晴れ。暖かい。
小林信彦「小説探検」を久方ぶりに読む。
これはどこかで文庫になっているのだろうか。
「小説世界のロビンソン」はなっているのだからこれもと思うのだけれど。
15年前に書かれてはいるものの
おそらく今でも著者が提出した同じ課題が残されたままのはず。
ある時期以降小説を読まなくなっているので
とりあえずパトリシア・ハイスミスを読んでみよう。
いわゆる「論争」が蓄積されないままになりがちな日本で
著者はひとりで「体系」を作って「最低限の常識」を表しているのがすごい。
まともなものがなぜか日陰の道を歩まされるのだから
これくらいのことをしないとダメなのだろう。
やれやれ。
ついでに谷崎潤一郎も全部読み返すべきか。
小林信彦「小説探検」を久方ぶりに読む。
これはどこかで文庫になっているのだろうか。
「小説世界のロビンソン」はなっているのだからこれもと思うのだけれど。
15年前に書かれてはいるものの
おそらく今でも著者が提出した同じ課題が残されたままのはず。
ある時期以降小説を読まなくなっているので
とりあえずパトリシア・ハイスミスを読んでみよう。
いわゆる「論争」が蓄積されないままになりがちな日本で
著者はひとりで「体系」を作って「最低限の常識」を表しているのがすごい。
まともなものがなぜか日陰の道を歩まされるのだから
これくらいのことをしないとダメなのだろう。
やれやれ。
ついでに谷崎潤一郎も全部読み返すべきか。
>これはどこかで文庫になっているのだろうか
文春文庫の「読書中毒 ブックレシピ61」が該当します。「小説探検」とかつて週刊文春に連載していた読書日記のうち、「本は寝ころんで」「〈超〉読書法」に収録されていない分を合体させたものです。
「小説探検」は何度も読み返しています。