静夜思

愁多酒雖少 酒傾愁不来

≪ 天皇制を本気で持続させたいなら 男系への固執は自滅行為だ ≫  左派ではない皇學館元学長こそ憂いている

2017-02-04 20:46:29 | つぶやき
* 女性皇太子を阻むもの=伊藤智永 http://mainichi.jp/articles/20170204/ddm/005/070/009000c?fm=mnm
・ 明治時代に神宮祭主が創設した神道学の名門、皇学館大学元学長で古代史研究の大家、田中卓(たかし)氏、93歳。
・ 陛下が参与会議で初めて譲位の意向を明かされたのは6年半前だが、田中氏はその4年前、早くも論壇誌で「将来の長寿社会に対応するため、譲位のことも検討する」
  と提言していた。古来の天皇史に通暁した筋金入りの保守派ではあるが、頑迷ではない。譲位検討の提言は、「女系天皇で問題ありません」という論文の一節だった。
  (「諸君!」2006年3月号)
・ 「男系男子による皇位継承の永続は不可能。真の日本の伝統は男系男子ではない。皇太子に本来、男女の別はない。今の皇室典範のままなら、愛子さまこそが皇太子となる
   のが道理で、問題は女子という点だけである」と確信する田中氏は、90歳を前に娘さんの助けを借りてウェブサイトを開設し、療養の傍らインターネットで不屈の
   論陣を張り続けた。約3年前、愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか--女性皇太子の誕生」(幻冬舎新書)として出版されている。
 ⇒ 告白するが、不勉強にして私は、上に引用した言説を事もあろうに皇學館大學の重鎮が10年以上も前に述べていたことを知らなかった。
 ⇒ となると、何故に、安倍首相を戴く現在の勢力は田中卓氏の意見を葬り去ってきたのか? という疑問が湧く。

 田中氏がいうように、そして誰もが気づく通り「天皇が男系でなければならぬ」という主張は根拠不在で、単なる情緒/好みの言葉に過ぎない。象徴天皇であろうがなかろうが、
或は19世紀までの絶対君主であろうが、女王は立派に君臨し、仕事をした。 日本の古代だって女帝は何人もいた。 推古女帝しかり!
 其の事実を無視してまで、今の「男系天皇絶対派」が狙う、或は維持したい価値観とは?   いうまでもない。<男尊女卑の父系家長型国家&家庭像>なのだ。 
  一連の道徳教育推進、「望ましい家庭像」推進、「サザエさん型ホームイメージ」などなど、此の連中が意図しているものは見え見えだ。
・ 男系男子にこだわる論者や皇室典範の底流にあるのは男尊女卑の思想にすぎない、といった主張が史実や文献の紹介と共に述べられている。
  なお、愛子さまは男系女子であり、女系ではない。

陛下の譲位を特例法で済ませ、女系・女性天皇や女性宮家創設にも反対の安倍晋三首相は先週、国会で戦後に皇籍を離れた旧宮家の皇籍復帰を選択肢として検討すると
言い出した。  安倍晋三本人の情緒と皇室信心が謂わせているのか?  それとも、別の誰かに心酔しているだけなのか?    どっちだ?
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1 コメント

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Unknown (福島邦夫)
2017-02-06 00:34:04
田中卓は相当変な学者だよ。僕の立場から見ればだけど。

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