ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者もサイクリング可能に 「タンデム自転車」4月から県内公道解禁

2014年03月31日 02時21分35秒 | 障害者の自立
 県内では公道を走れなかった2人乗りの「タンデム自転車」が4月1日から、県道路交通法施行細則の改正により走行が可能になる。視覚障害者がタンデム自転車の後ろに乗り、健常者が前に乗って運転することでサイクリングを楽しめるようになる。公道で走行できるよう要望を続けてきた県内の団体は「視覚障害者の外出する機会が増える」「観光にも活用できる」などと喜んでいる。

 「中途で視覚障害になった人も自転車に乗っていたころを思い出し、風を切って走ることができる」。県視覚障害者福祉協会(新潟市江南区)の砂井久一事務局長はタンデム自転車の公道走行が可能になることを歓迎した。

 タンデム自転車はタイヤは2輪だが、サドルとペダルが二つずつある。2人でペダルをこぐためスピードが出やすく、車体が長いので小回りが利きにくい。乗る人の安全面から現在、県内では事実上公道を走れない。

 同協会など県内の視覚障害者団体は3年前から、県に対してタンデム自転車で公道を走れるよう要望してきた。こうした声を受け、県警は他県の事例を調べ、事故や苦情が少ないことなどから施行細則の改正を決めた。全国では長野や山形、兵庫など7県で走行でき、本県は8番目となる。

 一方、タンデム自転車を観光などに活用しようと模索する団体もある。新潟市の自転車愛好家でつくる「自転車のまち新潟の会」の高橋正良さん(61)は「観光で活用できるほかに、親が子どもを後ろに乗せて交通ルールを教えることもできる」と話す。

 県警交通企画課は「タンデム自転車は1人乗りよりも操作が難しい。練習をして、乗る人同士がしっかりとコミュニケーションを取ってほしい」と注意を呼び掛けている。

 自転車のまち新潟の会などは4月5日午後2時から、新潟市中央区のやすらぎ堤でタンデム自転車の試乗会を行う。

【県道路交通法施行細則】 県公安委員会が定める規則で、県内でタンデム自転車の2人乗り走行ができる場所を自転車専用道路に限定している。ただ、県内に自転車専用道路はなく、事実上公道で乗れない。施行細則の一部改正により、車道の左側や一部の路側帯、「やすらぎ堤」(新潟市中央区)と「久比岐自転車道」(上越市、糸魚川市)の自転車歩行者専用道路での2人乗り走行が可能になる。ただし、歩道は走ってはいけない。


2014/03/30 08:38 新潟日報

「障害者福祉の父」糸賀一雄生誕100年祝う 滋賀・栗東で式典

2014年03月31日 02時17分21秒 | 障害者の自立
 近江学園を創設し、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄の生誕百年の記念式典第一部のパフォーマンスライブが29日、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで始まり、障害者や糸賀の思想に共鳴する著名人らが歌や演奏を繰り広げた。

 近江学園で糸賀が取り組んだ子どもらの表現活動を受け継ぎ、障害のあるなしにかかわらず表現を通じて共感の輪を広げようと開催された。

 県内各地で音楽やダンスを行うワークショップグループのほか、ミュージシャンの小室等さん、坂田明さん、谷川賢作さんらが出演。同会館を拠点に活動するさきらジュニアオーケストラの演奏では、途中からダンスや太鼓のメンバーが登場し、元気あふれる共演に会場が盛り上がった。

 フィナーレは詩人の谷川俊太郎さんが作詞、小室さんが作曲した「ほほえむちから」を出演者約200人が歌った。来場した大津市の茶道講師張間幸子さん(55)は「自分の感じたままを表現している姿に感動した。見ている自分も変わっていく感じがする」と話した。

 30日には式典第二部で記念講演がある。


糸賀一雄生誕百年記念式典のライブパフォーマンスで、さきらジュニアオーケストラの演奏に登場し、踊る出演者たち(栗東市・栗東芸術文化会館さきら)

【 2014年03月29日 23時15分 】京都新聞

「障害者手帳なくて聞こえぬ人も」 難聴者団体が会見

2014年03月31日 02時10分39秒 | 障害者の自立
「全聾(ろう)の作曲家」として活動していた佐村河内(さむらごうち)守さんが「法律上の聴覚障害に該当しない」として障害者手帳を返納した問題で、NPO法人東京都中途失聴・難聴者協会が27日、都庁で会見し、「障害者手帳を持っていない人も聞こえない人がいる」と訴えた。

 同協会によると、現行の障害者手帳の制度では、1メートル離れた所で普通の会話音が聞き取れない程度だと手帳は取得できない。国内に数百万人いるといわれる聴覚障害者のうち、手帳の保持者は35万人にとどまる。約700人の会員がいる同協会でも、100人余りが手帳を持っていないという。

 佐村河内さんが謝罪会見をした今月7日以降、「障害者手帳を持っていなければ聞こえるのではないか」という誤解が広がっている。同協会は「軽度や中程度の難聴でも、言葉の聞き分けが難しい方が多くいる」と説明している。

 新谷友良理事長(65)は、40代のころから聴力が低下し、50代でほとんど聞こえなくなった。「聞こえの障害は外から見えず、社会の理解がとても遅れている」と訴えた。

アピタルトップ 2014年3月28日

小さなパン屋さんMOMO:障害者の就労支援 5周年記念式典に150人−−奈良 /奈良

2014年03月31日 02時02分19秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「奈良社会福祉院」が運営する「小さなパン屋さんMOMO」が開店5周年を迎え、29日、奈良市法蓮町の同店で記念式典があった。関係者や地域住民ら約150人が集まり、節目を祝った。

 奈良社会福祉院は保育園や障害者、高齢者の福祉施設などを運営する。MOMOは、企業などへの就労を目指す障害者らが働く施設で、これまでに障害者3人が一般企業に就職した。式典で奈良社会福祉院の厚朴(ほうのき)隆蔵理事は「MOMOでの訓練から新しいキャリアにつながるよう支援に励みたい。これからも愛され、信頼されるパン屋を目指したい」と話した。

 5周年記念のフェアが30日(営業は午前11時〜午後3時半、商品が無くなり次第終了)まで開かれる。パンは通常130円が中心だが、100円(製菓を除く)に割り引く。福引もある。

毎日新聞 2014年03月30日 地方版

「支援、小中学校から」港南区で発達障害者就労で意見交換

2014年03月31日 01時56分21秒 | 障害者の自立
 発達障害者の就労とその支援をテーマにしたフォーラムが29日、港南公会堂(横浜市港南区)で開かれた。4月2日の世界自閉症啓発デーを前に毎年開催されており、支援者や発達障害者の家族ら約320人が参加。横浜市内で就労支援に携わる事業所や教育関係者が、それぞれの立場から取り組みや課題について意見交換した。

 電機神奈川福祉センター「ぽこ・あ・ぽこ」施設長の三田地昭典さんは、同所を経て就労した人と家族、企業をつなぐ支援について事例を交えながら紹介。「企業へのアプローチも大切。就労した人へのその後のサポートが今後の課題」と話した。

 Kaien横浜事業所の野田明子さんは、2011年度から13年度まで行った市の就労支援モデル事業について説明。「別人のように変化した人もいた」と話し、「就労を考える年齢になる前から、働くのはいいことだというメッセージを送ってほしい」とした。

 市教育委員会特別支援教育課の瀧田美紀子さんは、市内に3校ある高等特別支援学校の特徴などを解説。その上で「支援の必要な子は全ての教育の場にいる。就労支援の取り組みは、小中学校から必要」と力を込めた。

 また、フォーラムでは国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」の志賀利一さんが、就労支援を希望する発達障害者の特徴や、支援の課題について講演した。

2014年3月30日 カナロコ(神奈川新聞)