「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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女性を本当にしあわせに出来る男性って?

2015年12月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

なんだか、そそくさと時間が過ぎていきますね。

僕は今日まで仕事です。はい。


12月の初めの、うちの事務所の忘年会はまだまだ続いています。


「でも、ゆるちょくんと話していて、最近、印象的だったのは、ゆるちょくんが、女性の出すオーラを読めるようになった」

「って言う話かしらね・・・」

と、御島さん(31)。

「そういう意味で言うと、女性って、男性に察して欲しい生き物なのよね。女性は、本当の事はあまり口にしない」

「そう言えば・・・いつか、ゆるちょくん「既婚女性の恋・・・「オトナの恋」をしている女性は恋を言葉にせず、目で語る」って」

「言っていたわよね」

と、御島さん。

「うん。そうだね。それはもう、経験からの話になるけど・・・女性は、むしろ、言葉にしない分・・・目でガンガン、恋を語る所があるかなあ」

「「ねえ、わたしの苦しい気持ち、わかって・・・」って言う目をしばしばする・・・まあ、僕もそれはわかっているつもりだけどって」

「感じだけどね・・・」

と、僕。

「それは・・・その先に行きたいって事?」

と、御島さん。

「いや、むしろ、その先に行けない事はわかっているけど・・・でも、気持ち的には・・・苦しい」

「みたいな事だろうね。「わたしの気持ちもわかって・・・」みたいなイメージかな」

と、僕。

「女性の気持ちって・・・理性と本能が混在するから・・・相手が理性が強くて、ある意味頑固なゆるちょくんじゃなかったら・・・」

「不幸を巻き起こしていたかもしれないわね」

と、御島さん。

「ま、僕も辛かったけどね。それは実際、気持ち的には、そういうモノだよ」

と、僕。

「でも、実際、我慢した・・・その事実に価値があるわ」

と、御島さんは言い切った。


「女性は社会に出ると・・・既婚女性ですら、恋をする・・・わたしも、その事実は社会に出てから知ったわ」

「謹厳実直な女性だわ・・・って思っていた女性程、「オトナの恋」をしていて・・・女性って、そういう生き物なんだ・・・って」

「苦笑しながら、自分自身をも、理解したものだわ」

と、御島さん。

「結局、あれね・・・女性を動かすエネルギーって、恋するエネルギーなのよ」

「リアルに好きな男性がいて・・・その男性に自分から話しかけられる事が自分のエネルギーになる・・・みたいな?」

と、御島さん。

「その気持ち、同じ女性として、わかりますね。っていうか、そういう男性が視界の中にいてくれるだけで嬉しいって言うか・・・」

「朝、出勤して、事務所の大部屋の片隅で、ゆるちょさんがパタパタ、ノートパソコンで、原稿を書いているのを見ると」

「正直、ホッとしますもん、わたし・・・」

と、辛辣姫ユキちゃん(28)。

「同じ時間、同じ場所に一緒に存在してくれている・・・そういう有り難さみたいなのを感じているんですね、それって」

と、辛辣姫。

「わたし、女性が「オトナの恋」をしている風景って・・・最初ちょっとショックだったんですよね。まだ、会社にいた頃」

「・・・信頼していた先輩の既婚女性がやっぱり「オトナの恋」をしていて・・・最初は裏切りのような気がしていたんですけど」

「それはそうではなくて・・・ある意味、女性特有の生理みたいなモノだってわかって・・・」

と、ミユウちゃん(25)。

「女性は男性に恋しながらでないと、生きられない・・・そんな話ね」

と、御島さん。

「ええ。そうなんです。わたしも、それが少しずつわかって・・・そういう男性の存在があるからこそ、頑張れる」

「それが女性なんだなって、今では理解していますけどね」

と、ミユウちゃん。

「そういう話、勉強しかして来なかった男性からすると「不真面目な奴」って言う評価で、駄目だしをするんですよね」

「お前は未だに学校の生徒か!そんなに教師に褒められたいのか!って言いたくなりますけどね」

と、辛辣姫。

「そんな事、考えているから、そういう男性はダメなのよ。ま、その話はいいわ」

と、御島さん。

「そういう意味では、ゆるちょくんって、話していて楽ね。既婚女性の「オトナの恋」の経験者でもあるし」

「そういう女性のせつない気持ちもわかってくれているから・・・」

と、御島さん。

「はあ。まあ、経験のチカラですよ」

と、僕。

「それに、ゆるちょくんは、女性の出すオーラをまず、理解してくれているから・・・」

「わたしが調子悪い時は、絶対に話しかけてこないでしょ?」

と、御島さん。

「まあね。女性の出すオーラって、要は女性の今現在の感情だからね。「御島さん、今日はちょっと元気ないみたい」ってわかれば」

「少し様子を見る事だってあるよ。僕だって、実際、話しかけて欲しくない時も、たまにだけど、あるからね」

と、僕。

「結局、何に関して言っても・・・相手の立場に立って、まず、考える・・・っていう姿勢こそが、人間にとっては、大事って事よね」

「ゆるちょくんを見ていると、いつも、そう思う。周囲を見回して、まず、場の空気を感じてから、ゆるちょくんは動き出すものね」

と、御島さん。

「うん。結局、場の空気や女性の出すオーラって・・・ちょっと男性には、直接は言いづらい事が表現されているから」

「そこを掬い取ってやらないと・・・場をまとめる事は出来ない人間になってしまうからね。すごく大事な事だと僕は思っているよ」

と、僕。

「でも、女性のオーラを読み取れるようになって・・・随分、楽になったな。相手の感情が、こっちがしゃべる前からわかっているって」

「随分、得と言うか・・・「あ、今日はこの子と楽しく話しても、いいみたいだな」ってわかっていれば、楽しいネタフリも」

「出来るからね」

と、僕。

「ゆるちょくんって、そういう意味じゃあ、対女性、対男性に関しても、充分気を使って・・・場を和ます事の出来る人間なのよね」

「まあ、それがオトナの男性の定義って感じがするけど・・・」

と、御島さん。

「男性って、2種類いるじゃない。ゆるちょくんみたいに、周囲に気が使えて空気が読めて、対女性、対男性、どちらとでも、和む空間を作れる人と」

「そうでない人。空気は全然読めないし、女性は相手に出来なくて、男性とも、上手くしゃべれないって言うか、自分ばっか偉ぶって、あれこれ言わず、俺について来い」

「みたいなタイプで、実は周囲から、徹底的に嫌われている男性?・・・そういう2種類の男性に完全に分かれるわよね」

と、御島さん。

「人間性が大きくて、皆を懐に入れられて、場の空気を自由自在にコントロール出来る素敵な男性と」

「・・・人間性が小さくて、空気も読めず、自分のしたいように出来ないと、すぐ怒る・・・そういう男性の違いですね」

「ま、能力のある人間と、能力の無いダメな人間との違い・・・と言った方が速いみたいですけど」

と、レイカちゃん。

「わたし、結局、麻雀にしろ、公営ギャンブルにしろ、釣りにしろ、ゴルフにしろ、鉄にしろ・・・男性が群れる場所って、女性と上手くやっていけない男性が」

「男性同志で、傷を舐め合う為の遊びなのかなって、思っているんですよね。男性って、すぐ男性同志で群れたがるし・・・女性を差別したがると言うか、何か一段下に見ている感じ」

と、辛辣姫。

「わたしも、それは思っていました。結局、オトナになって、ゴルフだ、麻雀だって、言っても」

「要は男性同志で、群れる理由を作っているに過ぎないなって・・・男性同志群れていると、女性だけ差別の対象になったりするんですよね」

「わたし、以前の職場の飲み会の二次会か何かで・・・男性ばかり群れて・・・同僚である女性達だけ取り残された事があります」

「男性達が、何か、女性と一緒にいるのは、恥ずかしいとか、差別的な空気を感じた事がありますね」

と、レイカちゃん(31)。

「わたしは・・・男性が群れるのって、ある意味、女性も同じかもしれないって思ったりした事があります」

「女性同志で群れる為に・・・女子会なんて、その最たるモノですけど・・・そういう女性同志に慣れちゃうと」

「男性と上手くやっていけないし、そもそも、素敵な男性を見分ける目や、そういう男性を惹きつける魅力が減るのかなって」

「思っていたりしますね」

と、ミユウちゃん。

「男性を惹きつける、女性の魅力って、そもそも何かしら?」

と、御島さん。

「それは・・・やっぱり、女性らしさなんじゃないですか?やわらかい身体の線だったり、やわらかな笑顔だったり」

「それでいて「たおやかさ」も、あるって言うか、女性は強いですし・・・でも、やさしさもある・・・みたいな」

と、ユキちゃん。

「わたし、やさしさって言う事で言えば、男性はカン違いしていると思うのね。女性は誰にでもやさしいわけじゃない」

「・・・これって、男性の母親のあり方とカン違いしていると思うのよ」

と、御島さん。

「女性は好意を持っている男性にだけ、優しくするものじゃない?」

と、結論のように、御島さん。

「は!それはそうですね」「ええ、その通りです」「そう思いますね」

と、ユキちゃんとミユウちゃんとレイカちゃん。

「でも・・・社会を知らない男性達は母親やお姉さんの肉親だから起きる愛と・・・赤の他人の女性の愛を混同しているような」

「気がするの」

と、御島さん。

「それは、御島さんがいみじくも今、指摘したように・・・男性達が社会を・・・つまり、社会で生きる女性達の内面を」

「知らないから、思い至らない・・・と言う現実だと思いますよ」

と、貴島くん。

「男性の世界って・・・女性がいなくてもやっていける所があるって言うか・・・男性だけで群れて、そのコミュニティで」

「評価を受けていれば、サラリーマンとしても、問題なくやっていける所がありますからね。よくわからない女性と関わって」

「交通事故を起こされるのが、男性は一番怖い事ですから」

と、池澤くん。

「なるほど・・・サラリーマン世界は、男性社会だから・・・そもそも女性と関わらなくてもやっていける」

「・・・そういう意識が男性側にあると言う事ね?」

と、御島さん。

「ええ。特にサラリーマンをやっている男性って、基本「長い物には巻かれろ」「寄らば大樹の陰」的な意識で働いている人が」

「大多数ですからね。「出る杭は打たれる」と言う意識で、他人を見ているもんですよ。だから、女性と関わる男性を」

「・・・特に女性と上手くやれる男性を嫉妬心で見ているんだけど、自分はそれが出来ないのを知っているから」

「「へ。どうせ、「出る杭は打たれる」さ」って言いながら、自分を慰めるのがオチ・・・だと思いますよ」

と、池澤くん。

「そうか。男性は「男性社会」と言う逃げ場あるから・・・積極的に女性と関わらないようにしている」

「・・・そもそも女性を知らないし、女性の扱いもよくわからない・・・結果、女性を怒らせたり、女性を泣かせたりして」

「男性社会で、減点されるより、女性と関わらない方が、人生として、正しい選択と考える男性が増えていると言う事ね」

と、御島さん。

「既婚の男性なんて、ほぼ、全員その意識じゃないですか?どうも男性って「自分は正しい。自分は悪い事は一切していない」と」

「言う「正義の価値観」に逃げ込む事が多いんですよね。要は男性は、どうしたって、理性的世界の住人なんですよ」

「だから、「本能的に気持ち良いか、否か」の世界に住んでいる女性の世界を理解出来ないんだと、わたしは思います」

と、レイカちゃん。

「「自分は正しい」なんて価値観・・・女性からすると、何の価値も無いのにね」

と、御島さん。

「そう思います。だから、男性は女性の考えが理解出来ないんじゃないですか」

と、辛辣姫。


「男性が「正義の価値観」の世界に住んでいるんだとしたら、女性は何の価値観?って事になるんだろう」

と、僕。

「それはもちろん、「好きか、興味無いか」の価値観じゃないですか?完全なる本能の世界の住人です」

と、辛辣姫。

「でも、そうよね。「好きか、興味無いか」の世界に住んでいるからこそ、女性は職場でも、「オトナの恋」をしている」

「そして、恋を言葉にせず、目で問いかける・・・そして、女性の本音を察してくれる事を好意のある男性に求めている」

「それだけの世界なのよね。だから、女性が好意を持たない・・・興味の無い男性は、女性からすると、その世界の中に」

「存在しない事になるのよね・・・」

と、御島さん。

「その・・・女性から興味を持たれない男性って、既婚の男性で、女性と交通事故を起こしたくないから」

「仕事以外では一切触れないようにしている・・・そういう男性って事になりますよね。「既婚の女性」で自分の外見や中身に」

「自信のある女性は「オトナの恋」をするのに・・・男性のあり方って対照的ですね」

と、ミユウちゃん。

「要は男性って①女性の事がわからないけど、既婚の男性・・・職場の女性には仕事以外では一切接触しない男性・・・と」

「②恋をされた女性に女性の事を教わってきて、ある程度女性の事を理解している・・・「既婚の女性」に「オトナの恋」をされる」

「男性・・・に分かれるのよね、実際は」

と、御島さん。

「そうなると・・・女性は①自分に自信が無くて、恋に躊躇している女性と、②自分の外見にも内面にも自信があって」

「どんどん恋をしてきた女性・・・に分かれるから・・・②の男性と②の女性が恋で持ってつながり、しあわせのうちに成長していくって」

「そういう構図になるんでしょうね」

と、御島さん。

「①の男性と女性はふしあわせスパイラル、②の男性と女性はしあわせスパイラルに乗った・・・シンプルに言うと、そういう話ですか」

と、レイカちゃん。

「有り体に言えば、そうかもしれないわね」

と、御島さんが結論的に言う。


「わたしね。結局、男女で結婚する時にまず、問題になるのは・・・男性側が女性の事を何も理解せず、結婚しちゃうからだと思うの」

と、御島さん。

「男性って、理性的に物事を進めようとするじゃない?対して、女性は本能的に・・・その恋を続けるか、辞めるかを判断して」

「結婚を決めていくでしょう?でも、男性は、将来計画のひとつとして、結婚を捉えているわ。「この歳までに結婚相手を見つけて」」

「「子供が出来たら、この歳で、マンションを購入して、定年退職までに、ローンを払い終える」みたいな・・・そういう感じ?」

と、御島さん。

「だから、女性との事も理性的に処理しようとするのよね。結婚してしまえば「釣った魚に餌はやらない」って言い出すし」

「もう、その結婚の不幸の呪文を唱えた瞬間に、女性は旦那を見限ると言うのにね。だから、自分に自信のある女性は」

「「オトナの恋」に踏み出すのよ・・・」

と、御島さん。

「じゃあ、聞きますけど・・・女性は結婚に関して、どういう男性の振る舞いを期待しているんですか?」

と、池澤くん。

「女性は感情の世界、本能の世界に生きているわ。だから、結婚相手との同居に関して言えば、女性の感情を逆撫でする振る舞いは」

「絶対に辞めてほしいの。だって、女性は感情をサゲられるのを一番嫌がるし、逆に感情を毎日毎秒アゲアゲにして欲しいって」

「いっつも願っているのよ」

と、御島さん。

「そうですね。人生は毎日の積み重ねですからね。毎日の感情生活をアゲアゲにしてくれる旦那なら、満点をあげたくなるし」

「それこそ、毎日抱きしめたくなりますよ」

と、辛辣姫。

「そうね。そういう相手なら、毎日抱かれたくなります」

と、レイカちゃん。

「結局、それって、男性は毎日恋的行為を・・・愛情を女性に感じさせる行為をして欲しいって事なのよね」

「甘い言葉をささやいて欲しいし、そういうストーリーを作って、そういう愛のシチュエーションに導いてほしいのよ」

「もちろん、恋にだって、ハレの日とケの日が必要だと思うわ。旦那の仕事が忙しければ、恋のケの日もやむを得ない」

「だけど、ケの日があるなら、恋のハレの日も作る必要があるでしょう?二人きりで愛を深め合う時間が欲しいの」

「もっとも、男性が女性の感情をアゲアゲにするには・・・例えば、女性のおしゃべりを笑顔で聞いてあげるのだって、愛情行為になるもの」

「要は女性を感情的に笑顔にするには・・・どうしたらいいか、毎日実験してみて、女性を毎日感情的にアゲアゲ出来れば・・・その愛の貯金は愛のハレの日に」

「ご褒美となって返ってくるんじゃないかしら」

と、御島さん。

「そうですね。簡単な事でいいんですよ。前にゆるちょさんは、「女性はいくつになっても、7歳のプリンセスだ。だから、そんな感じで、対応してあげればいい」って」

「言ってましたよね。わたし結局、女性ってやさしいパパが欲しいんだと思います。自分にやさしくて、自分を見つめていてくれて、時に怒る事もあるけれど」

「それは全部自分の為。そして自分を絶対的に守ってくれる・・・「サル山のボス力」の強いパパ・・・「今日、どんな事があったの?」って日々、言ってくれれば」

「女性は満足するんじゃないですか?・・・だって、それが女性の求める日々の簡単な愛情行為ですもん」

と、辛辣姫。

「結局、そこでも、相手の立場に立って物を考えられる男性が評価が高く、自分の事しか考えられない、自分本位の男性の評価が低いって事になるわね」

「もちろん、女性も同じ事だけどね」

と、御島さん。

「相手の女性をしっかりと受け止められる・・・度量のある男性が一番!って事でもありますけどね・・・」

と、レイカちゃん。

「そうね。それが女性の感情を思い切りアゲアゲにしてくれる男性の条件って、なりそうね」

と、御島さん。


「じゃあ、その逆なら?毎日の感情生活をサゲてばかりいる旦那だったら?」

と、僕。

「ある程度、様子を見ていて・・・「これは結婚相手を間違えたな」と思ったり・・・普段の社会生活の中で、旦那より素敵な男性に」

「出会ってしまったら、そういう男性に女性は即、恋に落ちますから・・・「オトナの恋」に走るでしょうね」

と、辛辣姫。

「でも、結婚って、契約ですよね。大事な約束って、言うか・・・」

と、池澤くん。

「ふふ。池澤くんは、未だに女性と言うモノがわかっていないようね。男性は口約束でも・・・約束したら、その効力が永久に続くと」

「カン違いしているみたいですけど・・・女性からすれば、その約束、その時の一時の感情によるモノだから・・・次の瞬間に」

「感情が変われば・・・もう効力は失っていると考えているんですよ。だから、女性の言質を取っても意味はないんです」

「「女心と秋の空」ですもの・・・」

と、レイカちゃん。

「だから、旦那になる男性は、当然、奥さんの感情コントロールが上手く出来る必要があるんですけど」

「それの出来ない男性が多くいるから・・・夫婦が不幸になっているように、わたしには見えますね」

と、レイカちゃん。

「そうなのよ。女性の事を何にも勉強しないまま、理性的に結婚なんてするから・・・奥さんの感情コントロールに簡単に失敗し、結局、女性を怒らせて、旦那は旦那として」

「失格の烙印が押されて・・・カタチばかりの給料配達人と化すだけ・・・自分に自信のある女性はすぐに「オトナの恋」に走る」

「この構図よね・・・」

と、御島さん。

「「恋とは男性がプレゼンし、女性が決めるモノである」・・・なんだから、あくまでも、二人の仲は男性がコントロールするものなのよね。女性の感情コントロールこそ」

「もっとも大事なのよ。常に感情アゲアゲにして・・・女性を家族の太陽にする必要があるの。だけど、旦那が自分の事ばかり考えて、これに失敗するから」

「その夫婦は不幸になるのよね」

と、御島さん。

「そうなっても、男性は女性の事がわからないから・・・社会の女性には一切相手にされないから・・・結果、オトコ社会に逃げ込む」

「事になるんでしょうね。週末の趣味・・・鉄や釣りや・・・オトコ同志で群れる趣味を男性がする理由はそこにあったんですね」

と、辛辣姫。

「だいたい男性は中学や高校くらいから、恋をする時期に入るのに・・・社会に出るまで、いや、社会に出ても、女性を勉強する機会の」

「無い男性が多すぎるわ。だから、結婚で失敗するのよ・・・」

と、御島さん。

「僕がいろいろ聞いた話では・・・勉強しか出来ない奴らに限って、結婚を早く済ます事に意味を見出しているみたいですよ」

「「これだけ早く結婚を済ます事の出来た俺はエライだろ」・・・そう社会に誇示したいみたいですけどね」

「そこに何の意味があるんだろ」

と、貴島くん。

「あー、そういうオトコが一番、結婚を失敗しちゃうのよね。だいたいそういうオトコって、男性的魅力も無いから、外見的にも」

「内面的にも自分に自信の無い女性を結婚相手に選ぶしか無くて・・・そういう女性は子供を生んでも、社会に出たがらないから」

「どんどん外見的に劣化して・・・早い時期に、自宅で孤独化するわ。子供がいたとしても、両親に魅力が無いんだから、さらに倍な」

「子供になって・・・へたすると、結婚出来ない個体になって、いつまでも親に迷惑をかける存在になるかもしれないわ」

「不幸の典型例ね」

と、御島さん。

「結婚って、女性にとっては始まりなのに・・・結婚を早く済ます意識って、どんだけ女性の事を理解していないか」

「思い切りわかっちゃう感じですね」

と、ミユウちゃん。

「ゆるちょくんは・・・未だに結婚していない理由のひとつに・・・自分の遺伝子が納得いく水準に達するまで」

「子供を作りたくないって意識があったからなのよね?」

と、御島さん。

「そうだね。未だに結婚出来ない体たらくは笑うしかないけど・・・遺伝子は親が子供に出来る最大の贈り物だからね」

「遺伝子が満足する出来になるまでは、子供には贈りたくなかったんだ」

と、僕。

「そういう意識から見ると・・・結婚や子供を作る事って・・・納得遺伝子が出来てから・・・と言う方が、しあわせスパイラルに」

「近い感じがしますね」

と、レイカちゃん。

「ま、そう言って頂けると、ありがたいけどね。ま、僕はそういう女性の気遣いの上で成り立っているようなもんだから」

と、僕。

「もちろん、女性の気遣いは、男性に好意を持っているから、成り立つのよ。そこをカン違いする男性が多いから、困るのよね」

「結局、男性は女性に選ばれなければいけないのよ。好意を持たれて、愛されて、やさしくされるのが、選ばれた男性の特権なんだから」

と、御島さん。

「わたし、最近、そういう話で、思い始めた事があるんですけど・・・要は、女性も男性も高校生くらいから恋を経験して、異性の中身を結果的に勉強してきた男女が」

「結婚で持ってしあわせになっていけるのかなって、思っているんです。結局、恋って、異性を理解する為の経験と言う名のトレーニングなんですよ」

「ちゃんと社会で、男女がしあわせに共存出来る方法を探るトレーニング。これをやって来た人間は、女性にしろ、男性にしろ、相手の立場に立って日々、物を考える事が出来る」

「男性で言えば、女性のオーラを見抜く事が出来て、女性の今の感情に対して思いやる能力がついている。女性にしても、今男性が何をやりたいのか、だいたい察しがつく」

「・・・それで一番大事なのは、好意を持っているし、ある意味、尊敬の念が存在するからこそ、相手の気持ちを受け止められる・・・そういう事なんだと思うんですよね」

と、ミユウちゃん。

「わたしは、女性ですから、女性の気持ちで言うと・・・わたし、ゆるちょさんの文章を読んでいて、本能的に説得されるし、その仕事の内容について、単純に尊敬しているんですね」

「こういう文章って、今まで、出会った事なかったし、非常に繊細に女性の事を表現出来ているから、同じ女性として、納得出来るんですよ」

「さらに言えば・・・ゆるちょさんは「本能的迫力」がすごいから・・・女性は傍にいるだけで、安心出来るし、ある意味、癒されるから・・・仕事、本能のチカラと言う点で」

「尊敬の念もあるし、本能的に説得されているんですよね。わたし、男性には、その2つ・・・尊敬出来る仕事と、女性を本能から説得出来る「本能的迫力」が」

「必要なんじゃないかと、最近、思い始めているんですよね」

と、ミユウちゃん。

「そうね。それって、同感だわ。完全に経験から言える話って事になるけど・・・尊敬出来る仕事と、女性を本能から説得出来る「本能的迫力」を持っているって」

「ある意味、昭和のオトコ・・・戦中派のオトコ達かしら・・・向田邦子さんの世界に出てくる登場人物のようなテイストよね」

と、御島さん。

「それで言うなら「寺内貫太郎一家」ってドラマ、ちょっとだけ見たことがあります。向田邦子さんの作だって聞いたので・・・」

「なんか、怖いお父さんがちゃぶ台を跳ね除けて・・・ううん、ちゃぶ台は樹木希林さんがしれっと脇へどけて、夕ごはんをひとりで食べてて」

「怖いお父さんが息子を投げ飛ばしたりしていた・・・そんなシーンを見たことがあります。でも、確かにあのお父さん、石屋がなんかの職人さんで」

「仕事にプライドがあって「本能的迫力」満点の人物でしたね」

と、辛辣姫。

「小林亜星さんか。懐かしいな。あの人、本当は繊細な音楽家なんだぜ」

と、僕。

「さすがですね」

と、貴島くん。

「話を戻すけど・・・ミユウちゃんの言いたい事は・・・「本能的な迫力」で説得される・・・「本能的な恋」に落ちることさえ出来れば女性はしあわせになれる」

「・・・そういう事かしら。やっぱり「理性的な恋」はダメなのね」

と、御島さん。

「「理性的な恋」の・・・恋の魔法って、あっけない程に簡単に解けちゃいますからね」

と、ミユウちゃん。

「まあ、わたしの話になりますけど、以前にも話しましたけど・・・大学時代、好きだった先輩が結婚して1年くらいたった時にたまたま会う機会があったんです」

「そしたら、しあわせ太りで・・・外見が大きく変わっていたんです。その瞬間「なんでわたし、こんなおっさんが好きだったんだろ」って冷静につぶやいていましたから」

「・・・恋の魔法って、外見に大きく左右されるんですよね・・ホント、簡単に解けます。わたしは、経験的にそれを知りましたねー」

と、ミユウちゃん。

「そう。わたしもおっさん化した先輩に会った瞬間、恋の魔法が解けた経験をしているから・・・ホント、あの魔法は怖いですよ」

「なんで、こんなおっさんに恋心を?って自分を疑いましたもん」

と、辛辣姫。

「それだけ、「理性的な恋」と言うのは・・・あっけ無いものなのね。結婚して、子供が生まれると、旦那に対する恋心が消えるって言うけど・・・」

「「理性的な恋」の場合、そこで恋の魔法が解けるのね。「本能的な恋」は、「オトナの目」である、その目に見つめられると恋に落とされるから」

「何度も恋が復活するモノだけど・・・セックスレスになる理由は、「理性的な恋」の魔法が解ける・・・そこにきっかけがあるみたいね」

と、御島さん。

「結局、仕事にプライドがあって、尊敬出来る男性で「本能的迫力」で持って、女性を「本能的な恋」に落とせる男性に恋の魔法をかけてもらう・・・それが女性の」

「本当のしあわせにつながる・・・そんな結論になりそうですね」

と、ユキちゃん。

「そして、女性の出すオーラをちゃんと理解出来る男性・・・って事も大事ですよ」

と、レイカちゃん。

「それを言うなら、まず相手の立場に立ってモノを考えられる男性って事が最も大事かしら」

と、御島さん。


「なんか、男性も大変ですね」

と、貴島くんが小さな声で言葉にする。

「そうだな。ぜいぜい、僕らも、がんばろうか」

と、僕が言葉にすると、貴島くんも池澤くんも、ニッコリした。


(おしまい)