「午前十時の映画祭7」グループBの上映最終日に、
TOHOシネマズ日本橋で見てきました。
最初の劇場公開時に見逃した作品を、後日に見ようとする時、
自宅鑑賞でも良いと思える作品と、劇場鑑賞にこだわりたい作品とがあります。
私にとって、この「戦場のピアニスト」は後者にあたる作品で、
2003年の日本公開から13年が過ぎてようやく、劇場で初見鑑賞となりました。
1939年のナチス・ドイツによるポーランド侵攻にはじまり、
ユダヤ系の人々の自由が奪われ、人権は蹂躙、
ゲットーへの強制移住後には、絶滅収容所への集団移送が開始されます。
狂った時代の一連の出来事が、本編に一通り凝縮されていました。
ワルシャワ・ゲットー蜂起、ワルシャワ蜂起を経て、
それに対するドイツ軍の報復により、完全な廃墟と化した市街地の光景を前に、
ただ、ただ、虚しい気持ちばかりがあふれます。
何故、こんな事になってしまったのか。
あの時代に生きた大多数の人々は、そんな思いだったのではないでしょうか。
時代の流れ、潮の変わり目どきは確実にあり、
しかも、多くの人にとって、そのうねりは大きすぎるものです。
だからこそ、過去を、歴史を振り返ることを通して、
今を生きる我々は、どう行動していくか、考えなければいけないのだと思います。
最近の、海外版も含めたニュースを目にしながら感じていたことを、
この作品を見ながら、漠然と思い出していました。
さて。
映画本編を見るまで積ん読で封印していた原作、
ウワディスワフ・シュピルマン著「戦場のピアニスト」を、これで読むことができます。
現在は、版元品切れで重版未定 なのですね。
買っておいて良かった・・というか、
よく、ここまで我慢したというか。
併せて収録されている、ドイツ軍将校ヴィルム・ホーゼンフェルト陸軍大尉の日記も、
興味深く、楽しみです。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『戦場のピアニスト』
◇原題:The Pianist
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2016.12.2. 映画館にて
TOHOシネマズ日本橋で見てきました。
最初の劇場公開時に見逃した作品を、後日に見ようとする時、
自宅鑑賞でも良いと思える作品と、劇場鑑賞にこだわりたい作品とがあります。
私にとって、この「戦場のピアニスト」は後者にあたる作品で、
2003年の日本公開から13年が過ぎてようやく、劇場で初見鑑賞となりました。
1939年のナチス・ドイツによるポーランド侵攻にはじまり、
ユダヤ系の人々の自由が奪われ、人権は蹂躙、
ゲットーへの強制移住後には、絶滅収容所への集団移送が開始されます。
狂った時代の一連の出来事が、本編に一通り凝縮されていました。
ワルシャワ・ゲットー蜂起、ワルシャワ蜂起を経て、
それに対するドイツ軍の報復により、完全な廃墟と化した市街地の光景を前に、
ただ、ただ、虚しい気持ちばかりがあふれます。
何故、こんな事になってしまったのか。
あの時代に生きた大多数の人々は、そんな思いだったのではないでしょうか。
時代の流れ、潮の変わり目どきは確実にあり、
しかも、多くの人にとって、そのうねりは大きすぎるものです。
だからこそ、過去を、歴史を振り返ることを通して、
今を生きる我々は、どう行動していくか、考えなければいけないのだと思います。
最近の、海外版も含めたニュースを目にしながら感じていたことを、
この作品を見ながら、漠然と思い出していました。
さて。
映画本編を見るまで積ん読で封印していた原作、
ウワディスワフ・シュピルマン著「戦場のピアニスト」を、これで読むことができます。
現在は、版元品切れで重版未定 なのですね。
買っておいて良かった・・というか、
よく、ここまで我慢したというか。
併せて収録されている、ドイツ軍将校ヴィルム・ホーゼンフェルト陸軍大尉の日記も、
興味深く、楽しみです。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『戦場のピアニスト』
◇原題:The Pianist
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2016.12.2. 映画館にて