ゴエモンのつぶやき

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島原療護センター障害者虐待:実刑判決 被害者長男「全容解明を」 /長崎

2013年04月20日 02時49分02秒 | 障害者の自立
 島原市礫石原(くれいしばる)町の身体障害者支援施設「島原療護センター」の虐待事件で18日、傷害罪に問われた元職員に懲役1年4月(求刑・懲役2年)の実刑を言い渡した長崎地裁判決。荒木未佳裁判官は「被告の正当防衛的な行為だった」とする弁護側の主張を受け入れず「短絡的な犯行」と指摘した。

 また、「事件の背景に施設の過密労働があった」とする主張について判決は「そのような状況の解消手段として入所者への暴力が許されるはずもない」と指摘した。

 被害者男性(76)の長男(47)は報道陣に「父に抵抗されたことがあたかも暴行の原因であるかのような言い訳に終始した被告に対し、妥当な判決」と述べた。また、別の元職員も在宅起訴されたことを受け「父に対する法人ぐるみの虐待・暴行の全容が明かされることを切に望みたい」と述べた。

 施設を運営する「社会福祉法人幸生会」(諫早市)は魚谷茂雄理事長名で謝罪文を報道陣に公表。また、川畑一隆総務部長は「判決を厳正に受け止めている。入所者に対する暴力があってはならない。今後、研修などを通して再発防止に努めたい」と語った。

毎日新聞 2013年04月19日 〔長崎版〕

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農業で知的障害者ケア 水沢に新福祉施設開所

2013年04月20日 02時41分07秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「はぐるまの会」(本部多摩区菅馬場・澤俊男代表)が、区内水沢に知的障害者作業所とケアホームを併設した福祉型農園「はぐるま稗原農園」をオープンさせた。農作業に特化した地域作業所は市内で初。

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 同会は、市内北部を中心に4つの作業所と10カ所のケアホームを運営。麻生区片平地区で12年前から重度の知的障害者の園芸療法として農作業を実践。今回の施設は、療養だけでなく経済的自立への労働の場としての機能をはじめ様々な役割も担っている。知的障害者は、農家や市民グループの指導の下、土づくりから農作物の収穫までを行い、農業を中心とした生活を通じて情緒の安定を図る。同時に作物の販売などによる地域とのふれあいや環境保全のために活動する企業や市民グループなどとも連携するなど、開かれた福祉施設をめざしている。

 同会法人本部の福田真さんは「地域の自然とコミュニティづくりに貢献できる新しい福祉施設の在り方を稗原から発信していきたい」と話す。

 農地は、地主の岸井勇さんが30年の賃貸借契約で提供した。4月12日の開所式で岸井さんは「先祖代々、大切に守ってきた農地を”はぐるまの仲間たち”に託したい。働く人たちやボランティアの皆さんは、地域の宝物です」と祝辞を述べていた。

 農園の面積は約1500平方メートル。敷地内に1階が農業作業所、2階がケアホーム(居住スペース)の建物を併設している。ケアホームの定員は10人、作業所の定員は13人。住所は区内水沢2丁目10番の2。


12日に開所した「はぐるま稗原農園」

2013年4月19日号


車所有障害者の生活保護認定 大阪地裁判決

2013年04月20日 02時37分48秒 | 障害者の自立
生まれつき歩行が困難で生活に車が必要な女性が、車の所有を理由に生活保護費の支給を打ち切られたのは違法だと訴えていた裁判で大阪地裁は19日、女性の訴えを認めた。訴えていたのは大阪府枚方市の佐藤キヨ子さん(73)。佐藤さんは生まれつき股関節に障害があり歩行が困難なため病院への通院のほか買い物などの日常生活で車を使っていた。しかし7年前、生活保護を受け始めた際に枚方市から「通院以外での利用は認められない」として車の所有を理由に生活保護費の支給が打ち切られ、その後の再申請も却下されたため処分の取り消しなどを求めていた。大阪地裁は判決で「原告が日常生活で車が必要なのは明らか。通院以外の日常生活での利用もむしろ当然に認められる」として原告の訴えを認め、枚方市に約170万円の支払いを命じた。枚方市は「判決内容を精査し対応を検討していく」としている。

[ 4/19 18:34 読売テレビ]

「常習性否定できず」障害者虐待元職員に実刑判決

2013年04月20日 02時35分36秒 | 障害者の自立
 長崎県島原市の障害者支援施設「島原療護センター」の複数の入所者に暴行を加えて大けがを負わせたとして、傷害罪に問われた元職員で介護福祉士、金子修被告(29)の判決が18日、長崎地裁であった。荒木未佳裁判官は「体の自由が利かず、意思表示や反論も十分にできない被害者を支援すべき立場なのに、粗暴で卑劣な犯行だった。常習性も否定できない」と述べ、懲役1年4月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。

 この事件では、約40人いた職員のうち被告以外にも1人が傷害罪で起訴され、5人が罰金命令を受けており、長期にわたる「密室での障害者虐待」が浮き彫りになった。

 判決によると、金子被告は2007年12月14日夕、交通事故の後遺症で寝たきりでしゃべることもできない男性(76)の排せつを介助した際、抵抗されたことに怒り、男性の右腕を数回殴って骨折させた。08年7月1日朝には、半身まひの男性(47)の脇腹を殴って肋骨(ろっこつ)を折る重傷を負わせた。

(2013年4月19日 読売新聞)

知的障害者の就労支援 - 30日に香芝でカフェオープン

2013年04月20日 02時30分51秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人以和貴会(下村卓司理事長)は香芝市磯壁のボノボビルに知的障害者の就労支援事業として「ナチュラルカフェ・モンステラ」を30日にオープンさせる。18日、吉田明弘市長や河杉博之議長ら関係者約60人を招いて内覧会を行った。

 同カフェは天然酵母を使用した手作りパンや低農薬・有機栽培の野菜を使ったサンドイッチを提供。隣接するスイーツファクトリーのケーキやプリンと共に持ち帰りもできる…


プレオープンしたカフェの店内=香芝市磯壁

2013年4月19日 奈良新聞