まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

迷い道 秋の日暮れの 速いこと

2019年11月30日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は4.5度から11.5度、湿度は79%から62%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の12月1日の香川県は、高気圧に覆われて晴れるけれど、昼過ぎから湿った空気や低気圧の影響で曇り、夜は雨の降る所がある見込みなのだとか。

 

 118/68/69 36.5c-92% 70.4kg 1024hPa,18c,52% 体調は思わしくない。今日は妙に眠たいし、身体が重い。かと言って、どこが痛いわけでもない。

 

 今日のおばかさん第一号はこれ。脈拍や血圧を監視する「スマート・ウオッチ」なのだが、いくら充電しても充電できない。おかしいなぁと思っていると、

 

 そっちじゃない、USB端子が刺さっていないだけのお話し。これでは何十時間待っても充電はしてくれぬ。なんというおばかさんぶりなのか。自分でも呆れた。

 

 それはそうと、今度は我が家の周りで電気工事屋さんがウロウロしとるので、「誰に断って、我が家の敷地で何をやっとるんじゃい」と言うたところ、蜘蛛の子を散らすように帰ってしまった。で、夕方になって、このような書類を持ってきて工事概要の説明になった。「そんなに大声で話をするようなことでもないでしょうに・・・」と、奥方に叱られた。だいぶ、身体のことでストレスが貯まっているのかも知れない。

 

 さて、今日は「観光ガイド:へんろ道班」主催の、「ちょっと願興寺へ寄り道しませんか」というイベントの日だった。ところがなんでか今日は目が覚めたのが7時半。それからのんびりと起きて朝ドラを見て、チコちゃんを見ている間に、すっかりと集合時間を忘れてしまっていた。集合時間は8:40分・・・。

 

 おばかさんぶりにも呆れてしまう私であった。

 

 ちなみに、願興寺というのはこんなお寺さん。住所は香川県さぬき市造田是弘1248番地で、本尊は「聖観音坐像」で「脱乾漆造り」。高さ80.9cmで8世紀後半天平時代の作らしい。国の重要文化財に指定されており、脱活乾漆造りは内部は空洞なので軽く有事の際には抱えて逃げることが出来るそう。近年まで名も無き仏像であったが、再発見された形で見つかったもの。 なお、宗旨は真言宗で流派は善通寺派。

 

 ある時、持ち上げると上半身が転げ落ち、空洞と言うことが判明。木造でなく乾漆造りだとわかり、重文指定になったようである。この本尊は、毎月8日の午前10:30 ~ 12:00 の時間帯で拝観ができる。 10時30分から収蔵庫の鍵が開き、間近で拝観できるし、庫内は明るく細部まで分かる。

 

 これは絵はがきからの転写である。髻(もとどり)はいかにも奈良風に高く結い、地髪部にも細かい髪筋を刻み出し、面相も清純なおとめを思わせる巧みな技法をみせ、胸いちめんに広がる華麗な瓔珞(ようらく)はこの像をひときわ美しいものとしており、香川県下最古最美の像と言われている。

 

 木心乾漆造は、木で造った概略の原型の上に麻布を貼り、木屎(こくそ=木の粉や繊維くずなどを漆にまぜたもの)で肉付けをして仕上げる方法である。ともに優美な造型に特色がある。乾漆像は奈良時代に最も盛行し、平安時代初期に僅かに作例がみられるのみであるという。

 

 今日のお昼は昨日買って来たばかりの「ところてん」と「梅茶漬け」である。それにしても体重は少しも減ってはくれない。

 

 今日の掲示板はこれ。「どうせするなら気分よく 重い荷物も軽くなる」というもの。ぶつぶつと不満を言いながら不機嫌に仕事をしている人を見るのは気分が良くない。それが身近な者であればなおさらである。嫌々やっているようでは仕事の能率も上がるはずがない。どうせやるなら、何事も前向きに嬉々としてやろうではないか。上機嫌で仕事をする者の周りには自ずと支援者や協力者が集まってくるに違いない。私自身に言い聞かせたい言葉を選んでみた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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