河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

シューマン講演会

2009-05-17 23:42:32 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
「シューマンの青春」と題する講演会、本日無事終了。
40名ほどの方が参加、皆さん熱心に聴いてくださいました。

講演会の中で
いつも少しだけ演奏もするのですが、

今回演奏予定の「子供の情景op.15」の第1曲目冒頭に
B(シ♭)A(ラ)C(ド)H(シ)・・・「バッハ」が隠されていたことに
昨日の夜中になって気づいて(アセリ)!

皆さんに渡す資料を
今朝になってもう一度作り直す、というハメに。

この曲って
もうン十年も弾いてるのだけど
今まで気づかんかった~。

今日は他に
「謝肉祭」の中の「ASCH」の話(文字=音符・・そういうシバリがあるからこそ作品として長く残る・・てなこと)をはじめ

「詩人の恋」の、歌詞と音楽の絶妙なバランスのこと
プラス、このいかにも切ない音楽はなぜ「切ない」と感じるのか
(音型+音程のぶつかったものが解決する等)とか、

「フモレスケ」の中の「演奏されないが心の中で聞く音符」の話、

あるいは
ショパンとシューマンの違いなどをお話しました。

ピアノコンチェルトも少し聴いてもらって
その中に
「謝肉祭」の中の「ショパン」とそっくりな部分があるのも聞いて頂きました。

あっという間の2時間でした。

次回はラヴェルを取り上げる予定です。
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