バイクに乗り始めて20年以上が過ぎていきました。
普通、高校生くらいには興味を持つようですが
私はまじめな高校生、まったくバイクには興味はありませんでした。
それよりも小学生の頃から気になっていた漫画がありました。
もちろんバイク関係ではありません。
それは“サイクル野郎”という漫画です。
内容は少年が自転車で日本一周を夢見て行動する中で大人になっていく話でした。
当時私もチャリンコをぶっ飛ばし、地図を見てはいつか自分も・・・と思っていて
行ってもない場所を頭の中で想像しては楽しんでいました。
その頃の事が今の自分の原点にあるのかもしれません。
高校を卒業して同窓会がありました。
内緒の話ですが、タバコや酒もちょっと・・・
そんな中、ある友達が当時の新型スクーターに乗ってやってきたのです。
YAMAHAのベルーガ、50ccのヤツです。
当然みんなの注目を浴び、その場で早速試乗会です。
私は当時免許を持っていませんでしたので遠巻きに見ていましたが
試乗会がひと段落した頃、ちょっと跨ってみました。
当然クラッチがないのでハンドルのブレーキと右手のアクセルだけ。
教えてもらわなくても運転はできました。
怖々ちょっと家の周りを一周…
なんて楽しいんだ!
いつもの場所の流れていく風景はまるで別物のように新鮮さを感じました。
自分が運転することで周りの風景を変えることができる。
風の流れがこんなに気持ちがいいものなんて。
そしてこれを操っているのが私そのものなんて。
自転車とも車とも違う初体験の世界。
こいつに乗りたい!
これが私とバイクとの初めての接点でした。
つづく
普通、高校生くらいには興味を持つようですが
私はまじめな高校生、まったくバイクには興味はありませんでした。
それよりも小学生の頃から気になっていた漫画がありました。
もちろんバイク関係ではありません。
それは“サイクル野郎”という漫画です。
内容は少年が自転車で日本一周を夢見て行動する中で大人になっていく話でした。
当時私もチャリンコをぶっ飛ばし、地図を見てはいつか自分も・・・と思っていて
行ってもない場所を頭の中で想像しては楽しんでいました。
その頃の事が今の自分の原点にあるのかもしれません。
高校を卒業して同窓会がありました。
内緒の話ですが、タバコや酒もちょっと・・・
そんな中、ある友達が当時の新型スクーターに乗ってやってきたのです。
YAMAHAのベルーガ、50ccのヤツです。
当然みんなの注目を浴び、その場で早速試乗会です。
私は当時免許を持っていませんでしたので遠巻きに見ていましたが
試乗会がひと段落した頃、ちょっと跨ってみました。
当然クラッチがないのでハンドルのブレーキと右手のアクセルだけ。
教えてもらわなくても運転はできました。
怖々ちょっと家の周りを一周…
なんて楽しいんだ!
いつもの場所の流れていく風景はまるで別物のように新鮮さを感じました。
自分が運転することで周りの風景を変えることができる。
風の流れがこんなに気持ちがいいものなんて。
そしてこれを操っているのが私そのものなんて。
自転車とも車とも違う初体験の世界。
こいつに乗りたい!
これが私とバイクとの初めての接点でした。
つづく