晴れ。30度超えの暑さ。
今宵は研修で老舗バーはお休み。
「宿題」の木下惠介のDVDをまだひとつも観ていないので
とりあえず明日は観ることにしたい。
吉村仁「強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論」を読む。
人類はなぜ狩猟・採集生活をやめて農業を始めたのか。
獲物がとれなくなって穀物を育てるよりなかったから。
海で生まれたはずの生命はなぜ陸に上がったのか。
海が「安心して暮らせる環境」ではなくなったから。
「そうせざるを得ない状況=環境の変化」と
それに対する適応能力こそが「進化」のカギであるというのがポイント。
ある環境への「過剰適応」は「安定した環境」においては役立つものの
「変化の激しい環境」においてはむしろ「絶滅」を招くことなど。
よくよく考えてみれば「当然の結論」か。
なぜこの考え方がその世界で「主流」にならなかったのかが素人には疑問。
おそらく無意識のうちに動物や植物に「人間のような『主体性』」を見ていたせいではないか。
われわれ人間も結局のところ「環境」には適応するしかない「無力さ」を見逃すために。
深夜マル激を観る。
Nコメでは「舛添問題」の背後にある官僚の政治家に対する優位と「権力闘争」について。
「セコさ」だけを見る「幼稚さ」から脱しようという掛け声。
本編は「18歳選挙権」に反対する精神科医斎藤環を迎え
「試行錯誤」あるいは「弱者」に対するサポートもないまま「義務」を押し付ける「村人性」について。
身近な若者たちの「幼児性」にあきれることが多い身としては大いにうなずく。
もっともそう言う自分が「子ども」だったりするので厄介。
「ひきこもり」の実情を聞くにつけ
そういえば結構当てはまる部分があるなと再確認。
「重ねた年は伊達じゃない」と思いたいところではあるけれど。
こればっかりはどうしようもない。
「ひきこもりが『クソ社会』に復帰する意味はあるのか」という宮台真司に笑う。
その「正しさ」は「現実と多数決」に必ず負ける類いのものなので。
もっともその種の「勝ち負け」などどうでもよく
それでも主張するのがある種の「美学」なのだと受け止めておく。
今宵は研修で老舗バーはお休み。
「宿題」の木下惠介のDVDをまだひとつも観ていないので
とりあえず明日は観ることにしたい。
吉村仁「強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論」を読む。
人類はなぜ狩猟・採集生活をやめて農業を始めたのか。
獲物がとれなくなって穀物を育てるよりなかったから。
海で生まれたはずの生命はなぜ陸に上がったのか。
海が「安心して暮らせる環境」ではなくなったから。
「そうせざるを得ない状況=環境の変化」と
それに対する適応能力こそが「進化」のカギであるというのがポイント。
ある環境への「過剰適応」は「安定した環境」においては役立つものの
「変化の激しい環境」においてはむしろ「絶滅」を招くことなど。
よくよく考えてみれば「当然の結論」か。
なぜこの考え方がその世界で「主流」にならなかったのかが素人には疑問。
おそらく無意識のうちに動物や植物に「人間のような『主体性』」を見ていたせいではないか。
われわれ人間も結局のところ「環境」には適応するしかない「無力さ」を見逃すために。
深夜マル激を観る。
Nコメでは「舛添問題」の背後にある官僚の政治家に対する優位と「権力闘争」について。
「セコさ」だけを見る「幼稚さ」から脱しようという掛け声。
本編は「18歳選挙権」に反対する精神科医斎藤環を迎え
「試行錯誤」あるいは「弱者」に対するサポートもないまま「義務」を押し付ける「村人性」について。
身近な若者たちの「幼児性」にあきれることが多い身としては大いにうなずく。
もっともそう言う自分が「子ども」だったりするので厄介。
「ひきこもり」の実情を聞くにつけ
そういえば結構当てはまる部分があるなと再確認。
「重ねた年は伊達じゃない」と思いたいところではあるけれど。
こればっかりはどうしようもない。
「ひきこもりが『クソ社会』に復帰する意味はあるのか」という宮台真司に笑う。
その「正しさ」は「現実と多数決」に必ず負ける類いのものなので。
もっともその種の「勝ち負け」などどうでもよく
それでも主張するのがある種の「美学」なのだと受け止めておく。
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