このところ俗世の話題といえば、何といっても自民党の総裁選である。きのうはデイサのテーブルにつくと、真向かいに座る88歳の爺さんがこう話しかけてきた。
「小林ナニガシ、あれはいい。あれはいいですよ」
この爺さん、自民党の総裁選に一番手の名乗りを上げた小林鷹之議員のことを言っているのである。私は答えた。
「ああ、あれはダメだと思いますよ。開成から東大、東大から財務官僚と、典型的なエリートコースを歩いてきた人ですからね。ちっとも面白みがない」
「いや、東大は東大でも、この人は東大ボート部ですよ。東大ボート部のキャプテンをやった人なのです。東大は東大でも、ボート部はちょっと違う」
「でもね、この人はアレだというじゃないですか、安倍派の若手が、こぞって推しているというじゃないですか。安倍派といえば、裏金問題ですからね。安倍派の若手はこの人を使って、裏金問題をウヤムヤにしようと企んでいるのじゃないですか」
「う〜む」と爺さんは少し顔を曇らせた。
「でもね、こういう頭の切れる人でないと、中国とまともに渡りあえないのですよ。小泉進次郎のバカとは違いますからね」
私には、小林鷹之議員がいいかどうかなど、どうでもいいことのように思えた。私からすれば、自民党はすでに賞味期限が切れて、売れなくなったオワコン商品に過ぎない。そんなオワコン商品をもう一度お客さんに買ってもらえるようにするには、だれを営業本部長にすればいいか、小林課長がいいのかどうか、ーーそんなくだらない問題をめぐって議論を交わしているように思えたのである。
大事なのは、そんなことより、時代のニーズに合った新しい商品を開発することなのに、肝心のその方面の問題関心がごっそり抜けているのではないか。
きのうデイサでした爺さんとの政治論議に限らない。最近はテレビの報道番組でも自民党の総裁選がテーマとして取り上げられることが多いが、そこでもこの方面の問題関心がすっかり抜け落ちているのではないか。
時代のニーズに合った新しい商品の開発ーー。
自民党がこの問題に関心を払わず、旧来の商品を売ることにばかりかまけている昨今である。野党が喫緊のニーズに合った新商品を開発・販売すれば、人口に膾炙すること間違いなしだと思うのだが、いかがだろうか。
「小林ナニガシ、あれはいい。あれはいいですよ」
この爺さん、自民党の総裁選に一番手の名乗りを上げた小林鷹之議員のことを言っているのである。私は答えた。
「ああ、あれはダメだと思いますよ。開成から東大、東大から財務官僚と、典型的なエリートコースを歩いてきた人ですからね。ちっとも面白みがない」
「いや、東大は東大でも、この人は東大ボート部ですよ。東大ボート部のキャプテンをやった人なのです。東大は東大でも、ボート部はちょっと違う」
「でもね、この人はアレだというじゃないですか、安倍派の若手が、こぞって推しているというじゃないですか。安倍派といえば、裏金問題ですからね。安倍派の若手はこの人を使って、裏金問題をウヤムヤにしようと企んでいるのじゃないですか」
「う〜む」と爺さんは少し顔を曇らせた。
「でもね、こういう頭の切れる人でないと、中国とまともに渡りあえないのですよ。小泉進次郎のバカとは違いますからね」
私には、小林鷹之議員がいいかどうかなど、どうでもいいことのように思えた。私からすれば、自民党はすでに賞味期限が切れて、売れなくなったオワコン商品に過ぎない。そんなオワコン商品をもう一度お客さんに買ってもらえるようにするには、だれを営業本部長にすればいいか、小林課長がいいのかどうか、ーーそんなくだらない問題をめぐって議論を交わしているように思えたのである。
大事なのは、そんなことより、時代のニーズに合った新しい商品を開発することなのに、肝心のその方面の問題関心がごっそり抜けているのではないか。
きのうデイサでした爺さんとの政治論議に限らない。最近はテレビの報道番組でも自民党の総裁選がテーマとして取り上げられることが多いが、そこでもこの方面の問題関心がすっかり抜け落ちているのではないか。
時代のニーズに合った新しい商品の開発ーー。
自民党がこの問題に関心を払わず、旧来の商品を売ることにばかりかまけている昨今である。野党が喫緊のニーズに合った新商品を開発・販売すれば、人口に膾炙すること間違いなしだと思うのだが、いかがだろうか。
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