◆ 目が覚めたとき、見た夢の内容を覚えている。
◇ 見る夢は、オールカラーである。
◆ 見る夢の世界に、音は存在している。
========================================
◇ 同じシチュエーションの夢を、繰り返し見ることがある。
◆ 夢の中で、'これは夢だ' と思っていることがある。
◇ 夢から目覚めたと思ったら、まだ夢の中だったことがある。
◆ 夢の中で、倒れたり、高いところから落ちたりした衝撃で、目を覚ましたことがある。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
'C・ノーラン監督祭り' の第3弾作品「インセプション」 を、
グランドシネマサンシャイン の IMAXシアター で鑑賞してきました。
私にとって、10年前に初めて映画館で見たノーラン監督作品 であり、
劇場鑑賞、自宅鑑賞を問わず、これまでに見た同監督の映画で一番好きな作品です。
緻密で途方もない世界観を描きながら、
その題材は '夢' という誰もが経験している事象であること。
複雑なルールによって構築された設定でありつつ、
エンターテインメントとして非常に強い牽引力を備えていること。
故に、考えるよりも、'何だかわかる' という感覚で作品世界に入り込むことができ、
ストーリーを追う面白さを、思い切り味わえる映画だと思います。
主要キャラクターは、'インセプション' の遂行に必要な各技能のスペシャリストから成るチーム6名、
'インセプション' のターゲット1名、それを阻む潜在意識の影という、結構な大所帯ですが、
夢の中で全階層を進んでいくポジションにいる、コブ、アリアドネ、サイトー、ロバートたちと、
自分が見ている夢の階層に留まって(第1階層:ユスフ、第2階層:アーサー、第3階層:イームス)、
ミッション達成に向け孤軍奮闘する人たちと、キャラクターごとに役割と見せ場がきっちり用意され、
キャスト陣が上手く演じているのも、見ていて楽しい要因の一つです。
ここぞと言う時に現れる、存在感たっぷりのモルを演じたマリオン・コティヤールは流石だし、
キリアン・マーフィーも、トム・ハーディも、この頃から然り気ない仕草や表情で伝えるのが抜群だし、
主人公コブ役のディカプリオをはじめ他の主要キャストも、役柄に沿った手堅い演技と思いますが、
アーサーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが挑んだ、第2階層の無重力空間での戦いっぷりは、
初公開時から10年を経ても、ずば抜けて素晴らしいと感じました。このシークエンスは本当に凄い!
時間の流れが異なる三つの階層が、最後の 'キック' に向けてタイミングを計り、
一斉に覚醒へと繋がっていく展開も、何度見てもインパクトがあります。
そして、問題のラストシーンですが、私は【現実派】です。
ようやく子どもたちに会うことができたと、コブの願いが叶ったのだと、信じたいので。。
今回の上映は、IMAXデジタルリマスター版によるものですが、
本作はIMAXでの撮影は行われていないため、フルサイズの画角拡張はありません。
それでも、グランドシネマサンシャインの贅沢空間で堪能できて最高でした!
当初は1回鑑賞のつもりでしたが、急遽、都合をつけて2回行ってしまいましたv
++ '20年9月2日追記 ++
「ダンケルク」の時と同じく 、「インセプション」も 上映終了日のお知らせ を目にした途端、
何とかもう一度見たい! という気持ちが強くなってしまい、最終日は予定の調整が難しかったので、
9月1日(火)に見納め鑑賞をしてきました。この作品は本当に見事な傑作だと思います。
7月よりスタートした 'C・ノーラン監督祭り' も、いよいよ最後を締め括る第4弾作品 、
「インターステラー」が9月4日(金)から2週間限定で上映 されます。
残念ながら、私はその期間はスケジュール的に行けそうにないのですが、
約2ヶ月にも及ぶ特集上映のお陰で、この夏は、映画館に足を運ぶのが実に楽しかったです♪
関係者の皆様、ステキな企画を開催していただきまして、ありがとうございました。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『インセプション』
◇原題:Inception
◇関連サイト:IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2020.8.18. & 8.20. 映画館にて
◇ 見る夢は、オールカラーである。
◆ 見る夢の世界に、音は存在している。
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◇ 同じシチュエーションの夢を、繰り返し見ることがある。
◆ 夢の中で、'これは夢だ' と思っていることがある。
◇ 夢から目覚めたと思ったら、まだ夢の中だったことがある。
◆ 夢の中で、倒れたり、高いところから落ちたりした衝撃で、目を覚ましたことがある。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
'C・ノーラン監督祭り' の第3弾作品「インセプション」 を、
グランドシネマサンシャイン の IMAXシアター で鑑賞してきました。
私にとって、10年前に初めて映画館で見たノーラン監督作品 であり、
劇場鑑賞、自宅鑑賞を問わず、これまでに見た同監督の映画で一番好きな作品です。
緻密で途方もない世界観を描きながら、
その題材は '夢' という誰もが経験している事象であること。
複雑なルールによって構築された設定でありつつ、
エンターテインメントとして非常に強い牽引力を備えていること。
故に、考えるよりも、'何だかわかる' という感覚で作品世界に入り込むことができ、
ストーリーを追う面白さを、思い切り味わえる映画だと思います。
主要キャラクターは、'インセプション' の遂行に必要な各技能のスペシャリストから成るチーム6名、
'インセプション' のターゲット1名、それを阻む潜在意識の影という、結構な大所帯ですが、
夢の中で全階層を進んでいくポジションにいる、コブ、アリアドネ、サイトー、ロバートたちと、
自分が見ている夢の階層に留まって(第1階層:ユスフ、第2階層:アーサー、第3階層:イームス)、
ミッション達成に向け孤軍奮闘する人たちと、キャラクターごとに役割と見せ場がきっちり用意され、
キャスト陣が上手く演じているのも、見ていて楽しい要因の一つです。
ここぞと言う時に現れる、存在感たっぷりのモルを演じたマリオン・コティヤールは流石だし、
キリアン・マーフィーも、トム・ハーディも、この頃から然り気ない仕草や表情で伝えるのが抜群だし、
主人公コブ役のディカプリオをはじめ他の主要キャストも、役柄に沿った手堅い演技と思いますが、
アーサーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが挑んだ、第2階層の無重力空間での戦いっぷりは、
初公開時から10年を経ても、ずば抜けて素晴らしいと感じました。このシークエンスは本当に凄い!
時間の流れが異なる三つの階層が、最後の 'キック' に向けてタイミングを計り、
一斉に覚醒へと繋がっていく展開も、何度見てもインパクトがあります。
そして、問題のラストシーンですが、私は【現実派】です。
ようやく子どもたちに会うことができたと、コブの願いが叶ったのだと、信じたいので。。
今回の上映は、IMAXデジタルリマスター版によるものですが、
本作はIMAXでの撮影は行われていないため、フルサイズの画角拡張はありません。
それでも、グランドシネマサンシャインの贅沢空間で堪能できて最高でした!
当初は1回鑑賞のつもりでしたが、急遽、都合をつけて2回行ってしまいましたv
++ '20年9月2日追記 ++
「ダンケルク」の時と同じく 、「インセプション」も 上映終了日のお知らせ を目にした途端、
何とかもう一度見たい! という気持ちが強くなってしまい、最終日は予定の調整が難しかったので、
9月1日(火)に見納め鑑賞をしてきました。この作品は本当に見事な傑作だと思います。
7月よりスタートした 'C・ノーラン監督祭り' も、いよいよ最後を締め括る第4弾作品 、
「インターステラー」が9月4日(金)から2週間限定で上映 されます。
残念ながら、私はその期間はスケジュール的に行けそうにないのですが、
約2ヶ月にも及ぶ特集上映のお陰で、この夏は、映画館に足を運ぶのが実に楽しかったです♪
関係者の皆様、ステキな企画を開催していただきまして、ありがとうございました。
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映画 『インセプション』
◇原題:Inception
◇関連サイト:IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2020.8.18. & 8.20. 映画館にて