ゴエモンのつぶやき

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障害者の就労支援へ 市民館に喫茶店オープン

2015年05月31日 01時40分10秒 | 障害者の自立

 社会福祉法人ともかわさき(鹿嶌勝美理事長)は7日、幸市民館に障害者の就労と社会参加体験の場「喫茶つくし」をオープンした。喫茶つくしの管理者・泊(とまり)昇さんは「喫茶店での仕事を通じて障害者の就労と社会との接点づくりの機会となる」と力を込める。

 喫茶つくしは、社会福祉法人ともかわさきが運営。現在はオープンしたばかりということもあり、障害者の就労者はまだいないが、今後知的障害者など最大10人を受け入れる予定だ。

 就労体系は、雇用ではなく訓練を目的とした、いわゆる「就労継続支援B型」。接客が中心となるという。喫茶店の売り上げから経費を差し引いた利益の一部から「工賃」が支払われる。

受け皿「まだ不足」

 喫茶つくしのような就労に向けた就労支援の施設は「まだまだ不足している」と障害者支援団体の関係者は話す。

 区内には現在、同様の施設は喫茶つくしを含めて7カ所あるが、収容可能人数は合計でも92人程度と少ない。区の保健福祉センターによると、年間100件以上の相談が寄せられるが、やむを得ず区外の事業所に通わなければならないという人もいるという。また、施設内の作業にも特徴があるため、利用者が自分に合った場所を見つけられるようになる為にも「さまざまなジャンルの就労支援施設を作っていく必要がある」と障害者支援団体の関係者は訴えている。

 区の保健福祉局の担当者は、障害者就労支援施設が増えていかないことについて「採算の問題が影響している」と分析しつつも「今後も就労支援施設が増えるよう事業者に働きかけを行っていきたい。利用者の選択肢が広がることで、障害者の社会進出も広がるので、区としても自立の手助けを進めていきたい」と話した。

オープンした喫茶つくしの従業員

2015年5月29日   タウンニュース


障害者施設から物品調達 15年度は1450万円以上に

2015年05月31日 01時36分50秒 | 障害者の自立

 県は、障害者就労施設から物品などを調達する「障害者優先調達推進法」に基づいた、二〇一五年度の優先調達目標を策定した。目標額は千四百五十万円以上で、福田富一知事は「引き続き全庁を挙げて、物品等に対する発注の増加に取り組む」としている。

 県障害福祉課によると、国や地方自治体などを対象にした推進法の策定に伴って、県は一三年度から毎年目標額を設定。実績では一三年度が千九十二万円、一四年度が千三百八十七万円と毎年増やしている。

 一四年度の調達実績によると、食品や普及・啓発用品などの物品が四十九件で三百五十一万円。印刷物や除草・清掃作業などの役務が六十三件で千三十六万円。物品と役務を合わせた品目別で最も調達額が多かったのは、資源回収作業の四百十八万円だった。

 一五年度も一四年度と同様、物品や役務を中心に調達するとしている。 

2015年5月30日    東京新聞


障害者ら1万人の個人情報紛失 北海道、部長ら3人処分

2015年05月31日 01時31分43秒 | 障害者の自立

 道は29日、3月に道内の障害者ら約1万人分の個人情報が入った外付けハードディスクを紛失した問題で、障がい者保健福祉課長(55)を懲戒処分の戒告、監督する立場にあった高田久保健福祉部長と担当局長を訓告処分とした。

 発表によると課長は、道の内規でハードディスクは職員不在の際にロッカーなどに施錠して保管し、情報を守るためのパスワード設定も求めているにもかかわらず、いずれも怠った。上司への紛失報告も遅れた。

 道は3月6日までハードディスクを確認していたが、週明けの同9日に紛失に気付いた。道は内部調査を優先し、公表は同30日だった。内規では監督責任を問うのは2階級上の職位までと規定しており、実害も確認されていないことを考慮し、保健福祉部を担当する山谷吉宏副知事への処分は見送られた。

 また道は29日、児童扶養手当に関する事務手続きが遅れたりシステム入力を誤ったため、支給漏れや過払いが起きたとして、オホーツク総合振興局の一般職員(54)を戒告処分としたことも発表した。問題があったのは昨年8~12月で、支給漏れは74件計683万円、過払いは49件計255万円。上司の主幹級と課長級職員も訓告とした。

05/29     北海道新聞


雇用 広がる晴れ間 障害者就職 前年度比3.2%増

2015年05月31日 01時26分13秒 | 障害者の自立

昨年度 法定引き上げ 背景に

 石川労働局は、二〇一四年度の県内ハローワークを通じた障害者の就職状況をまとめた。障害者全体の就職件数は一三年度から3・2%多い千百四十件となり、五年連続で過去最高を更新した。景気の回復に加えて、一三年四月の法定雇用率引き上げが背景にある。(松本浩司)

 一四年度の新規求職申し込みは千八百四十四件で、就職率は61・8%となった。

 就職件数は増加傾向にあり、リーマン・ショックのあおりで〇九年度に落ち込んで以降は再び上昇基調にある。〇四年度は四百七十九件だったが、この十年で二・四倍に急増している格好だ。

 障害の種別でみた就職件数の内訳では、「身体」が一三年度比3・1%増の三百三十七件、「知的」が15・5%減の百三十一件、近年増える「精神」が5・5%増の六百三十一件、発達障害や高次脳機能障害、難治性疾患といった「その他」が64%増の四十一件だった。

 障害者全体を産業別にみると、医療・福祉が最多の35・9%を占め、15・4%の製造業、11・9%の卸売業・小売業と続く。

 石川労働局職業対策課の担当者は、1・8%から2%への法定雇用率アップ(民間企業)と並び、企業側の意識変化を指摘。「リーマン・ショック後は正社員維持で精いっぱいの状況だったが、仕事が増えて人手不足感があり、各部署の仕事を集めて障害者を雇用しようと、企業が社会的責任を果たすようになった」と分析する。

続く開業効果 求人全国5位

宿泊・飲食業 4月も高水準

 県内の四月の有効求人倍率(季節調整値)は一・四七倍で、全国五位だった。全国二位だった前月に比べ〇・〇七ポイント下がったが、北陸新幹線開業の好影響が県内全域に広がり、高い水準を維持。特に宿泊や飲食の業界で求人増が際立っている。石川労働局が二十九日に発表した。

 宿泊業や飲食業は新幹線効果が後押しし、前年同月比21%増。宿泊業は金沢市内を中心に奥能登や南加賀でも好調で、求人が活発に動いている。飲食業はさらに堅調で、中島理章局長は「特に金沢では大口求人がなくても、数字が伸びている」と説明。観光客の入り込みがタクシー業界の求人増にも結び付く好循環にも触れた。

 一方で、有効求人倍率が、前月比〇・〇七ポイント減となった要因として、派遣求人の低下を指摘。中島局長は「サービス業の派遣求人が減っている。一過性なのか、今後の動きを注視したい」と述べた。

 有効求人倍率の一倍超えは二十五カ月連続。雇用情勢判断は「一部に厳しさが残るものの、着実に改善している」と、五カ月連続で同じ表現を用いた。

 北陸三県の状況をみると、富山も石川と並ぶ一・四七倍で全国五位。福井は全国二位だった前月から、さらに数字を伸ばして一・五七倍と順位を維持する。全国平均は一・一七倍だった。 (前口憲幸)

パート労働相談 昨年度は5倍超  「雇う側」の関心高く

 各職場での公正な待遇の確保を目指し、四月に施行された「改正パートタイム労働法」への相談が増えている。石川労働局によると、二〇一三年度は五十八件だったが、施行を直前に控えた一四年度は五倍超の三百七件に急増。その大半は事業主からで「雇う側」の関心の高さを示す。

 パートタイム労働者は、一週間の労働時間が、通常の従業員よりも短い労働者。アルバイトや嘱託、臨時社員などと呼び方が異なっても対象になる。

 法改正により、事業主による説明義務や相談窓口の充実などを明確化。規定に基づき、さまざまな報告を義務づけ、違反事業者への過料も新設した。

 一四年度に寄せられた相談三百七件のうち、七割に迫る二百七件が事業主から。労働条件の文書交付や賃金、正規労働者への転換などをテーマにした問い合わせが多かった。 

2015年5月30日     中日新聞


障害者福祉 拡充ぜひ きょうされん、共産党と懇談

2015年05月31日 01時14分54秒 | 障害者の自立

 障害者団体「きょうされん」(西村直理事長)は28日、日本共産党国会議員団と国会内で懇談しました。高橋千鶴子、堀内照文両衆院議員と小池晃参院議員の秘書が参加。

 赤松英知常務理事は「昨年4月から消費税が上がり障害のある人たちの生活を圧迫しているのに、年金引き下げや生活保護費の削減がある」と指摘。兵庫県から参加した男性は「障害年金6万円程度と給料1万円では生活ができない。年金を上げて」と要望しました。

 松江市内の障害者支援事業所の職員は、障害者が65歳になると介護保険に移行させられる問題を訴えました。「障害のある仲間を最低賃金で雇用しているが、仲間は65歳で対象外になり仕事を続けられなくなる。収入はわずかな障害年金だけになるので、希望者は働き続けられるようにしてほしい」

 高橋議員は今国会に提出された社会福祉法改悪法案が社会福祉法人の運営を困難にすることにふれ、「与党議員とも改悪阻止で一致できるところもある。共同をつくっていきたい」と述べました。

 きょうされんは同日、障害者福祉に関する法制度拡充を求めた請願署名110万人分を持って、全国会議員に要請。400人が行動しました。厚生労働省にも要請しました。

写真)日本共産党の高橋衆院議員(前列右から3人目)と堀内衆院議員(その左隣)と懇談したきょうされんの人たち=28日、

2015年5月30日(土)     しんぶん赤旗