退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「素敵な大人とそうはなれない自分」について

2016-06-02 03:16:14 | Weblog
晴れ。風強し。

川又一英「ヒゲのウヰスキー誕生す」を古本屋で買って読む。

2年前のNHK朝ドラ「マッサン」のオリジナル・ドキュメンタリー。
単行本は昭和五十七年(1982年)に出されたもの。

三十年以上たってドラマになるのにふむふむ。
大正時代に英語のできた酒屋の息子がスコットランド留学し地元の女子と結婚するだなんて。

「本物」を追い求めるという意味では今どきにない素晴らしさ。
妻となったリタの心の強さにも驚く。

昔の「交通」を思い現代のそれを思うにつけても
好ましい交わりがもっと各地で普通にあれば。

ドラマの主題歌中島みゆき「麦の歌」も素敵だった。
この話をオペラあるいはミュージカルにして世界に届けたらきっと多くの人々に受け入れられるはず。

関係各位には是非一考願いたいところ。
いつまでも「蝶々夫人」だけじゃね。

ジンばっかりじゃなくてたまにはうまいスコッチも飲まなきゃ。
老舗バーにはあれこれあるのでちょいと教えてもらえばいいだけだったり。

ただ「ジンの人」として店に慣れてしまったので今さらという気分も。
一杯ずつ徐々に飲めば何とかなるか。

大昔にグレンフィディックとグレンリヴェットは飲んだことがあり
どちらかと言えば後者が旨かったようなあいまいな記憶が残っているだけ。

喫煙者であることを勘定に入れれば
「スモーキー」である代物を選んだ方がいいのか。

これまた大昔にサントリーの経営するジガー・バーで
ついつい飲んでしまい財布の中身では足りなくなって金を取りに戻ったことなど。

いやはや「やらかし具合」はおそらく今も変わらず。
「素敵な大人」にはなれそうもないことをあらためて感じ入った次第。
コメント
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