ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

虚偽申請4084万円受給 『障害児に別サービス』

2010年04月30日 01時41分35秒 | 障害者の自立
 鶴ケ島市のNPO法人「鶴ケ島ひまわり福祉会」(岡野公一理事長)が、日高市など六市三町から介護給付費や補助金など総額約四千八十四万円を不正受給していたことが二十八日、県と各市町の調査で分かった。県は十七日付で、障害者自立支援法などに基づき、同福祉会に対し、障害者福祉サービス事業者などの指定と、NPO法人の認証を取り消す処分をした。

 県によると、同会は二〇〇六年四月~〇九年十一月、ホームヘルパーを障害児宅に派遣したと偽り、入間市など五市町から計約千四百四十万円の介護給付費を不正受給。さらに、障害者の外出のためにヘルパーを派遣する事業の補助金なども八市町から不正受給していた。同会ではヘルパーは派遣していなかったが、鶴ケ島市内の同会の施設で障害児らを一時預かるサービスは行っていたという。岡野理事長は県の調査に対し、「一時預かりのサービスの事業を請求すると、利用者負担が高くなる。保護者らの要望に応じた」と説明しているという。

- 東京新聞

障害児施設の利用料負担上限 過払い385万円、県が算定誤る

2010年04月30日 01時37分36秒 | 障害者の自立
 滋賀県は27日、障害児施設入所者255人の利用料負担上限を誤って算定し、3年半で385万円の過払いが発生した、と発表した。県は算定ミスによる差額を返還する。

 県によると、算定ミスの対象となったのは2006年10月から10年3月までの間に重症心身障害児施設と知的障害児施設を利用した255人。ミスによる差額は1人あたり1452円~1万7418円。

 県は、市町の助成制度で負担がなかった人を除く約80人に計120万円を返還する。市町が負担した分も返すという。

 県は障害者自立支援法施行に伴う制度改正の際、誤って実際より多い障害基礎年金の平均月額で利用料負担の上限額を計算してしまったという。今年3月の点検でミスが分かった。県障害者自立支援課は「職員の理解が浅く、確認もできていなかった。チェックを徹底し、再発防止を図りたい」としている。

京都新聞

障害者プロレス 永野さん鹿児島市入り 手こぎ自転車 折り返し 「温かく接してくれた」

2010年04月30日 01時36分26秒 | 障害者の自立
 手こぎ自転車「ハンドサイクル」で九州一周を目指している障害者プロレス団体「FORCE」の選手兼代表、永野明さん(34)=東京都北区=が29日、鹿児島市入りし、全行程約千キロの半分を折り返した。5月5日の福岡市ゴールに向け、順調な走行を続けている。

 永野さんは1歳時に発症した脳性まひの影響で両脚を思うように動かせないが、2000年に福岡市で「FORCE」を立ち上げるなど障害者のスポーツ振興に取り組む。今回は「走る姿を見てもらい、バリアフリーや障害者スポーツへの理解を広げたい」と24日に長崎市を出発。28日、熊本県水俣市から鹿児島県出水市に入った。

 29日は同県薩摩川内市を午前7時半に出発して、約50キロを走り午後3時ごろ鹿児島市中心部に到着。さらに国道10号を通って北上に転じ、霧島市を目指した。

 永野さんは「出水市では道行くおばあちゃんたちに次々と声を掛けられ、温かく接してもらった」と薩摩路を南下した際の出来事を振り返り、初夏の日差しで日焼けした顔をほころばせた。

=2010/04/30付 西日本新聞朝刊=

障害者活躍の場を広げる地域ネットワーク発足(NZ)

2010年04月30日 01時34分21秒 | 障害者の自立
主要6都市に設立
2010年4月14日、ニュージーランド障害者サポートネットワーク(NZDSN)が、障害者問題担当大臣タリアナチュリア氏によって、首都ウェリントンをはじめとするニュージーランド主要6都市に設立された。

サポートネットワーク(NZDSN)の最高責任者であるジョンテーラー氏は、ネットワークの設立によって障害を持つ人々の生きがいを見出し、積極的に社会参加する機会を与えられる地域社会づくりを目指したいと話している。

障害者の地位向上を狙う
このネットワークによって、政府と障害者関連機関との連帯を図り、NGOに対する財務省の公正な対応および、障害者の職業訓練、専門職の賃金アップなど障害者の活躍の場を広げるよう働きかける方針だ。

なお、国内のみならず、世界規模での社会参加も視野に入れており、障害者の人々に対するさらなる可能性が広がることになるだろう。

障害者雇用インフォメーション

人出不足の農家 障害者が収穫支援 宗像市の施設 賃金増も目指す

2010年04月30日 01時32分45秒 | 障害者の自立
 宗像市の障害者支援施設「玄海はまゆう学園」(上田浩司施設長)に入所する障害者らが28日、玄界灘に浮かぶ大島(同市)に出向き、人手不足に悩む農家で甘夏収穫に初めて取り組んだ。障害者が地域に貢献しながら自分たちの工賃アップにもつなげるのが狙い。

 同市によると、甘夏は大島の特産品で、島内の十数世帯が栽培。作業はこのうち、遠藤薫さん(83)が管理する約600平方メートルの農園であった。

 遠藤さんは、約25年前から祖母の農園を引き継いで二十数本の甘夏の木を栽培。しかし最近は後継者がいないなど人手不足なため、実の半数は収穫できないまま放置する状況だった。

 この日の作業には同園の知的障害者4人と職員3人が参加。島の別の農業者から実の取り方を教わった後、約3時間で農園内の甘夏のすべての実約500キロを収穫した。

 同園はこの500キロを島から持ち帰り、同市内2カ所の農産物直売所で販売するほか、一部はマーマレードなど加工品にして売る計画。売り上げは遠藤さんと折半する。

 同学園の岡田唯史さん(59)は「体を使った作業は楽しく、甘夏も甘くておいしかった」と笑顔。遠藤さんは「実を全部取ってもらい、うれしい。これで来年もしっかり実がつきます」と喜んでいた。

 上田施設長は今回の取り組みを事業として発展させる方針。「園の障害者が今後も収穫、販売を続け、農業の担い手として地域に貢献できるようにしていきたい」と話している。

=2010/04/29付 西日本新聞朝刊=