ナショナル・シアター・ライブ2015の第一弾作品、
「ザ・オーディエンス」が、先週23日(金)より公開されています。
昨年見たNTライブ2014の中で、一番のお気に入りとなった「ザ・オーディエンス」。
是非、もう一度見たいと思っていたので、今回も映画館まで行って来ました!
やっぱり面白いです、この作品。
前回鑑賞してから、「 クィーン 」と「 リトル・ダンサー 」、
そして「 ビリー・エリオット ミュージカルライブ 」も見ていたため、
あちこちの台詞にいろいろ思いを巡らせたり、ニヤリとしたり。
他にも、これまでに見た映画や、読んだ記事などのあれこれが思い浮かび、
イギリスに興味を持っている人には、本当に楽しめる作りとなっています。
NTライブは収録映像なので仕方がないですが、生の舞台だったら、
キャメロン首相のパートに、新しい時事ネタを盛り込むこともあるのかな?
二回目の鑑賞となった今回は、女王が少女時代の自分と対話する部分に、より注視。
すべてが変わったのは、女王として即位するよりもずっと以前、
父の国王就任が決まった時からであったことに、あらためて気づかされました。
(「 英国王のスピーチ 」で最も印象に残っているのも、
ジョージ6世視点で描かれた、この部分を象徴している場面。
兄エドワード8世からの譲位を受け、屋敷に戻ったバーティを、
娘たちがひざまずくようにしてお辞儀をし、「陛下」と言って迎えるのですが、
その瞬間のバーティの表情が何とも言えず、胸に突き刺さります。
先に描かれた、"ペンギンのお話" のシークエンスとの対比で、
余計に、グッとくるものがありました)
エリザベス女王の本音など、もちろん、我々が知り得るはずもなく、
芝居で繰り出される会話も、脚本家P・モーガンによる想像の産物ではありますが、
イギリス国民がイメージする、"こうあって欲しい" 女王の姿が、
「ザ・オーディエンス」には、絶妙に反映されているのでしょうね。
再見できて、とても嬉しい作品でした。アンコール上映ありがとうございました!
*~*~*~*~*~*~*~*~*
NTライブ 『ザ・オーディエンス』
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇初回鑑賞レビュー: 『 ザ・オーディエンス 』
◇鑑賞日:2015.1.25. 映画館にて
「ザ・オーディエンス」が、先週23日(金)より公開されています。
昨年見たNTライブ2014の中で、一番のお気に入りとなった「ザ・オーディエンス」。
是非、もう一度見たいと思っていたので、今回も映画館まで行って来ました!
やっぱり面白いです、この作品。
前回鑑賞してから、「 クィーン 」と「 リトル・ダンサー 」、
そして「 ビリー・エリオット ミュージカルライブ 」も見ていたため、
あちこちの台詞にいろいろ思いを巡らせたり、ニヤリとしたり。
他にも、これまでに見た映画や、読んだ記事などのあれこれが思い浮かび、
イギリスに興味を持っている人には、本当に楽しめる作りとなっています。
NTライブは収録映像なので仕方がないですが、生の舞台だったら、
キャメロン首相のパートに、新しい時事ネタを盛り込むこともあるのかな?
二回目の鑑賞となった今回は、女王が少女時代の自分と対話する部分に、より注視。
すべてが変わったのは、女王として即位するよりもずっと以前、
父の国王就任が決まった時からであったことに、あらためて気づかされました。
(「 英国王のスピーチ 」で最も印象に残っているのも、
ジョージ6世視点で描かれた、この部分を象徴している場面。
兄エドワード8世からの譲位を受け、屋敷に戻ったバーティを、
娘たちがひざまずくようにしてお辞儀をし、「陛下」と言って迎えるのですが、
その瞬間のバーティの表情が何とも言えず、胸に突き刺さります。
先に描かれた、"ペンギンのお話" のシークエンスとの対比で、
余計に、グッとくるものがありました)
エリザベス女王の本音など、もちろん、我々が知り得るはずもなく、
芝居で繰り出される会話も、脚本家P・モーガンによる想像の産物ではありますが、
イギリス国民がイメージする、"こうあって欲しい" 女王の姿が、
「ザ・オーディエンス」には、絶妙に反映されているのでしょうね。
再見できて、とても嬉しい作品でした。アンコール上映ありがとうございました!
*~*~*~*~*~*~*~*~*
NTライブ 『ザ・オーディエンス』
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇初回鑑賞レビュー: 『 ザ・オーディエンス 』
◇鑑賞日:2015.1.25. 映画館にて