静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

” オーバーツーリズム ” overtourism の対策は可能か?      

2024-05-01 10:58:16 | トーク・ネットTalk Net
  ニセコ、富士山、鎌倉、京都(市内+錦市場)などが目立つが、ほかにも被害が出ている場所は多くあるだろう。日本だけでなく、ヴェニス(伊)やバルセロナ(西)も同様の悲鳴を上げている。
外国人観光客を選別して入場料や「~税」を課す、これは実行できる? 宿泊客なら観光税を自治体が徴収することは可能だが、宿泊しない観光客の及ぼす迷惑行為の摘発は難しい。

 錦市場では飲食店が小さな貼り紙・ステッカーなどを今も出しているが、効果はなさそうだ。その場で開けられない包装にすれば「食べ歩き」は防げそうだが、それだと客を失うのでは?
と商店側が渋るかも。拡声器で注意を促す放送も何種類の言語まで実行するのか? その効果は?となると疑問だ。・・となると観光地の入り口で入場制限をかけるしかない、となるか? 

 京都祇園の入り口に鉄柵・ゲートを設置、入場料を取る? パスポート提示を要求? 京都市営バスは観光客専用便を走らせ別料金とする? 実際、この案は検討されているとも耳にするが、
運転手不足のいま、物理的に可能か? それはタクシーも同じ? 

◆ 別のアイデア旅行代理店が観光地別に日単位で宿泊可能人数を割り出し、ツアー+個人客どちらも受け入れ可能人数を各国提携先に通知する。 一見よさそうだが、個人のネット予約をどうする? 
  これには宿泊施設が一定期間、ネット予約を受けないようにする合意が必要だが<営業の自由>を振りかざされたらどうする? 売上優先で迷惑に甘んじるか? 均衡のとれた受け入れを選ぶか?
   然し、現地での物理的制御・お願いベースよりも受け入れ総量規制の方が効果は高そうにみえるので、受け入れ期間の分散をはかりながら旅行代理店との連携が良いのではなかろうか?
 
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