えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

タイヤの話

2024-04-10 | 車関連
私は自分でもしょうがないと思う程、タイア好きです。(タイアと呼んでいる時点で少しおかしい)
リムガードだとか、引っ張りだとか、ノスタルジックな膨らみだとか、皆さん色々あるのでしょう。
興味のない方にとっては、ホイールならば分かるがタイヤなんてという方も多い。

先日親戚の者と話していて、会社の営業車で出張に行くのだけれど雪になりそうなのだがスタッドレスかどうか分からないという。
まぁ私たちには驚くべきことでも、違う方面の方には普通であるのかもしれません。
スノーフレークマークなんて言っても分かりませんから、ブロックが立っていてエッジが効いていると言ってもちんぷんかんぷんとの事。
帰り道を少し遠回りすれば良いので見てあげる事にして、一目瞭然どっからどう見てもスタッド装着であったのです。

そんな人からすると病的なんだろうと思います。
とにかく、タイアがうまくそこに纏まっている姿が好きなのです。
当然に、リム幅や扁平率、そしてメーカーやグレードによって千差万別となりますから、気に入らないものは気に入らない。
気に入ると、いつまでも眺めていたいほどに美しい。
その昔、GSX-Rにバトラックスを入れた時にも、そのエッジの立ち方に惚れ惚れしたっけ。

さてそんなタイアですが、カタログを見るのも当然好きです。
良くもらうのですが、最近のメーカーカタログを見て思うのは、時代の変化です。
クラウンよりもアルファードが、カローラよりもカローラクロスが売れる時代ですから、タイアの人気も変化するのは当然かもしれません。
昔という程ではない昔、タイアカタログと言えばその最初の頁に出てくるのはグリップを主体とした最先端のスポーツモデルと相場が決まっていた。
それがどうでしょう、BSなどではコンフォート系の後にポテンザシリーズとなっているのです。
確かヨコハマもそうであったと思います。
それに対して、ミシュラン、ピレリ、コンチネンタル等の欧州勢は、トップパフォーマンスタイアを前面に押し出しています。
こんなところにもお国柄が出てしまっているのかもしれない。

確かにBSはマイルドになっているのかもしれません。
ポテンザS001はかなりの年月いい位置にいたように思います。(ちょっと長すぎるくらい)
しかしS007にバトンを渡してからは、その地味なパターンがミシュランを彷彿とさせるのです。
ミシュランはいいのです、その路線でPS2以降来ているのですから。
まぁ悪い意味で世界戦略モデルになったと言いますか、個性がなくなったように見えます。(性能は別として)
その狭いマーケットを狙っているのだとは思いますが、パイの大きい市場を狙ってRE-71RSとS007の中間あたりの商品を作った方が戦略的に良くないのだろうかと一人考えます。
ポテンザのラインナップとして、RE-12 RE-11などもありますが、本当にピンポイントでしょう。
004じゃ足りないし、001はRFTとなっていますから、一番大きなパイともいえるスポーツラグジュアリー層に充てるのは実質007のみと言えます。
そうなると、ミシュランやピレリ、コンチネンタルと大きく路線を変えたように見えます。
つまりそのあたりの層にもレグノを推しているのだと思うのです。
国内需要はいいとして、世界戦略的に弱くないのだろうかと心配になります。
コメント
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