◆ 「令和」商標申請 中国で殺到 28日までに1200件超 大半は却下か https://mainichi.jp/articles/20190430/k00/00m/030/039000c?fm=mnm
・ 辛亥革命(1912年)から100年以上、中国人は王制を離れた国家でやってきた。中華民国となってからも、共産革命で現在の体制になってからも、
王を戴く暮らしを国民の誰も知らない。従い、すぐ隣の日本に王制が続いていることへの認識は殆んどゼロに等しいだろう、と私は想像している。
・ 経済構造は実質的に共産主義を捨てながら、1党独裁を守るうえで、西欧型デモクラシーは無論、王制の肯定は禁句であり、大衆にとり王制など、遠い別世界の
ものでしかあるまい。
・ 平成天皇が皇太子時代、中国を訪問した際のフィルムをたまたま昨夜TVで視た。珍しいモノ見たさ・好奇心に満ちた大衆の眼差しと、此の商標登録の動きを
比べるとき、日本人は複雑な想いにとらわれるに違いない。 非難や怒りなど、感情的に色々でてくるかもしれない。
* 何でもゼニ儲けのネタにしようとする、それは国・民族を問わず、人類普遍だ。”中国人だから”と一方的に論難しても当たらない。日本国内の改元フィーヴァー。
まさに国内で現在進行中のバカ騒ぎを考えたら、ゼニ儲けなら何でもやる習性を責めるのは「天つば」だ。反中・嫌中であろうがなかろうが、同じ醜い姿は
我々自身のすがたでもある。
▼ 要は、中国政府は、自分とは例え相容れない体制であっても、天皇制を続ける日本国への敬意を自国民が損ねることは互恵平等の基本原則に立ち返り、
放置しないとの態度を示すかどうかだ。 日本の天皇制が「元号」を伴う限り、元号を商標にすることが相手国民にとり<非礼>ならば、止めさせるか?
それは、知財保護をめぐり国際的に非難を受けている事態への対処であると同時に、日本との関係を本気で改善しようと考えているかの試金石でもある。
* 此のコラムをどれほどの中国人が読んでいるかわからないが、尋ねたい。
若し、日本国内で「毛沢東」「鄧小平」「習近平」などが日常消耗品で商標登録されたら、中国人はどう思うだろうか?
・ 辛亥革命(1912年)から100年以上、中国人は王制を離れた国家でやってきた。中華民国となってからも、共産革命で現在の体制になってからも、
王を戴く暮らしを国民の誰も知らない。従い、すぐ隣の日本に王制が続いていることへの認識は殆んどゼロに等しいだろう、と私は想像している。
・ 経済構造は実質的に共産主義を捨てながら、1党独裁を守るうえで、西欧型デモクラシーは無論、王制の肯定は禁句であり、大衆にとり王制など、遠い別世界の
ものでしかあるまい。
・ 平成天皇が皇太子時代、中国を訪問した際のフィルムをたまたま昨夜TVで視た。珍しいモノ見たさ・好奇心に満ちた大衆の眼差しと、此の商標登録の動きを
比べるとき、日本人は複雑な想いにとらわれるに違いない。 非難や怒りなど、感情的に色々でてくるかもしれない。
* 何でもゼニ儲けのネタにしようとする、それは国・民族を問わず、人類普遍だ。”中国人だから”と一方的に論難しても当たらない。日本国内の改元フィーヴァー。
まさに国内で現在進行中のバカ騒ぎを考えたら、ゼニ儲けなら何でもやる習性を責めるのは「天つば」だ。反中・嫌中であろうがなかろうが、同じ醜い姿は
我々自身のすがたでもある。
▼ 要は、中国政府は、自分とは例え相容れない体制であっても、天皇制を続ける日本国への敬意を自国民が損ねることは互恵平等の基本原則に立ち返り、
放置しないとの態度を示すかどうかだ。 日本の天皇制が「元号」を伴う限り、元号を商標にすることが相手国民にとり<非礼>ならば、止めさせるか?
それは、知財保護をめぐり国際的に非難を受けている事態への対処であると同時に、日本との関係を本気で改善しようと考えているかの試金石でもある。
* 此のコラムをどれほどの中国人が読んでいるかわからないが、尋ねたい。
若し、日本国内で「毛沢東」「鄧小平」「習近平」などが日常消耗品で商標登録されたら、中国人はどう思うだろうか?