くもり。蒸し暑い。
昨夜はPCが突然ネットにつながらなくなった。
深夜に遊べず本を読みながら寝てしまう。
中島哲也「告白」を駅前のミッドランド・スクエア・シネマで観る。
実に久方ぶりの映画館。
郊外にあるシネマ・コンプレックスそのままの造り。
10分前にしか客を入れないのが「仕事」を減らすのだろう。
松たか子の「慟哭」の芝居に工夫あり。
犯人たちだけでなく「普通の」クラスメートたちも問題だという解釈で。
描かれる分量が圧倒的に多いのが「母」のダメさ。
この「父の不在」はどうしたことだろう。
登場人物たちが「鏡」に映されることが少なくないのも忘れずに。
「少年法」という単語もやたらに出てくる。
女子が「事情」をわかっていて
男子は「ひとり芝居」をしている設定。
感情の交通の「貧しさ」は圧倒的だけれど
ここには経済的な「貧しさ」がない。
種類の異なる「貧しさ」は
いずれも「資本制」の行き過ぎた結果だと思えば交わるのか。
いわゆる「熱血」のダメさ加減も
ふたりの男子を使ってしっかり描かれているけれど。
この「救いようのなさ」を知れば
人は「やさしく」なれるのだろうか。
昨夜はPCが突然ネットにつながらなくなった。
深夜に遊べず本を読みながら寝てしまう。
中島哲也「告白」を駅前のミッドランド・スクエア・シネマで観る。
実に久方ぶりの映画館。
郊外にあるシネマ・コンプレックスそのままの造り。
10分前にしか客を入れないのが「仕事」を減らすのだろう。
松たか子の「慟哭」の芝居に工夫あり。
犯人たちだけでなく「普通の」クラスメートたちも問題だという解釈で。
描かれる分量が圧倒的に多いのが「母」のダメさ。
この「父の不在」はどうしたことだろう。
登場人物たちが「鏡」に映されることが少なくないのも忘れずに。
「少年法」という単語もやたらに出てくる。
女子が「事情」をわかっていて
男子は「ひとり芝居」をしている設定。
感情の交通の「貧しさ」は圧倒的だけれど
ここには経済的な「貧しさ」がない。
種類の異なる「貧しさ」は
いずれも「資本制」の行き過ぎた結果だと思えば交わるのか。
いわゆる「熱血」のダメさ加減も
ふたりの男子を使ってしっかり描かれているけれど。
この「救いようのなさ」を知れば
人は「やさしく」なれるのだろうか。