真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

女性の育休

2012年07月05日 | Weblog
女性社員が出産する際には「育児休業を取らずに退職してほしい」と25.3%の企業が考えていることが、求人紙を発行する株式会社「アイデム」のアンケートで6月29日、分かった。この数字から考えても、少子化が止まるはずもない。

女性社員の育休では「取得して復職してほしい」が30.4%、「どちらかといえば取得して復職してほしい」が44.3%。反対に「どちらかといえば取得せずに退職してほしい」が17.3%、「取得せずに退職してほしい」が8.0%だった。

また、女性管理職の有無で比較すると、いる会社は「取得して復職してほしい」が37.6%だったが、いない会社は21.6%で16ポイントの差が出た。会社の規模別では、大企業の方が取得を前向きに受け止めていた。

女性の育休に対してとらずに退職して欲しいと考えているからには、男性社員の育休取得に関しても相当低いすうじだろうと思ったのだが、やはり16.9%が「許容できない」と答えていて、納得というより、「そりゃ、そうでしょう」と呆れる。

アンケートはインターネットを通じて今年2月、6人以上の社員を雇用している1,439社を対象にアイデムが行った。アイデムの担当者は「育休取得への理解が企業に浸透していない状況が浮き彫りになった。国は積極的に啓発活動をしてほしい」としているが、一体何時の頃の話なんだろうと思うけど、これは先月末の調査結果なのだ。

この調査結果から、少子化、高齢化が叫ばれて久しいのに、なぜ結婚しても、出産しても、子育てをしながらも働き続ける環境造りが出来ないのだろうと複雑な思いがする。

2年生約60名の男女の理想的な働き方を授業で聞いたところ、90%の男子学生は家庭を大切にしたいと考えていて、仕事ばかりの人生なんて嫌だと思っているのだ。さらに出世だとか偉くなりたいなどと考えないと思っている学生も多く、優しい男子学生、ファミリー第一の男子学生が多いのには驚いた。

仕事が順調にいってれば、総てがうまくいっていると考えているので、今の若者、特に男子学生の将来像は理解不能なのだ。



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