静夜思

愁多酒雖少 酒傾愁不来

≪ アメリカでトランプ熱と夢が覚める時 ≫  ≪ 非製造業主導の成果報酬導入で生産性上がるのか? ≫

2017-07-31 10:34:22 | つぶやき
★ トランプ王国、冷めぬ熱狂 集会「ヒーロー凱旋だ」 http://digital.asahi.com/articles/ASK7Z5Q4NK7ZUHBI00T.html?rm=959
・ トランプはすかさず雇用重視の姿勢を示す。「仕事を取り戻す」「工場をフル稼働させる。もしくは(古い)工場は潰して、新品の工場を建てましょう」
  腕を組んで聞いていたマークがつぶやく。「彼はがんばっているね」。異端児が首都に乗り込み、ベテラン議員やメディアに非難されながらも平然としている
  姿勢がいいという。
・ 集会後、記者は帰宅する2人の車に同乗した。トランプの公約の多くが頓挫していること、資質が疑われていることを列挙し、「本当に失望していないのか」と
  重ねて聞いた。世界からの米国の評価が落ちていることも伝えた。
   ハンドルを握るジョセフが言った。「この街で暮らす俺たちは政治家がやるといってやらないことに慣れている。トランプが約束の1割でもやれば十分だよ」
  ⇒ トランプを指示した人々の本音がここには鮮やかに見えている。つまり「異端児が首都に乗り込み、ベテラン議員やメディアに非難されながらも平然として
    いる姿勢」がプアホワイトの”うっぷん晴らし”に最高なのだ。  ← ”鉄面皮の安倍”支持の構造と似てはいないか?
  ⇒ 「この街で暮らす俺たちは政治家がやるといってやらないことに慣れている。トランプが約束の1割でもやれば十分だ」とは、何もトランプ自身、
    或いは共和党/民主党いずれかへの政治家を指す不満ではない。政治家全般が、または政治制度自体が複雑化し単純でなくなった現代社会の課題解決に
    応えられていない現状への不満の中、「政策の中身や影響なんて何でもいい。有言実行それだけでいいいのだ」という単純素朴な快感昇華に過ぎない。
     ←  これまた、民主党政権の未熟さがもたらした政権運営失敗への反動から安倍政治を「他に代替選択肢がないんでねぇ」と、自民党支持が消去法で
        ダラダラ続く日本の今の姿と酷似している。   対岸の火事ではない!  このままで日本はいいのか?

◆ 「脱時間給」停滞を懸念 経済界、政権の本気度探る http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19429340Z20C17A7EA3000/?n_cid=NMAIL001
・ <関係者によると、政労使で脱時間給の修正案づくりを始めたのは今年4月。連合は当初、脱時間給を適用する人に残業上限を設けるよう求めたという。
  時間に縛られない脱時間給の趣旨にあわないと経団連が反発。最終的に休暇日数の義務付けで歩み寄ったが、しこりを残した>。
・ <企業は成果に基づく働き方は成長に直結するとみる。IT(情報技術)サービスのSCSKは2012年に裁量労働制を導入し、15年に範囲を拡大。
  社員7241人のうち、開発や管理部門の3550人に同制度を適用する。残業は減り業績は増収を続ける。「法改正されれば(現在は裁量労働制の対象外の)
  営業職への範囲拡大も前向きに検討したい」とする。>
  ⇒ 一読でお気づきの通り、上に引いた経済団体の考え方に製造業・ブルーカラーにおける時間給保護の概念は無い。”高度プロフェッショナル職種”と定義分類
   される特定の業務における労働時間とは無縁な成果測定対象者への≪時間給概念払拭≫があるだけだ。
    日本はシンガポールと違い、製造業ゼロで成り立つ国ではない。”モノづくりの伝統を守ろう!”ともてはやす一方、工場労働は自動化でコスト削減と生産性
   向上が進められている。それはそれで後戻りはできないが、私のみるところ、自殺や長期療養を招くサービス残業や過重労働は寧ろ製造業ではなく、ホワイト
   カラーや高プロ職種に頻発する宿命なのだから、非製造業こそ残業上限規制下の同一競争条件の中で逆に生産性=成果を求めるのが本筋ではないか?
    つまり、非製造業においては残業規制を外すことが生産性向上に直結しない。 これを否認する経営者団体の姿勢は寧ろ誤ったアプローチではないのか?
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≪ 物事の本質から話ができない日本人を造る日本の教育 ≫  醜聞追っかけではなく 本質論に返ろう!

2017-07-29 09:10:07 | 時評
★ 毎日【土記】獣医学教育の行方=青野由利 https://mainichi.jp/articles/20170729/ddm/003/070/038000c?fm=mnm
・ <今回、文部科学相が存在を認めた昨年11月8日のメールがある。加計学園の構想に懸念を示す内容で、既存の獣医学部との差別化や、国際色を出す
  取り組み、育成予定のライフサイエンス研究者の具体的需要などを再検討するよう求めていた。>
・ <新設のための「4条件」を満たしていないという指摘だから、翌9日の国家戦略特区諮問会議で検討されたはず。そう思って議事録を見ると肩すかしをくう。
  例の「広域的に」「存在しない地域に限り」という文書で規制緩和がすんなり決定され、4条件はうやむやのままだ。>

 ⇒ このような文科相メールが出ながら決定段階には黙殺されていたこと。呆れてモノが言えないのだが、加計学園獣医学部新設認可の経緯にまつわる
   nepotism<縁故主義>疑惑、及び非論理的流れは、厭世感が深まるだけなので、これ以上繰り返さない。 青野氏のコラムが優れて居ると思う理由は、
  引用された二つのポイントが、正しく大学教育の根幹に触れる本質的論点からみた<加計学園獣医学部新設認可の根本矛盾>を突いているからだ。
① <日本の獣医学教育については今年3月、科学者の代表機関である日本学術会議が提言をまとめている。7回の審議を経た結果で、加計学園問題とは関係ない。
  焦点は、国内外で社会的ニーズが多様化する中、国際水準の教育体制を整えること。米欧の厳しい評価基準への対応とともに、国際的に通用する日本独自の
  評価基準を作る必要性も訴えている。>  ← 評価基準を作る任にあたるのは誰?  無論、文科省である。 ところが?

② <そこで目を引くのは日本の獣医学部と欧米の獣医大学との比較だ。学生数に対する学部教員数は北大が1・2倍なのに、コロラド大は1・6倍、
  ミネソタ大は2・4倍、エジンバラ大は3倍。教育を支える事務系・技術系の職員にも大差がついている。
   そんな状況で入学定員が全国の2割近くを占める獣医学部を作ったら、教員の確保や教育の質向上は?>

 ★ そう。 ≪教育の質を問う議論がスッポリ抜け落ちたままの認可手続きに堕してしまったこと≫が青野氏の指摘で鮮明に解る。こういう議論がなぜ当初から
   国会議員、文部官僚、メディア陣に出来なかったのか?   民族あげての知的怠慢としか言いようがない。
 常に『物事の質にかかわる本質的論点とは何か?』と自問することが習慣付けできていない日本の教育(学校&社会)の最悪な産物だと自戒したい。
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≪ 「責任」という言葉の意味と重み ≫   ~ 責任があると言う ≠ 責任をとる覚悟/潔さを持たない ~ 嘘つき/インチキ野郎!

2017-07-28 20:42:33 | つぶやき
★ 稲田辞任:首相「任命責任ある」 https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00e/010/253000c?fm=mnm
・ もう聞き飽きた不毛な日本語フレーズであり、ウンザリ/げんなり/生きる気力抹殺だが、そもそも「責任」という漢語の元の意味に立ち返ってみよう。
・ 「任」の「責め」を負う、これが「責任」< =Responsibile, Accountable >の意味であり、万国共通だと思う。さて、安倍首相自身も含め、常識行動
  あふれる我々大衆に資質欠如と判定された閣僚どもにとり、「任」とは何で、「責めを負う」とはどういうことを指すのか?

⇒ 「任」の方は簡単だ。どの世界/仕事でも「その地位に期待される業務処理/判断力/創造性」を発揮し、実績に残すことが「任」に値する振る舞いだ。
⇒ じゃ「責めを負う」とは如何なることを指すのか? 言うまでもない。それは「任」を果たせない人物の上に立つ者が、「任」を果たせない部下を任命し、
  その部下が甚大な損害/被害/停滞などを招いた時、上司として更迭するのみならず、己をも律することが「責めを負う」ことのだ。 つまり自分も辞めること。

*  さて諸兄/諸姉、稲田の事例に限らず、権力の座についてこのかたX年、安倍晋三は自分の負うべき「責め」を負うてきたか??? 
   彼は<己を律している>といえるか???     No Doubt about it だね。。。。。  
   いくら「受け皿がないから」といって、いつまで此の男に我々の運命を愚かに任せるのだい?   受け皿が無くたって、暴走は せめて止めようよ!
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≪ 今朝の つぶやき ≫  資質欠如議員後援会の責任は?  天皇退位関連手続き なぜ急ぐ?  高プロ以外に成果報酬給は今の日本で無理だ

2017-07-28 08:48:18 | つぶやき
▼ 稲田防衛相:職責果たせず 地元・福井でも厳しい声 https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00m/010/095000c?fm=mnm
・ 鯖江市で眼鏡製造会社を営む女性(50)は「福井の眼鏡をPRしていただいたことは感謝するが、都議選での応援演説などを聞くと、閣僚としてもう少し
  言葉を選んで発言してほしかった」
・ 「期待していたが蓋を開けてみれば安倍さんの操り人形だった。『防衛省、自衛隊としてもお願いをしたい』の発言で、もう駄目だと思った」と突き放した。
  ⇒ 私はこれまでも日本における政治家/議員の後援会制度を、選挙への影響/都道府県単位にこだわる選挙区割り/広域自治体制度への抵抗などの側面から
    問題視してきた。さて上の記事に発言をたまたま引用された方々、後援会メンバーでなくとも支持者であることは疑いない。これら発言は稲田議員への
   失望であるが、じゃ、次の選挙で此の方々はどういう態度を執るのだろう?   そこを知りたい。 
   中には怒りと失望から脱会し、反対運動に回る人もゼロとは断言できないが、先祖伝来のしがらみ/お付き合い/商売上の損得計算などから、大半の後援会員は
   「しようがない人だが、見捨てるのも可哀そうだし・・」とばかり、再び票を投じるに違いない。  ここが日本の代議制度を腐らせる根本なのだ。

〇 平成天皇退位日、9月中にも決定 政府、発表前倒しを検討 http://digital.asahi.com/articles/DA3S13059474.html?rm=150
・ 退位と改元の期日をめぐり、政府は国民生活への影響を最小限に抑えるため、2018年12月下旬に陛下の退位と皇太子さまの即位を実現し、19年元日に
  改元する日程を軸に検討している。
・ 一方、宮内庁内では、年末年始は重要な皇室行事が相次ぎ、19年1月7日には陛下が重視する昭和天皇逝去30年の式年祭もあるとして、「19年3月末に
  退位、4月1日に即位と改元」の日程を推す案が出ている。
  ⇒ 安倍内閣のがたつき、”政局”流動化の兆し・・・これで慌て始めた? 「多数議席を占める今しかない、やれるうちに、やっておこう!」??

☆彡 誰のための連合か 「脱時間給」容認撤回 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC27H2W_X20C17A7MM8000/?n_cid=NMAIL001
【1】工場労働が中心だった時代と違い、経済のソフト化・サービス化が進んだ現在は、労働時間で賃金を決められるよりも成果本位で評価してもらいたいと考える
   人も増えていよう。効率的に働けば労働時間を短くできるメリットも脱時間給にはある。そうしたホワイトカラーのことを連合は考えているのか。
【2】グローバル化が進み、企業の競争が一段と激しくなるなか、働く人の生産性向上を促す脱時間給はできるだけ早く導入しなければならない制度である。
   単純に時間比例して賃金を払うよりも、成果や実績に応じた処遇制度が強い企業をつくることは明らかだ。企業の競争力が落ちれば従業員全体も不幸になる。
【3】傘下の労組は組合員の大半を正社員で占め、非正規社員の待遇改善が後回しになりがちになる問題もある。労働運動のリーダーを自任する連合は、我々は
  すべての働く人を代表する組織であると言う。行動で示せなければ、空虚に聞こえる。
  ⇒ これら【1】~【3】の主張が<成果報酬制度>推進の主な肯定理由だ。 いずれも現状肯定ないしは追認の立場から出発している、それだけを
    問題視して反対するのが賢明と私は考えない。 導入反対の主流意見は残業規制の崩壊を懸念する立場が専らだが、評価と労働時間の因果関係も怪しい。

  ここで待って欲しい。工場労働者/ホワイトカラー問わず、正規/非正規問わず、成果/業績を正しく反映する大前提たる業務マニュアルと総合的評価制度の
  一体完備が今の日本の何処で実現されているというの??  販売高/契約成績/品質改善率など、明確な数値で評価できる業務/業種は仕事全体の中で寧ろ
  少数派だ。マニュアルは不完全ながら作れても、ジョブ・ディスクリプションに直結する評価制度づくりに抵抗がある現状を変えられるのか?    
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≪ 『世界遺産制度』 得失から功罪へ ≫  観光の”経済資源”視は 天つば同然

2017-07-26 09:21:15 | 時評
☆彡 毎日<水説>悲鳴をあげる観光地=中村秀明 https://mainichi.jp/articles/20170726/ddm/003/070/057000c?fm=mnm
・ 世界遺産制度が発足してもう何年になるのだろう?  世界中が誘致に懸命な姿は昔も今も変わらず、日本もその例外ではない。
・ 記事に引用されているとおり、著名な観光地/都市では増え続ける観光客が其の受容能力を超えてしまい、様々な弊害が現実の出来事になっている。
  その代表的弊害とは、街路の汚染、騒音、交通渋滞、住民の日常生活サイクルの破壊、観光名所周辺への立ち入り被害などだが、従来は、観光客の消費
  してくれる経済効果(=得)が弊害(=失)を補って余りある、との認識が支配的だった。 然し、どうやら経済的得失計算の損益分岐点は多くの世界遺産
  指定地でピークに達しているのではないか?

 ⇒ 京都の例も記事では取り上げられているが、日本観光のシンボル的存在たる富士山が遺産指定後まもないのに早々と【弊害>経済効果】状態を迎え、
   国交省や当該自治体は対策に苦慮している。  他の観光都市或いは地域と異なり、富士山本体に人間生活は共存していないので、上に上げた<街路の汚染、
   騒音、交通渋滞、住民の日常生活サイクルの破壊、観光名所周辺への立ち入り被害など>とは無縁だが、登山道の混雑とゴミ捨て散乱、植物損傷などは
   皮肉にも≪人間自身が美しい遺産を己の手で壊してしまう≫愚かしさを具現した。 

最も効果的な対策は「入山規制」「入境制限」しかないが、それは経済効果に水を差す。このジレンマは何処も同じだ。”そこで知恵を絞るのが人間だろっ!”などと鼓舞する声が自治体当局者には日々浴びせられていることだろう。  そもそも自然遺産であれ文化遺産であれ、世界遺産指定制度が”観光の経済資源化”を是として始まったゆえ、こんにちのジレンマや弊害は当然の報い、いわば≪天つば≫というべき帰結だ。 

遺跡であれ景色であれ、「美しさを感じ、賞味する心のゆとりある人々が心静かに鑑賞する」そういう人の為なら観光地は喜んで客を迎え入れ、現在の自分がたまたまその傍に生計を立てて居ることで被る恩恵に感謝するだろう。  だが経済効果は、穏やかな心を訪問者/地元の住民双方から奪い、精神的貧困を増幅した。  
 これは昔から観光地に在った嘆かわしい精神状態だが、世界遺産制度はそれを世界規模に拡大再生産した。 これは経済的得失の次元を超え、”人間の精神に対する罪”ともいうべき所業ではなかろうか?

工業規格における<ISO>同様、世界遺産制度を案出した者は実に頭が良い。関連産業を創出し、ぶら下がって生活する人を多く生んだ雇用創出の功労者だ。  だがその一方、彼らが、地球規模で上述した弊害や精神の退廃をも生んだことを忘れてはならない。
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