まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

小品盆栽展です。

2005年09月24日 | 自然
 高松市の北端に高松城があります。正確には高松城址・・・というのでしょう。今は玉藻公園だとかいうております。

 ここのお殿様の十二代だかが盆栽に興味を持たれ、小さな植物を愛されました。まるで、手のひらに乗るような盆栽です。そもそも盆栽・・・というのが、お盆に載るような栽培方法です。それが手のひらに乗るくらいですから驚きです。それでいて、ちゃぁんと四季の移ろいを表現しなくてはなりません。

 えぇ、今は飛雲閣というのですが、昔の高松城の本丸で、その小品盆栽展が行われておるのです。

 屋根のない自然博物館を自負する「まほろば自然博物館」でありますが、こういうのを見ると・・・「人間って・・・偉大だなぁ・・」と思ってしまいます。そりゃぁ、自然のほうが、人類よりも数倍も数万倍も偉大なんですけれど・・・。

 やはり・・・その自然を制御できる人間って偉大だなぁ・・・と、ため息です。

 ハリケーン「リタ」や台風騒ぎで、報道の世界はにぎやかですが、自然の猛威の前になすべきことがない人たちと、自然を制御して共生している人たちがいる。
その不思議さに、こころふるえてしまう・・・私です。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。