中日新聞の読者投稿欄に「車手放して健康生活に」というタイトルで84歳の男性が投稿されていました。
娘や孫に「車を運転するのをやめて」とたびたび言われたが、毎日の生活が不便になるためずっと先延ばしにしてきた。
それでも歩行が十分なうちの方がいいだろうと判断して五月、思い切って車を手放した。
自宅から1.5キロほど下ったところにスーパーやドラッグストア、コンビニなどがあるので健康のためウォーキングで出掛けるようにしている。
帰路は荷物があるときが多いのでスーパー近くに停留所があるバスを利用している。
あらかじめバスの時刻表を調べておかねばならないが、それもこれも軽い脳トレだと思っている。
車を手放したのは頭と体の健康のためにも良かった気がしている。
以上です。
車の運転を止める判断は、なかなか難しいですね。
投稿者さんはスーパーやドラッグストア、コンビニなどが1.5キロの近くにあるのに84歳まで運転を止める決断ができなかった。
そう考えると不便なところに住んでいる方は、なかなか運転を止める決断が出来ないでしょうね。
うちのかみさんは車の運転に自信がないので、75歳で止めようと考えています。
かみさんの友人は70歳で止められました。
私から見ると「ちょっと早いなぁ」と思います。
まだ老人施設で介護職をされていますが、今年の春からバス通勤をされています。
初めからそのつもりで駅から近いところにマンションを買われました。
しっかり計画を立て、それを実行されています。
その話をかみさんから聞いて、70歳になっても施設から「バス代を払うから来て欲しい」と言われるだけの人は違うなぁと感心します。
かみさんのもう一人の72歳の友人はクルマ大好き人間で、暇さえあれば車で遠くの名所へ出かけられます。
一昨年 新車を購入されたので、まだまだ運転を楽しまれるようです。
車の運転のやめ時の判断も、人それぞれですね。
因幡 晃 「わかって下さい」