ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

関係者の皆様

2007年05月29日 01時10分53秒 | 障害者の自立
DPI日本会議からの緊急のお知らせです。
お隣の国、韓国から障がい当事者の国会議員さんをお招きして、西宮と大阪で
シンポジュームと講演会をされるそうです。
韓国では既に「障がい者差別禁止法」が制定されていて、介護派遣制度の根拠と
なっているそうです。お近くの方は是非行ってお話しをしてきてはいかがでしょうか?
日本はいつの間にか韓国にも福祉面で追い越されていくように思います。
1日も早く国連の「障がい者の権利条約」署名してもらい、早急に批准していただき、自立支援法の改定の根拠となるものが欲しいです。   (>_<) (?_?)



関係者の皆様

DPI事務局の崔です。
お世話になっております。

来る6月2日、3日に兵庫県西宮と大阪において、
韓国から障害当事者の国会議員をお呼びし、条約と韓国の差別禁止法、
そして当事者の政治参加などについてのシンポジウムと講演を
行います。

権利条約が国連で採択され、今後、国内施策の見直しを進める時に来ています。
お隣の韓国では、障害者差別禁止法ができるなど障害者福祉法改正で自立生活の章が追加され、今年度から始まった介助者派遣制度の法的な根拠ができるなど大きく動いています。
こうした中、当事者の国会議員をおよびし、お話を聞き、意見交換をすることは
大きな刺激となるでしょう。

韓国からいらっしゃる方は張香淑(ちゃんひゃんすく)さんといって、
車いすユーザーで与党「ひらかれたウリ党」の議員さんです。
日程は両日とも午後からとなっております。
2日の土曜が西宮、3日の日曜が大阪です。
西宮では6時から交流会があるそうですし、大阪もなにかあるでしょう。

奮ってご参加を。

訪日日程等

■宿泊先: 大阪市舞洲(まいしま)障害者スポーツセンター  アミティ舞洲
〒 554-0041
所在地 大阪市此花区北港白津2-1-46
電話番号 06-6465-8210
FAX番号 06-6465-8213
http://www2.osk.3web.ne.jp/~maisima/

■張さんのプロフィール
 1961年韓国慶尚北道生まれ。現在、韓国女性障害者連合代表、第17代国会「開かれたウリ党」(現与党)国会議員。韓国で最初の重度障害者の国会議員。国連障害者の権利条約特別委員会にも参加。ある市民団体より、嘘をつかない国会議員5名農地の1人に選ばれたこともある。

6月2日(土曜)イベント

■会 場:兵庫県 西宮市民館・アミティホール大会議室
       (宿泊先から大体1時間程度)
■基調講演テーマ:
■スケジュール

14:00      開会あいさつ
14:10~15:10  基調講演  張 香淑さん(韓国障害当事者国会議員)
「国連「障害者権利条約」から次の行動に!
-韓国障害者差別禁止法に学ぶ-」
15:10~15:25  休憩
15:25~16:20  講 演   金ジョンオク
16:20~16:45  質疑応答
16:45      閉会
18:00~20:30  歓迎会(会場は講演会と同じ西宮市民会館の4階中会議室です)

6月3日(日曜)イベント

■会 場: 大阪府 ヒューマインド体育館 
■基調講演テーマ:
 「国連「障害者権利条約」から次の行動に!-韓国障害者差別禁止法に学ぶ-」
■スケジュール
13:00~13:30  開 会・ 挨 拶       
13:30~14:30  基調講演  張 香淑さん(韓国障害当事者国会議員)
 「国連「障害者権利条約」から次の行動に!
-韓国障害者差別禁止法に学ぶ-」
14:30~14:45  休 憩 
14:45~16:15  シンポジウム
 ◇コーディネーター 楠(くすのき)  敏雄(としお) (DPI日本会議副議長)
○パネリスト     入部(いりべ) 香代子(かよこ)(前豊中市市議会議員)
                松岡(まつおか) 徹(とおる)(衆議院議員)
             金(きむ) ジョンオク(じょんおく)
□アドバイザー   張(ちゃん) 香淑(ひゃんすく)さん 

16:15~16:30  アピール
16:30      終 了



東国原知事に障害者団体が要望書提出

2007年05月27日 00時17分56秒 | 制度の話し
今話題の宮崎県知事、東国原知事に障害者団体が要望書提出


 宮崎市内の5つの障害者団体の代表ら12人が23日、県庁を訪れ、東国原英夫知事に社会参加促進への支援などを求めた五項目の要望書を提出した。

 代表らは、雇用の促進や、2008年度以降も障害者自立支援法に基づく福祉サービス料の負担軽減策をとるよう国に要請することなどを要望。さらに「県央にショートステイ施設を」「障害者に対する正しい認識を持ってもらうため行政の支援を」などと訴えた。

第8回介護保険制度の被保険者・受給者範囲に関する有識者会議

2007年05月24日 10時06分08秒 | 制度の話し
5月21日、第8回介護保険制度の被保険者・受給者範囲に関する
有識者会議が開催されました。
今回は冒頭、座長・事務局より中間とりまとめ案が提出され、全文が読
み上げられました。
次いで2名の委員から資料の説明があり、その後各委員からこの中間ま
とめに関する意見が出され、議論されました。

中間報告の内容は要約すると
1.これまでの議論の経緯と、この会議の議論経過
2.「介護保険制度の普遍化」を介護を必要とするすべての人が、年齢
や要介護となった理由、障害種別の如何等を問わず、公平に介護サービ
スを利用できるような制度に発展させること」と定義。
3.普遍化する場合の選択肢を大別して、A類型(=負担のみ引き下
げ)、B類型(=全年齢適応)とする。
4.会議では基本的に目指すべきはB類型で一致したが、これについて
の国民の理解はまだ得られていないため制度設計への検討、国民合意形
成へ努力するべきである。
といったものでした。

議論の中では、経済界(経団連)、市長会から出席している委員から、
「介護保険制度の普遍化について、この会議の中で必ずしもイメージが
一致していない」「将来的方向性についてメンバーすべてが一致ではな
い」といった意見がありました。
これを受けて、会議は途中25分ほど中断(休憩)に入り、座長、座長
代理と事務局が別室で修正文案を急遽作成。
上記両委員、意見書を提出した委員の提案を受け入れ、表現をより弱め
た形で最終案がとりまとめられました。

05年の介護保険法改正の附則により、昨年3月に設置されたこの会議
ですが、厚生労働省は介護保険拡大派の委員をそろえ、拡大にむけた議
論を進めていくように思われましたが、経済界、地方自治体の反対は依
然根強く、有識者調査や障害者団体のヒアリングの結果も慎重論が大方
を占めたため、拡大へ方向を色濃く示すことができない結果になりまし
た。
04年の社会保障審議会介護保険部会の意見書と比べても、大きな進捗
はなく、依然「両論併記」になっています。

今回の中間報告が出たことにより、2009年の介護保険と障害者施策
の統合は見送られることがほぼ確実視されています。
しかし、介護保険と障害者施策の統合問題は、「普遍化」という耳障り
のよい言葉に姿を変えて、今後も引き続き検討されていきます
(具体的には2012年が次の改正時期とされており、この改正にあわ
せて動いていくことになります)

この会議はこの中間報告を出したことで、ひと区切りとなり、次回開催、
再開の予定などは今のところないようです。

本日の資料を下記にアップロードしました。
会議次第・座席表・資料1~3
http://www.j-il.jp/jil.files/siryou/kaigo_hani/070521-1.pdf

修正案分(会議中に委員の意見を受けて、事務局・座長が作成し配布さ
れたもので、了承され正案となった)
http://www.j-il.jp/jil.files/siryou/kaigo_hani/070521-2.pdf

バリアフリーをおすそ分け

2007年05月22日 10時42分27秒 | 障害者の自立
3月で閉館した、ホテルのバリアフリー設備を「おすそわけ」するそうです。
関心のある方は一度、連絡されてはいかがでしょうか?


常陽新聞 2007年5月18日
http://joyo-net.com/

●バリアフリーをおすそ分け
閉館した土浦京成ホテルの多目的トイレなど無償で

三月末に閉館した土浦市川口二丁目の土浦京成ホテルは、同業他社に先
駆けて十四年前からバリアフリーに取り組み、障害者や高齢者に優しい
ホテルとして広く関係者に知られてきた。建物は現在解体工事が進んで
いるが「長い間培ってきたバリアフリーの種を何らかの形で残したい」
と、館内に残る備品のうちオストメイト(人工肛門)対応多目的トイレ
など五台を、希望者に無償で提供する。京成ホテル総務部技術担当の秋
元昭臣さんは「バリアフリーの原点は人権の尊重で、排せつは大きな課
題。わたしたちのホテルがお客様に提供してきた安心を、本当に必要と
している人におすそ分けできれば」と話している。

秋元さんは、閉館したホテルの備品でまだ使えるものを廃棄処分するの
ではなく、役立ててくれそうな人たちに引き取ってもらおうと発案。手
始めにグループの各ホテルに声を掛け、主に婚礼用の設備や厨房(ちゅ
うぼう)機器、調理器具などを分配した。続いて地元企業を対象に声掛
け。本格的な解体工事が始まる直前の四月中旬、ホテルやレストラン、
福祉施設や養護学校など六十を超える企業や団体が訪れ、冷蔵庫や食器
棚、寝具類や事務機器、照明機器、音響スピーカーなどを引き取ってい
った。

このほか敷地内の庭にあったサクラやケヤキ、ハナミズキ、玄関前に植
えてあったヤマモモなどを、県内で造園業を営む四社に譲り渡した。館
内に五台あったバリアフリートイレは、グループ内のホテルでは既に行
き届いているため「希望する個人や団体に」と最初から決めていたとい
う。

土浦京成ホテルは施設のバリアフリーをはじめ、ハード面、ソフト面で
数多くの試験的な取り組みを導入。グループ内でも先進的な役割を果た
してきた。結果、成功事例や効果的なサービスがグループ内の各ホテル
に波及、実績を重ねてきた経緯がある。それだけに秋元さんには「ここ
で生まれて喜ばれてきたサービス、使われてきた備品が、ホテルは無く
なってもほかの場所で生かされてほしい」との思いが強かった。

提供するのは 1)バリアフリールームにあったトイレとL字型手すり、
鏡、紙巻き器など一式 2)オストメイト対応多目的トイレと可動手す
り、洗面台、紙巻き器など一式 3)温水洗浄便座三台(同様のタイプ)
の計五セット。運搬と取り付けに掛かる費用は希望者負担で、電源工事
と水道接続工事が必要になる。

住所、氏名、希望する番号(第三希望まで記入も可)、必要とする理由、
設置場所、連絡先を明記の上、ファクスかメールで応募する。申し込み
期限は二十五日。問い合わせ、応募は京成ホテル総務部技術担当、秋元
さん(電話043・245・0111、ファクス043・245・33
00、メールアドレス akimoto@keiseihotel.co.jp)まで。

平成19年4月12日付けの抗議文に対する回答

2007年05月21日 00時32分16秒 | 障害者の自立

先月、愛知県知事の差別発言に対してJDF(日本障害フォーラム)が抗議文を出したことを、掲載しました。今回、その愛知県の抗議文に対する回答を見つけましたので、経過報告という感じで掲載させていただきます。

儀礼的で、あまり反省を感じることが出来ないように思える、わたしです・・・ (^^;)

 

19秘書第147号

平成19年4月25日

日本障害フォーラム

 代表 小川 榮一 様

愛知県知事 神田 真秋  

平成19年4月12日付けの抗議文に対する回答は、下記のとおりです。

 記

 ○ 新規採用職員入庁式の知事訓示発言をめぐり、翌4月3日(火)に知事が緊急会見を開き、障害者の方々に対して、以下の趣旨の謝罪を行い、発言を撤回しました。  昨日の新規採用職員の入庁式において、福祉の推進に積極的に取り組むことに関連して、「弱い遺伝子、悪い遺伝子」との発言を行い、障害のある方々に不愉快な思いをおかけしましたことは、不適切であったと考えており、ここにお詫びします。 とりわけ障害児の親御さんやご家族の皆さんの心情に思いをいたす時、まことに申し訳なく思っております。 県としましては、今後とも障害者福祉にしっかりと取り組んでまいります。  また、4月12日(木)に、別紙のとおり発言の趣旨を改めて全職員に伝達しましたのでご覧ください。 ○ 障害者の皆様への理解や接し方を深めるため、各部局に対して「公共サービス窓口における配慮マニュアル」や「福祉ガイドブック」などを配布いたしました。 また、各部局で実施している職場研修の中で、これらの資料を活用して福祉研修を実施するよう周知徹底を図りました。 さらに、今年度から若手職員の体験型研修を心身障害者コロニーにおいても実施することとしており、職員が障害者の方々に対しまして、適切な配慮が行えるように努めてまいります。