”制覇”好きなぼくは(汗)、昨日は南足柄の大雄山最乗寺に出掛けた。何の制覇かというと、こうだ。3キロ余りの長い参道に、二十八の、江戸時代の星座の名前をつけた灯篭が入り口の1丁目から境内奥の二十八丁目まで並んでいるのだが、それらをひとつ残らず捜しだし、カメラに写すということです(大汗)。
今年のはじめ、平塚市博物館で”星々のみちびき/大雄山参道二十八星宿灯”という企画展が開かれていて、とても興味深く観させてもらった。星宿灯の存在それ自体が面白いし、それらを建てた講のひとつが、足柄から遠く離れた浅草の新吉原講であることにも驚いた。展覧会では、これらの星宿灯をつぶさに調べ上げ、全部で42基あり、それらは、元治元年(1864)の小田原・誠信講と明治40年(1907)の新吉原講によって、二次に渡って造られたもの(失われた二宿分は平成)であることを明らかにしている。
是非一度、自分の目で確かめてみたいと思っていたのだが、なかなか実現しなかったのだ。小田原発の大雄山線の終着駅に降りたった。足柄山の金太郎さんが出迎えてくれた。まず、参道一丁目まではバスに乗った。
そしてバス停周辺を、きょろきょろ探す。まず、”日月星宿”の石塔が目に入る。これから始まる星宿灯参道の表札みたいなものだ。そして、その反対側の道路沿いの、幼稚園の手前にも石塔らしきものが。つかつかと忍者のように近づく。おおっ、”角壱丁目”の文字が。角は星座の名前だ。明治40年とあるから新吉原のものだ。まず第一目標達成だ。
そして、100メートルも歩くと、二丁目が。これは道の両側にある。小田原講と新吉原講のふたつとも残っている。そして、三丁目も容易にみつかる。そして、仁王門がみえてきた、この近くに四丁目があるはず。むむむ、行ったり来たり、なかなか見つからない。早くも挫折か。近くの石に腰かけて、図録をみる。なんとな、”植え込みに隠れる”の文字が。そ、そそういうことだったのか。植え込みを、分けいっても分けいっても青い山、あ、あった!ひとつの難関を突破した。
さらに、5,6、7と順調に踏破していく。仁王門からは車道とは別に、プロムナードも、山門前まで走っている。石灯籠が車道の向こう側にある場合もあるので注意して歩く。こうして、果てしない旅が続く。途中で、面白きなき世を面白くさせるため、ゴールの二十八丁目を人生の終点と考えてみた。28x3で84歳が終点、10丁目のときは30歳というふうに。だんだん年を重ねていった。
18丁目茶屋があった。54歳か、上から下から文句を言われる年だったな、一休みすんべえ。20丁目。もう還暦か、定年退職の年。しかし、まだ山門にも辿りつかない。まだ一人前ではない、ということか。実際そうだったな。そして、22丁目。今のオレだ。なななんと、まだ山門を潜れない。道了尊バス停前でござんす。修業が足らない奴は駅まで引き返せということか。うーん、しかし、ここまで来て、戻るわけにはいかないノダ。
そして、山門の手前が二十四丁目。やっと潜って二十五丁目。75歳だ。後期高齢者になって、やっと一人前になるのだ。そういえば、平櫛田中は、”六十、七十、はな垂れ小僧、 男盛りは百から百から”と言っていたっけ。境内に入る。二十六丁目、そして巨大な天狗の下駄(ここは天狗信仰の山なのだ、3年ほど前の横浜の歴史博物館の天狗展でも紹介されていたノダ)の横に、二十七丁目。81歳はもう天狗になって、何を、言ってもいいノダ。
いよいよ、最後の二十八だ。これさえ見つかれば、ぼくの大雄山参道二十八星宿灯、全制覇が成就する。わくわくどきどき・・・しかし・・な、なない。ない。なくて七癖、図録を拡げる。でも、見つからない。図録のマップが間違っているのかもしれない、不安になる。最後の最後で脱落か。さすれば、ぼくのこれまでの人生は何だったのか。終わりワルければ、すべてワルしというではないか。
境内をぐるぐる回っても、みつからない。10分たつ、15分たつ。天狗の下駄はいくつも見つけたが(汗)、肝心のあれはまだだ。と、そのとき、・・はて、あれは・・・石垣をバックにして保護色のように隠れているあの石塔らしきものは・・・わくわくどきどき・・がくん(石に躓く)・・・ごくん(生唾を飲みこむ)・・近づく。石塔には、星座名 軫(しん)、そして二十八丁目の文字が。それも、小田原講と吉原講の二つが並んで。
ついにやった、大雄山参道二十八星宿灯、全制覇。こうしてぼくの星宿灯人生街道もここで無事終わりを迎えた。実際、二十八丁目まで生きられるかどうかは保障の限りではありません。
・・・・・
江戸の星座、吉原遊郭と最乗寺との関係については、改めて報告したいと思います。また、全制覇証拠写真もそのときに。
駅前の金太郎

参道

山門

天狗の下駄

境内

角壱丁目

今日は、暑いけれど、涼しい風も吹いていました。大雄山の天狗さまのおかげと思います。

今年のはじめ、平塚市博物館で”星々のみちびき/大雄山参道二十八星宿灯”という企画展が開かれていて、とても興味深く観させてもらった。星宿灯の存在それ自体が面白いし、それらを建てた講のひとつが、足柄から遠く離れた浅草の新吉原講であることにも驚いた。展覧会では、これらの星宿灯をつぶさに調べ上げ、全部で42基あり、それらは、元治元年(1864)の小田原・誠信講と明治40年(1907)の新吉原講によって、二次に渡って造られたもの(失われた二宿分は平成)であることを明らかにしている。
是非一度、自分の目で確かめてみたいと思っていたのだが、なかなか実現しなかったのだ。小田原発の大雄山線の終着駅に降りたった。足柄山の金太郎さんが出迎えてくれた。まず、参道一丁目まではバスに乗った。
そしてバス停周辺を、きょろきょろ探す。まず、”日月星宿”の石塔が目に入る。これから始まる星宿灯参道の表札みたいなものだ。そして、その反対側の道路沿いの、幼稚園の手前にも石塔らしきものが。つかつかと忍者のように近づく。おおっ、”角壱丁目”の文字が。角は星座の名前だ。明治40年とあるから新吉原のものだ。まず第一目標達成だ。
そして、100メートルも歩くと、二丁目が。これは道の両側にある。小田原講と新吉原講のふたつとも残っている。そして、三丁目も容易にみつかる。そして、仁王門がみえてきた、この近くに四丁目があるはず。むむむ、行ったり来たり、なかなか見つからない。早くも挫折か。近くの石に腰かけて、図録をみる。なんとな、”植え込みに隠れる”の文字が。そ、そそういうことだったのか。植え込みを、分けいっても分けいっても青い山、あ、あった!ひとつの難関を突破した。
さらに、5,6、7と順調に踏破していく。仁王門からは車道とは別に、プロムナードも、山門前まで走っている。石灯籠が車道の向こう側にある場合もあるので注意して歩く。こうして、果てしない旅が続く。途中で、面白きなき世を面白くさせるため、ゴールの二十八丁目を人生の終点と考えてみた。28x3で84歳が終点、10丁目のときは30歳というふうに。だんだん年を重ねていった。
18丁目茶屋があった。54歳か、上から下から文句を言われる年だったな、一休みすんべえ。20丁目。もう還暦か、定年退職の年。しかし、まだ山門にも辿りつかない。まだ一人前ではない、ということか。実際そうだったな。そして、22丁目。今のオレだ。なななんと、まだ山門を潜れない。道了尊バス停前でござんす。修業が足らない奴は駅まで引き返せということか。うーん、しかし、ここまで来て、戻るわけにはいかないノダ。
そして、山門の手前が二十四丁目。やっと潜って二十五丁目。75歳だ。後期高齢者になって、やっと一人前になるのだ。そういえば、平櫛田中は、”六十、七十、はな垂れ小僧、 男盛りは百から百から”と言っていたっけ。境内に入る。二十六丁目、そして巨大な天狗の下駄(ここは天狗信仰の山なのだ、3年ほど前の横浜の歴史博物館の天狗展でも紹介されていたノダ)の横に、二十七丁目。81歳はもう天狗になって、何を、言ってもいいノダ。
いよいよ、最後の二十八だ。これさえ見つかれば、ぼくの大雄山参道二十八星宿灯、全制覇が成就する。わくわくどきどき・・・しかし・・な、なない。ない。なくて七癖、図録を拡げる。でも、見つからない。図録のマップが間違っているのかもしれない、不安になる。最後の最後で脱落か。さすれば、ぼくのこれまでの人生は何だったのか。終わりワルければ、すべてワルしというではないか。
境内をぐるぐる回っても、みつからない。10分たつ、15分たつ。天狗の下駄はいくつも見つけたが(汗)、肝心のあれはまだだ。と、そのとき、・・はて、あれは・・・石垣をバックにして保護色のように隠れているあの石塔らしきものは・・・わくわくどきどき・・がくん(石に躓く)・・・ごくん(生唾を飲みこむ)・・近づく。石塔には、星座名 軫(しん)、そして二十八丁目の文字が。それも、小田原講と吉原講の二つが並んで。
ついにやった、大雄山参道二十八星宿灯、全制覇。こうしてぼくの星宿灯人生街道もここで無事終わりを迎えた。実際、二十八丁目まで生きられるかどうかは保障の限りではありません。

・・・・・
江戸の星座、吉原遊郭と最乗寺との関係については、改めて報告したいと思います。また、全制覇証拠写真もそのときに。
駅前の金太郎

参道

山門

天狗の下駄

境内

角壱丁目

今日は、暑いけれど、涼しい風も吹いていました。大雄山の天狗さまのおかげと思います。

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いきなり団子は熊本銘菓です。よろしくお願いします。一口食べると、一口昇格します。


























それでは、前回、咲いていなかったものを中心に出来るだけ多くの品種をアップしてみました。

































































