの認定中古車は素人でも安心でしょう。
しかしディーラー保証が付くからといって、大した程度でもない車両を安心感だけで買う事は勧めません。
バリ物はどちらにも存在しますし、出会うかどうかは運の様なものです。
一度、相場をかなり割り込んだバリ物を手にしたら最後、Usedの沼にハマるのでしょう。
この金額でこの車(性能)に乗れるなんて、といった部分に尽きます。
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ミニバンT6.1

2021-03-25 | 車関連
VWのミニバン(マルチバンというらしい)として欧州で発売されている「T6.1」の純正品カスタマイズされた画像がタイトル画。
これを見て感じたのは、今やこの分野では日本の後塵を拝しているのではないかと、、
まぁミニバンにエアロを付けて、走り屋風にするとこうなりますが、これってステップワゴンの3代目あたりに似ています。

もちろんVWは、204馬力もある2Lディーゼルを積んで、0-100キロを8.9秒で駆け抜け、最高速度は203キロをマークするらしい。
速いミニバンなど乗ったことがありませんから、これを速いと感じるのかさえ分かりませんが、堂々とアナウンスしているのは自慢なのでしょう。
F20型の初期モデル116ⅰが、おおよそ0-100が8.6秒くらいであるらしいので、ミニバンとしては俊足なのかもしれませんが、116は決して俊足には感じません。
まぁそれよりもトルクフルな走りを楽しめるという事なのでしょうけれど、、高い。
ベースモデルが英国で650万、ハイエンドなブラックエディションなるものは750万もします。
こう考えると、日本のミニバンは大したものです。
300万そこそこで、あの便利さを手に入れられるのですから。
骨格からくる云々等ありましょうが、T6.1が650万円で買えるとしても、私はステップワゴンを選ぶでしょう。
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マイM135iへの試乗

2021-03-24 | M135i
今、熱いラブコールを受けています。
わたしのM135iを運転してみたいと、、
基本、私は自身の車を他人に乗せません。
ここが大前提にありますが、例えば慣らしを終えている新車などでは例外もあるでしょう。
その場合、故障したら保証がありますし代車にも乗れます。(笑)

特に今の車の様に、年式がそこそこ古く、壊れやすいとされている車に乗せるのはどうにも気が進みません。
半年間で修理代が60万円ほどかかる車両ですから、ちょっと乗せられません。
この先も自腹の修理はあると覚悟していますが、それは全て自分の責任にあると思って修理に出したいからに他なりません。
売却が決まったらお乗せしますので、暫しご遠慮くださいませ<(_ _)>
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AudiとVW

2021-03-23 | M135i
今や、誰が何と言おうと、同門でありましょう。
しかし私は今の今まで、差別化はその基本にしっかりと表れているもので、ブレていないのだと思っていた。

先日、ひょんなことから親戚の買ったA4オールロードを運転したのです。
まぁこの車、その見た目からは信じられない位お高い。
車両単体では634というプライスですが、これに見合うオプションを付けていった見積額は800万を越えた記憶がある。
まぁそうなると、どれ程のものだったかと期待は高鳴ります。
249馬力と37キロを超えるトルクを持つ車両は、当然にグイグイと走りますが、それは躾の良い4発に他なりません。
1.7tにも迫ろうという車体を軽々と走らせる様は、現代のゴルフエクスプレスでしょう。
しかし、本当に普通に感じるのは、私がMパフォーマンス乗りだからなのでしょうか、それともVWがアウディに肉薄してしまっているからなのでしょうか。

正直なところ、乗り始めてすぐに感じたのは「VWっぽさ」でした。
軽い操作感と角のあるステアリング形状、滑空感のある走りと、ゴルフヴァリアントを感じたのです。
当然に静粛性も違えば、音響も違い、シートは肉厚な本革で、ダンピングコントロールも上手い。
しかし似ているのです。
この両メーカーは、共通のプラットフォームだけでなく、同じような部品を幾つも使っているのですから当たり前に思われるでしょう。
しかし、そのメーカーの特色を残すことは、そう難しくないと聞きます。
これほどの企業であれば容易いとは思いますが、それぞれの向かう方向が似ているのでしょう。
これを感じ取って思ったのは、トヨタが車種を統合していく様に、VWグループも役割を見直す時期なのかもしれません。(またデカイ事書きます(^^))
EV化へシフトしていきながらも、その車種ごとのプライオリティを絞ることが命題である気がします。
乱暴に考えれば、ゴルフがあるのだからA3は要らない、なんてこと誰でも考えたことがあるでしょう。
今は同じような基本構成で、圧倒的に利益率の高いA3を絞るなんて考えられないのでしょうけれど、10年後は分かりません。
これだけ基本性能の上がり、同じようなダウンサイジングエンジンを使う今、差別化はなかなか難しいのかもしれません。
しかし、ウィンカーレバー等を操作してVWを感じてしまうのは、少し寂しい。

このオールロードクアトロの2Lと、135iの3Lの違いは明らかです。
乗っていて、どちらが疲れずに快適かなんて誰でもお分かりでしょう。
ローランドが言いました、世の中は俺か、俺以外かと
ポルシェにも感じました、ポルシェか、ポルシェ以外かと
M135iにそこまで大袈裟なことは言えませんが、Mのエンジンの前では、クワトロの249馬力も常識的な2Lの部類に入ってしまうのでしょう。
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