Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

川の流れ

2008-08-22 10:33:14 | ツーリング
四国は緑と水の国

実際に走ってみると解る事だが
四国は海岸部を除いてほとんどが山で
その山と山の間を清流が流れているので
道はその川に沿った曲がりくねった道や
その尾根に沿って走っていたり
小さなコーナーの連続で山を越えていく。
だから地図上ではそんなに無い距離でも
実際はとても時間がかかったりする。

そんな道なので目にするものは
緑深き木々達と澄んだ水が印象的だ。
高き山々は雨をもたらし
水を含んだ森は清流を作り
それは段々大河となり海に流れ込む。
四国はそれをとても体感しやすい所なのだ。

日本最後の清流と言われる四万十川
でも地元の人に言わせると以前はもっと綺麗だったと言う。
普通に淡々と水が流れ、単純にそこに飛び込みたいと思う
そんな当たり前の事がなかなかできない時代だが
ここにはまだそれが出来る環境が残っているのです。

水がこんなに人の心を豊にするのか、改めて知らされる。
だから時々確認しにここへやってくる。
我が第二の故郷に勝手にしている程だ。

今もって残っているダートを数キロ走ると
四万十源流の森があった。
そこから20分程山の中に入って行くと
四万十川の源流の碑がある。

苔むした岩肌から流れるこの一筋があの200kmにも及ぶ四万十川の第一歩なのだ。
しばしの森林浴
途中で追い越した老夫婦が「これはいい思い出になった」という。
かなり急な登りだったので、とても大変だっただろう。
それでも感動的な場所なのでしょう。

十分に喉を潤した後
ペットボトルにその水を入れて持ち帰る。
一本は四国にこれなかった友人の為に
もう一本は自宅で水割りを作って飲む為に。

そろそろ今夜のキャンプ地を決めなければならないが
いつも利用する四万十川沿いの旧十和村の
ふるさと交流センター”に行ってみるが
今年は盆踊り会場になっており、どうやらキャンプはできないようである。
四万十川を横に一面芝生の開放的なキャンプサイトで
毎回利用するお気に入りのひとつだが今回は仕方が無い。

当初の計画どおり四国カルストの姫鶴平に向かう事にする。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿