静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

スーパーマン:大谷翔平選手の超人的記録は 今後も破られない!     ・・・・だが 疲労蓄積を本人がどこまで認め「休みます」と言えるか?

2023-07-28 21:07:51 | トーク・ネットTalk Net
⚾ ダブルヘッダー:前半戦では投手:1安打完封完投+後半戦には打者で本塁打2本で38号!   ≪デトロイトタイガース戦≫ 現地7/27
* 此の前人未踏の大記録を破る選手は、国籍問わず、今後も出まい。野手・投手を問わず平均的選手なら、同じ日に僅か45分の休憩で2試合をこなすだけで疲労困憊だ。
  幾ら大谷選手は20代最後の29歳で若いとはいえ、文字どおり<Unbelievable Performance ><Superman>としか言葉はみつからない。
  もう、ベーブルースとの比較話しは出てこないだろう。

* 当然だがナマの肉体で、投手を務めるサイクルと毎日出場の打者出場の連続がこたえない筈はない。睡眠と栄養に気を配る自己管理能力が誰よりも優れているとはいえ、
  誰にも限界はある。世は常ならず。。。少しの怪我でもそのサイクルを乱せば、今の雄姿はみられなくなる。

* 嘗てロッテで監督を務めたボビー・バレンタイン氏が、大谷選手の疲労蓄積のリスクを配球内容と直球速度の低下から予言している記事を読み、私の懸念と重なった。
  100マイル(=164Km)近い速球は暫く投げていないので、疲労の蓄積が無い筈はない。まして二刀流の負担を思えば、バレンタイン氏の懸念・警告は妥当であり、
  それを大谷選手本人は分かっている。 カギは、大谷選手本人が義侠心や日本人的生真面目さで頑張っちゃうかどうか。最悪、今シーズンがピークにもなりかねない。


☆ トレード話が立ち消えになったのを本人は歓迎しているのが、如何にも善人だ。冷酷な興行ビジネスの世界では、使え無くなればオシマイ。
   投げる右手の「指の爪割れ」と「痙攣」と片付けた故障も気になる。
  野球ファンなら誰もが大谷選手の長い活躍を望んでいる、と信じたい。ならば、無理するな。「休息したい」と思う時は遠慮するなよ。
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森村誠一氏死去への中国外交部メッセージ 噴飯モノだ!

2023-07-27 18:20:12 | 時評
★☆ 中国外交部、森村誠一氏に哀悼の意 「人類の良識を体現」
 【新華社北京7月26日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は26日の記者会見で、日本の著名な作家、森村誠一氏が死去したことについてコメントを求められ、
  次のように述べた。
『われわれは森村誠一氏に哀悼の意をささげ、遺族にお見舞いの意を表す。森村氏は正義感のある日本の著名な作家で、多くの作品が明白な公理と人類の良識を体現している。
  特にルポルタージュ「悪魔の飽食」は日本が当時、中国に対して仕掛けた細菌戦の犯罪行為を深く暴露している。
  歴史の真相に正面から向き合い、暴露した日本国内の有識者の勇気には感心させられる。日本は軍国主義による侵略の歴史を深く反省し、実際の行動で残された害毒を取り
 除かなければならない』。
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 このコメントに私は失笑した。戦前の大日本帝国が立てた傀儡国家・満州国に陸軍が細菌研究所を置いたことは知られているが、現政権は革命後の接収で、その研究所の成果を引き継いだ。それは周知のことでコロナウイルス発症源と疑われている武漢の施設は其の一例。それをシャーシャ―と無視したうえ、森村氏が細菌作戦を描いたことを褒めちぎる、其の滑稽さよ!

★◎☆ 中国の大衆よ、目覚めよ!自国の過去の犯罪或いは愚行を堂々と作家あるいはジャーナリストが暴ける自由。
  それが中華人民共和国にあるか? 現政権の愚行・蛮行・過ちを批判する自由はあるのか???
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≪ 高校野球にもVTR:リプレイ検証の導入を ≫に高野連はどう対処する?       老人H入居者が起こす暴力事件に想う

2023-07-27 08:53:53 | トーク・ネットTalk Net
 7月26日:神奈川大会決勝戦最終回<慶應議塾高校 vs 横浜高校>での併殺不成立判定
・ 横浜高校側が二塁審判に二度も確認を求めたが、判定は覆らずオールセーフに。この走者二人をおいての逆転3ラン本塁打で横浜は涙を吞んだ。
・ たまたま私は実況中継を視ていた。TVカメラは本塁方向からの映像しか取れないので、塁審の背中越しに見える動作が唯一の判断材料になる。これはベンチも同じ。

・ 「塁審は視認と併せ、野手の足がベースに触って出る” チツ ” という摩擦音も同時にチェクしている。27,000人余りという大観衆の悲鳴と歓声でかき消された可能性」と
  2011年から6年間NPB審判を務めた経験者・柳内遼平氏からのコメントも見受けられる。
  <ジャッジを生業にしているNPB審判員は判定について、批判されることは宿命だ。だが、アマチュアの審判員は本業がある中で、球児と野球界のために休みをつぶして
   グラウンドに立っている。際どい判定がある度、大批判を受ければ誰もグラウンドに立たないだろう。また現在、「ロボット審判」で全国の高校野球を運営できるほどの
   資金もなければ、ノウハウもない>。 ← アマチュアスポーツを支える審判への当然すぎる配慮であろう。

* 関係者やOBから「せめて地方大会決勝及び甲子園での試合にはNPBの映像検証を」との声がある。此の声に対し、柳内氏は課題を挙げている。
 【NPBの「リクエスト制度」があったとしても、判定は「セーフ」のままだった可能性が高い。なぜならば、「明らかな間違い以外は審判員の判定通りにする」という
  原則があるからだ。今回の場合、判定を「アウト」に覆すためには、遊撃手の足と二塁との接地が確認できる映像が必要になる。テレビ放送の映像では明確に内野手が
  二塁を触れたと確認できる映像はなかった。「~だろう」では判定変更はできない。「絶対に~だ」といえる映像が必要になる】
   ⇒ これにはTVカメラが複数台必要になるが、放映権絡みのコスト負担をどう処理するのか? 
そして≪ 審判の権威 ≫という大原則をどう守るのか?

🔲 (毎日)老人ホームの入居者に母は68歳で殺された 娘が問う介護カスハラ 【鈴木拓也】

・ 家族と思って接している――。そんな心構えで介護の仕事をしていた母が、勤務先の老人ホームで入居者に殺された。68歳だった。この入居者は以前から、
  職員や他の入居者に暴力を振るうトラブルを起こしていたという。職員を守る体制は十分だったのか。施設の対応に疑問を抱いた娘らは、裁判に打って出ることにした。
 ⇒ 此の提訴をみて最初に抱いた疑問、それは提訴対象に暴行殺人を犯した当の入居者は含まれているのか否か?である。だが、当人は自殺したので容疑者死亡で不起訴。
   書類送検のうえ不起訴、というパターンとなった。施設側の冷たい対応もあるなら、遺族はやりきれない無念の思いで生きる日々だろう。
   

・ 若し容疑者が存命の場合でも、痴呆を患っていたからとの理由で提訴はできないのか?痴呆の進行で暴力的になる症例は知られており、今回のケースもそれだとすれば、
  そのような発症者専用施設への緊急移動は現行施設の義務とせねばならない。法令ではそう決まっているのに、暴行の常習者でも当該施設側が怠ったのか? 
   法制が整っていないなら、整備が大至急望まれる
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意欲溢れる女性のキャリア継続を支える存在 vs  妨害する社会

2023-07-26 09:28:10 | 時評
毎日:特集(あした元気になぁれ) ◆ キャリアを中断された妻=小 国 綾 子 (オピニオン編集部)要旨転載
* 「あなたの人生を世の普通の翻訳機にかけたら『夫の海外転勤のためキャリアを中断された妻』ですよね。なのになぜ、それを明るく語れるの?」
   恵泉女学園大学長の大日向雅美さんにそう尋ねられ、私は一瞬、答えに詰まった。「結婚」をテーマに、大日向さんを取材した時のこと。
    なぜか逆に大日向さんに問われるままに、私は結婚、出産、退職、そして再就職までの半生を語っていた。
1)「新聞社に入った時の夢は海外特派員でした」。でも当時、出産後も男性と同じように働いていたのは、実母に子育てを任せている女性ばかり。27歳で母を亡くした私に、
   ロールモデルはいなかった。子どもがいつかほしかった私は、結局、入社5年で最初の夢をあきらめた。
2) 次は社会部で事件記者を目指した。でも妊娠し、再び方向転換。保育園を嫌がる繊細な息子を育てるうち、とうとう目標は「どんな形でもいい、働き続けること」
   という、ささやかなものとなった。
3) そんなある日、夫の海外転勤が決まった。私は最後の目標すら手放し、家族一緒に暮らすために退職、渡米した。4年後、帰国。古巣の新聞社に再就職し、今に至る。
4) 決めたのは全部私。後悔はない。お陰でいろんな体験ができたし、それで本も何冊か書いた。そう笑いながら語り終えた私に、大日向さんは「なぜ」と問うたのだった。
  ~改めて「夫のためにキャリアを中断された妻」という言葉について考えた。確かに客観的に見れば、私ってそうなんだな。考えたこともなかった。
  ・・ううん、違う。考えないようにしていたのかも〜…。
5) 考え込む私に大日向さんは優しく言った。「小国さんは世間や会社の評価軸とは別の、もっと大事な『軸』を持ってる人なのね」。そうかもしれない。
  出世や肩書なんかどうでもいい。後輩が上司になるのも全然平気。「いいものを書きたい」。いつもどこにいても、その方がずっと大事だった。

★ それでも、と自問する。何かを選ぶたび、何かを捨ててきた私は、選ぶたび、心に痛みを感じていたんだろうか。痛みに気付かないふりをして、カラカラと笑いながら
  生きてきたんだろうか。
せめて若い世代にはもっと多様な選択のできる社会を、と願いながら。 考えを整理して、来週続きを書きます。
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 果たして小国さんを『夫の海外転勤のためキャリアを中断された妻』といえるのか?私は疑問符を持つが、小国さんのように≪世間や会社の評価軸とは別の、もっと大事な『軸』を持ってる人≫は男女問わず数多くいらっしゃるだろう。それは男女関係なく大切な核心であり、人生の意味を考える人なら等しく追い求める価値だ。

 唯、女性に生まれ「子供を欲しいと思い」且つ「妊娠できる身体」で≪もっと大事な『軸』を持ってる人≫が夫と共に働く生活を長く続けたい場合、子育てを任せられる壮健な実母の存在が、日本では不可欠の条件だ。乳幼児段階から小中学生までの15年間を支えられる実母が居ないと、外国では当然とされる保育園に始まるベイビーシッター&学童保育施設の不備が今もそのような女性の夢を壊している。(・・・勤務の国内外を問わず、晩婚出産なら、15年は母に取り高いハードルとなろう)。
 不備どころか「子育ては家庭で」の価値観回帰を掲げる勢力が政権政党に居座り続ける日本の現実は、小国さんに象徴される意欲ある女性の生き方を阻むものだ。


 高齢化は進んだが、意識の高い娘の夢を支えられる母がどれほど居るか? ここも小国さんが願う【せめて若い世代にはもっと多様な選択のできる社会を】のカギだろう。
尤も、いま高齢になった女性たちの大半は寿退社後「専業主婦・良妻賢母モデル」で若き日を送った世代ゆえ、娘の苦労を想像できる経験をもたず、ピンとこないかも。
 他方、離婚他で苦労しつつ子供を育てた女性に生まれた娘で小国さん型のキャリア形成に進むのは意思の強い人だが、母が15年も支えられるほど壮健か?これも難しい。

◆ 「考えを整理して、来週続きを書きます」とあるので、期待したい。
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≪ 今 朝 の 3 題 ≫   次に入閣してほしい人?    男性育休取得率公表義務企業の拡大策     武器はテーブル上に全ての選択肢を

2023-07-25 08:28:53 | 時評
【「入閣してほしい人」上位に高市、小泉、河野氏ら 世論調査】毎日新聞:22・23日実施の全国世論調査/携帯電話での回答者524人
・ 1位:高市早苗経済安全保障担当相で30人 2位:小泉進次郎元環境相(26人) 3位:河野太郎デジタル相(23人) 
  4位:自民党参院議員の小野田紀美防衛政務官(21人)だった。
  ⇒ 固定ではない携帯電話でのアンケート。回答者数は2日で僅か524人。名前の挙がった人で最高齢は高市氏の62歳→これから推測されるのは回答者の年齢層の大半が
    50代までの非高齢者ではないか?  それにしても”やる気満々パフォーマンス”に優れた人物への人気投票じみるのは毎度のこと。
  大枠の政策決定は高齢の自民党重鎮たちが決めている現実が見えながらの人気投票となる。 それを知りつつ(?)アンケートなど催すメディアも軽薄では?

【男性育休取得率、公表企業を拡大へ 従業員300人超に】厚労省が義務付けを検討中
・ これまでの従業員1,000人超から300人超に広げる(案)だそうだ。言うまでもなく「育児は妻の仕事価値観」の打破、これが男女同権社会への重要な一里塚であり、
  行政・司法あげて取り組むべき課題の一つなのに(公表されるのが恥ならヤレ)であり、ここにも『同調圧力』を利用するしかない日本の法規制が浮かび上がる。


【テーブルの上の選択肢=大治朋子】毎日:火論
・ 「米国は武器の製造や使用においては、限りなくフリーハンドでいようとする。それはイスラエルも同じだ」人工知能(AI)が自らの判断で人を殺傷する兵器システムの
  誕生を想定した法規制が国際的に議論される中、西側諸国では米国やイスラエルが規制に反対している。
・ 両国の法学者らが2014年に発表した論文がある。現行法でも規制は可能だとか、一部西側諸国だけが自主規制すれば、規制しない国やテロ組織の「思うつぼだ」と主張
  している。冒頭の言葉は、この論文を書いたイスラエル人の法学者から直接聞いた言葉だ。
・ 兵器を開発したり使用したりする権利を可能な限り保持していたいという両国の立場は、クラスター爆弾をめぐる議論にも通じる。⇔ 核兵器保持も同じ

・ イスラエルには特殊な事情がある。世界中から敵意を向けられたホロコーストの経験から「最後に頼れるのは自分たちだけ」という思いが強く、武器規制には慎重だ。
  米国も基本的には国際協調より国益重視のお国柄だが、ワシントン特派員時代、米軍幹部から何度か「全ての選択肢はテーブルの上に載せておくべきだというフレーズを
  聞いた。背景には「米国はいつだって、何だってやる」という姿勢を維持することが、抑止力につながるという考え方がある。 ⇔ プーチンと同じ


・ 言うまでもないが、テーブルの上に選択肢を並べることと、それを実際に使うことはまるで違う。今回の供与で双方の多くの市民が死傷するだろう。恥ずべき判断であり、    
  それを非難できない日本政府も実に情けない。

  ← 同じ米軍の庇護下にありながら英国・ドイツは米国を非難し、ウクライナへのクラスター爆弾供与を否定した。 嗚呼!!
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