退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ある種の淡泊さとわれわれが実はアンドロイドであること」について

2016-10-02 00:57:58 | Weblog
くもり。夜に霧雨。

今宵も老舗バー。

店に入った時は盛況だったもののやがて閑散と。
いつものように映画と音楽の話など。

マスターに「あなたはどんな人生を送ってきたの?」と聞かれて
「好きに本が読めればいいのが基本です」。

「好きな食べ物は?」には「豆腐です」。
「あまり食には興味ありません」。

またまたブルーレイを5枚借りてくる。
「消化」しきれるかどうか微妙。

霧雨の中帰宅してシャワーを浴びすっきり。

K・C・コール「おしゃべりな宇宙」を読む。

あれこれ科学の話題をわかりやすく紹介してくれる内容。
ただしオリジナルは13年前に出たものでいささか古い。

最近では木星の衛星エウロパに水があるという話もあった。
別な惑星での「生命発見」はあるのだろうか。

物理の世界に入るといわゆる「目に見えている世界」が「崩壊」する。
もっとも所詮は「感覚器官が再構成したもの」なので「世界のリアル」には触れようもなく。

「機能の限定されたスーツ」を着て情報収集しているだけだと思えばよさそう。
元々われわれは「アンドロイド」のようなものかも。

映画の中のアンドロイドは「人間らしさ」を十分に発揮するにもかかわらず
「現物」はむしろ「非人間的」だったりするのがややこしい。

どっちがマシかは言うまでもない。
「あたたかな家族」同様あまり存在しないものが「理想」として描かれる模様。

その「事実」からきちんと「現実」を推測できるように。
コメント
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