フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月13日(水) 晴れ

2023-12-14 18:17:56 | Weblog

8時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ(いつもは2本だが袋の中に3本の残っていたので)。サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日の夕刊の一面。1015億円か。額が大きすぎてピンとこない。よく広さについては「東京ドーム〇個分」という表現が使われるが、金額に関しては何かないかな。・・・今年度のわが大田区の一般予算(3147億6千万円)の3分の1に相当する。これは、すごい。

「ローカルな比喩ですね」

昨日のブログを書いていると、卒業生のユウカさん(神戸在住)からクリスマスのお菓子が届いた。

さっそくいただく。ありがとうございます。

昼食は「ホンズキッチン」に食べに行く。

牛肉のフォーを注文する。

厨房には新しい方が入っている。ウェイさんが目の具合が悪くて病院へ行くというので、ピンチヒッターのようである。お名前はクインさん。18歳のときにベトナムから日本に来られて、翌年に日本の男性と結婚し、いまは3人の男の子のお母さんである。旦那さんが交通事故に遭ったりしてなかなか大変だった時期もあったようだが、とても明るく、前向きな方である。

「クイン」とはベトナムの花の名前で、一晩しか咲かない花で、日本で言えば「月下美人」の仲間のようである。

夕方から大学で会議があるのだが、大森で途中下車して、先日「sanno2198」で話を聞いた新しいカフェ「本の庭」に行ってみることにした。こういうのは「いつかそのうち」にしないことにしている。

ジャーマン通りから山王小学校の横の道を住宅街に入る。

やっていました。営業日は水・木・金・土の週四日。玄関先の紅葉が見ごろである。

店主さん(奥の方)とお手伝いの方(先日「sanno2198」でお目にかかった)のお二人でやっている。11月15日にオープンしたばかりでちょうど一カ月が経ったところだそうだ。

店内は明るい。ご自宅の一部を改造してカフェにしたようで、テラス席もある。

店主さんが注文を取りに来られた。ブレンド珈琲と、何かスイーツをとメニュー見ながら考えていると、「シフォンケーキは二種ありまして、スパイスシフォンは大人の味です」と言われた。では、子どもの味(蜜柑マーマレードシフォン)の方をお願いします(笑)。

注文したものを待っている間、テラス席に出てみる。ワンちゃんOKの人気席らしい。

本棚を眺める。ハイブロウな本が並んでいる。どなたかの蔵書だろうか。

しかし、どなたかの蔵書にしてはきれいな本ばかりだ。古本ではない。

と、ここで気づいた。「水声社」という出版社の本ばかりなのである。

きっと店主さんの関係者(ご家族?)に「水声社」の方がいるのだろう。

『本の庭へ』というタイトルの本を見つけた。本をめぐるエッセー集である。このカフェの店名はこれに由来するのかしら。

注文したものが運ばれてきた。本を読みながら、いただく。初訪問の記念に購入しよう。

支払いのとき本を購入する旨を告げると、お手伝いの方が「店主さんがこの本の著者です」と言ったので、驚いた。いや、うすうすそうなんじゃないかと思ってはいたのだ。

サインをお願いした。本書の「著者について」には、「一九五〇年、東京都に生まれる。成城大学、ソルボンヌ・ヌーヴェル大学修士。もと成城大学講師。専攻、美学、フランス文学。」とある。主な著書として『書物の迷宮』(一九九六年)などが紹介されている。今度、お暇な時間にお話をさせてください。

大学へ。4時半から現代人間論系の教室会議。

会議は1時間ほどで終わる。

大井町で途中下車して「ヤマダ電機」に寄る。デジカメの修理が終わったと連絡があったのである。

この「修理受付カウンター」には何度もお世話になっている。今回も修理費は無料。恐縮です。

夕食はカジキのソテー、ジャガイモのポタージュ、ごはん。

食事をしながら『コタツのない家』第8話(録画)を観る。

食後にいただきもののお菓子を食べる。

今日が「ライフストーリーの社会学」第9回のレビューシートの提出締切日。一心不乱に目を通し、明日に持ち越さないで、チェックを終える。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。