モーツァルトは早逝したけど、身体自体はとてもやわらかかった人だと思う。
「戴冠式」と、最後の27番を弾いてると、音型がホントに渦巻く。
しなやかな曲線。
それとは別に、次から次へと尽きないアイデア。
だから「戴冠式」はこんなに大きな曲になったのね。
でも。
物凄くナチュラル。
ハーモニーの、大胆で微妙なところ。
光と翳。
・・なのに、ホントは半音でつながってる。。。
「戴冠式」と、最後の27番を弾いてると、音型がホントに渦巻く。
しなやかな曲線。
それとは別に、次から次へと尽きないアイデア。
だから「戴冠式」はこんなに大きな曲になったのね。
でも。
物凄くナチュラル。
ハーモニーの、大胆で微妙なところ。
光と翳。
・・なのに、ホントは半音でつながってる。。。
企画的には無謀とも言えるシリーズでしたが、モーツァルトの至高とも深淵とも言えるピアノ協奏曲群を、いっしょに聴いてくださるお客様がいらっしゃり、その音楽を共有する時間を過ごせたことは、本当に幸せなことだったと思います。
27番のモーツァルトの境地、なにかとても透明感があって、秋の明るい空がいつまでも遠く見えるようです。
14番・26番も良かったですが、27番は最初の4小節からして「人生の秋」を感じさせますね。緩徐楽章も前2曲に比べ格段に深い!先生の演奏も一段と思い入れがこもっているように感じました。また機会がありましたら2台ピアノのソナタなどもお聴かせください。