快晴。雲ひとつなく澄んだ空。
柳田国男「日本の昔話」を読む。
全部で106の昔話が収録されている。
基本は「見ず知らずの他者に親切にしたらいいことがあった」というもの。
ただしその中にはなかなか楽しいものも含まれている。
たとえば「海月骨なし」というクラゲがなぜ軟体になったかという話。
あるいは「百足の使い」におけるムカデの「言い訳」。
「物おしみ」という話の「ケチぶり」の深さ。
みんなで読み比べて点数をつけるというゲームをすると
おそらく各自のセンスがそこに現れるはず。
さぞや楽しかろうと思うものの
残念ながらこの文庫は絶版になっているらしい。
新刊本屋に読みたいものが少ない現在、
こういう本こそ置いてもらいたいものではあるのだが。
柳田国男「日本の昔話」を読む。
全部で106の昔話が収録されている。
基本は「見ず知らずの他者に親切にしたらいいことがあった」というもの。
ただしその中にはなかなか楽しいものも含まれている。
たとえば「海月骨なし」というクラゲがなぜ軟体になったかという話。
あるいは「百足の使い」におけるムカデの「言い訳」。
「物おしみ」という話の「ケチぶり」の深さ。
みんなで読み比べて点数をつけるというゲームをすると
おそらく各自のセンスがそこに現れるはず。
さぞや楽しかろうと思うものの
残念ながらこの文庫は絶版になっているらしい。
新刊本屋に読みたいものが少ない現在、
こういう本こそ置いてもらいたいものではあるのだが。