深夜久方ぶりのDVD鑑賞。
吉田喜重「吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界」。
晩年の作品に批判的な文章を投げかけた監督に
小津は松竹監督会の酒宴で監督の前に座りほとんど言葉もないまま飲んだ。
あまりにも有名なエピソードだけれど
監督はさらに小津に答える「義務」を与えられたということだろう。
「事物が人を見る」という解釈は非常に面白い。
「ずれと反復」に意味を見出したというのも非常に説得的。
個人的には「東京物語」「晩春」の生々しい原節子の表情や
岸恵子、岡田茉莉子、司葉子、岩下志麻の魅力をあらためて味わえたのに感謝。
笠智衆の表情はボーッとしている時が一番いいのだというのも再確認。
それにしても佐分利信の「無骨」はやはり素敵。
NHKの「ETV特集」をまとめたもので
反復される小津作品の映像がまるで「迷路」のような世界。
吉田喜重「吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界」。
晩年の作品に批判的な文章を投げかけた監督に
小津は松竹監督会の酒宴で監督の前に座りほとんど言葉もないまま飲んだ。
あまりにも有名なエピソードだけれど
監督はさらに小津に答える「義務」を与えられたということだろう。
「事物が人を見る」という解釈は非常に面白い。
「ずれと反復」に意味を見出したというのも非常に説得的。
個人的には「東京物語」「晩春」の生々しい原節子の表情や
岸恵子、岡田茉莉子、司葉子、岩下志麻の魅力をあらためて味わえたのに感謝。
笠智衆の表情はボーッとしている時が一番いいのだというのも再確認。
それにしても佐分利信の「無骨」はやはり素敵。
NHKの「ETV特集」をまとめたもので
反復される小津作品の映像がまるで「迷路」のような世界。