「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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「月夜野純愛物語」(ラブ・クリスマス2)(25)

2013年12月21日 | 今の物語
一週間後の水曜日。いつものように軽トラで隣町に荷物を運ぶミウの姿があった。

老人達の病院通いの手伝いは、病院の始まる午前9時前後に集中するので、それが終わると昼間は比較的に時間に余裕があるので、

荷物の運搬も気軽に頼まれているミウだった。


いつものように赤谷川沿いを軽トラで走るミウだった。晴天に恵まれポカポカしていたので、ミウは軽トラを脇に寄せて停めて、携帯電話でサトルに電話した。

「最近、出てくれない日も多いし・・・病状がさらに悪くなっているみたいだし・・・不安だわ・・」

と、ミウは思っていた。


6回目のコールで、サトルは電話に出た。


「サトル・・・わたし、ミウだけど・・・どう?今、電話して、大丈夫?」

と、ミウは心配そうに言葉にする。

「ごめん・・・」

という言葉が出てくるまで、10秒近くかかった、サトルだった。

「今、かなりキツイ?」

と、ミウが言葉にすると、

「大丈夫だよ。昼間から焼酎飲んでるから、今は大丈夫」

と、サトルは少し酩酊気味に言った。

「え、飲んでるの、お酒?」

と、ミウはびっくりした。今まで、そんなことは一度もなかったからだ。

「だって、飲まないと怖いんだもん。そう、怖いの・・・」

と、サトルは言う。

「っていうか・・・まとも何かを考えられる状態じゃ、ないわけ」

と、サトルは言う。

「周囲すべてが僕を嫌ってる。皆、僕を不快がってる。責任から逃げたからね。僕は・・・」

と、サトルは言う。

「皆、がんばってるんだよ。一週間一回常に完徹状況でも、愚痴も言わずにがんばる。それがシステムエンジニアってもんなんだよ」

と、サトルは言う。

「皆、それがわかっていながら、愚痴も言わずがんばっているんだよ」

と、サトルが言う。

「それが何?主任任されて、ほどなく壊れて、責任放棄して、鎌倉に逃げ帰って挙句の果てに休職?ちゃんちゃら、おかしいよ」

と、サトルは言う。

「もう、僕の生きる目は無くなった。あの場所にはもう、僕の居場所なんて、一切ないんだ。誰も待っていてはくれないのさ」

と、サトルは言うと、電話の向こうで、嗚咽していた・・・。


ミウは何の言葉もサトルにかけることが出来なかった。


「今まで一生懸命やってきた結果がこれだよ。水の泡・・・すべての信頼はパー。終りなんだ、僕は・・・」


と、言いながら、サトルは泣いていた。


それから少しサトルの口調が変わる。


「怖いんだ。皆が・・・」

と、サトルは言葉にする。

「怖くて、近くのコンビニにも、いけない。だから、食堂で食事を取るくらいしかできないんだ」

と、サトルは言葉にする。

「でも・・・同僚や後輩に会うのが、怖い・・・」

と、サトルは言葉にする。

「だから、朝6時に朝食が始まるから、その時間に必ず食べるんだ。その時間に起きてる先輩も後輩もいないから」

と、サトルは言葉にする。

「知り合いに会いたくないんだ。ううん、誰かに話しかけて欲しくないんだ。怖いから・・」

と、サトルは言葉にする。


「それが・・今朝・・・6時にさ・・・食堂が開いたから、すぐに朝食食べちゃおうと思って、行ったら、職場の後輩に会っちゃってさ・・・」

と、サトルは言葉にする。

「「大丈夫ですか、サトルさん・・・」って言われたんだけど、怖くて相手の目が見れなくてさ・・・朝食食べずに部屋に逃げ帰ってさ・・・」

と、サトルは言葉にする。

「怖くてしょうがないんだ。いつも俺を慕ってくれた奴だったけど、非難されているように感じてさ・・・身体に震えが来て、止まらなくて」

と、サトルは言葉にする。

「仕方ないから、1階の共用スペースでビール買って、エレベーター待ってたら、寮長に見咎められて・・・逃げるようにエレベーターに乗って」

と、サトルは言葉にする。

「皆が僕を邪魔にするんだよ・・・ビールでも飲まないとやってられない・・・怖くて怖くて・・・皆が僕に怒るんだ。怒ってるんだよ・・・」

と、サトルは言う。

「ビール飲んで寝ても、3時間も眠れやしない。吐き気で一杯になる。起きているのがつらい・・・いや、正直何かを考えるのが嫌なんだ」

と、サトルは言う。

「今も焼酎を飲んでる。飲まなきゃやってられない。ううん、起きてるのが嫌なんだ。寝ている時だけが僕はしあわせでいられる・・・そうなんだ。すべてが地獄なんだ」

と、サトルは言う。

「サトル・・・」

と言いながら、ミウは言葉も出せずに涙がポロポロ流れた。


「もういやなんだ、こんな人生・・・何も出来なかった、皆に迷惑かけてばかりだ・・・せっかく僕を信じて主任に起用してくれた課長や部長や・・・」

「慕ってくれた後輩達の期待を全部裏切って・・・皆がんばって仕事しているのに、僕だけ・・・こんな場所で飲んだくれても、気分は一切晴れない・・・」

と、サトルは言葉にする。

「もう、いやなんだ、こんな思いをしながら、生きるの・・・」

と、サトルは言葉にした。

「いやなんだよーーーーーーー」

と、絶叫して、サトルの電話は切れた・・・。


ミウは涙していた・・・かつて、遠い昔、日々生き地獄だった、自分を思い出して、サトルの胸の痛みが容易にわかったミウだった。


「あの頃の・・・毎日、もがき苦しんでいた、あの頃のわたしと同じ・・・酒に逃げるしか出来なくて・・・眠ってもすぐに起きてしまう・・・あの頃のわたしがそこにいる」


と、ミウは泣きながら思っていた・・・。


ミウはもう一回だけ、電話をかけた・・・。


今度は一回で、サトルは出てくれた。


「ミウ・・・?」

と、少しだけ平静になったサトルだった。

「ねえ、サトル、ひとつだけ約束して、ね、ひとつだけ・・・」

と、ミウは言葉にする。

「うん、なんだい約束って・・・」

と、サトルは少し無邪気に聞いてくる。

「自殺だけは・・・自殺だけはしないでね。わたしの希望が無くなっちゃうから」

と、ミウは言葉にしている。

「ミウの希望?この僕が?」

と、サトルは少し戸惑っている。

「そうよ。サトルはわたしの唯一の希望なの。わたしに残された最後の希望なのよ・・・だから、自殺だけはしないで・・・お願い」

と、ミウは言葉にしている。

「そう・・・僕を必要としてくれるひとが・・・まだ、いたんだ・・・」

と、サトルは少しだけ平静を取り戻していた。

「わかった。それだけはやめておくよ・・・」

と、サトルは言葉にする。

「でも、ダメだ・・・怖いことに変わりはない・・・多分、皆・・・敵なんだ。僕を嘲笑っているんだ・・・僕なんか、いらない人間なんだ!」

と、サトルは言葉にする。

「だから、怖いの嫌なんだよーーー」

と、言ってサトルの電話は切れた。


ミウはそれから、何回か電話をかけたが・・・それ以後、留守電に直接つながるようになってしまった。

携帯電話の電源が切られたのだ。サトル自身によって・・・。


ミウは長い間、自分の携帯を眺めていたけれど、軽トラのドアを開けて、外に出た。


太陽が気持ちよくミウを照らした。

まるで、春のような日和だった。

赤谷川の水が光り、せせらぎがキラキラしていた。


「気持ちよさそうだな・・・そんな場所で、ミウの作ってくれたお弁当でも食べながら、おしゃべり出来たら、楽しいだろうね」


かつて、サトルの言った言葉をミウは思い出していた。


「あの頃より、さらに悪くなってる・・・」


とミウは思った。涙が出た。


「言ってる事がよくわかるわ・・・毎日が地獄で・・・わたしも酒に逃げ込んでたっけ・・・あの頃のわたしとなにもかも一緒」


とミウは思った。


「本当に辛いのね・・・っていうか、後輩の目も見れなかったって、サトル、わたしの何倍も苦しんでいる・・・」


と、ミウは思った。


「わたしは吐き気は感じなかったし、怖いとは一度も思わなかったもの・・・あの頃のわたしより、もっとひどい状況なの、サトル・・・」


と、ミウは思った。


「サトル・・・サトル・・・」


と、サトルの事がかわいそうで、かわいそうで、仕方なくなったミウはいつしか泣いていた。


「サトル、精一杯やったのに・・・そんな自分を責めて責めて責め続けて・・・後輩に会うのも怖いなんて・・・サトルがかわいそうすぎるわ」


と、ミウは泣いている。ポロポロあとからあとから、涙がこぼれた。


「あの、いつでも、日なたにいて機嫌よさそうな声を出していたサトルが・・・さっきの声は何?消え入りそうで、自信が無くて・・・」


と、ミウはサトルの声にもショックを受けていた。


「いつも元気なスポーツマンのような自信に満ちた声だったのに・・・消え入りそうな、自分に自信を無くした人のように、か細い声だった」


と、ミウは泣いた。とにかく泣いた。


「人生に自信を無くしたのね・・・だから、周囲の目が怖い・・・いや、外に出るのさえ、怖いって、言ってた・・・サトル・・・」


と、ミウは言葉にしていた。


「どうしよう・・・このままじゃ、サトル・・・ひどくなるばかりだわ・・・」


と、ミウは言葉にしていた。


「本当に、かわいそう・・・サトル・・・」


と、ミウはその場に泣き崩れた。


つづく


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第十一回 朝ドラ通信週末版 12月121日 「ごちそうさんまでの日々」

2013年12月21日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
午後5時です。

僕的には、晩酌開始時間でーす!


さて、朝ドラ的にはクライマックスな土曜日。それぞれどんなクライマックスになったんでしょう。


さて「ちりとてちん」ですが・・・まあ、「ちりとてちん」の方は土曜日はさらっとな事が多いんですね。むしろ、来週の準備の方が多いというか・・・。


まず、先に正典お父ちゃんの話の方からしちゃいましょう。順番的にもこっちが先だったし。

正典さんは、結局、若狭塗り箸を小浜観光協会の事務局長竹谷さんに卸し、秀臣さんの店に卸すことに承諾したんですね。

「これっきりやぞ」

と言いながら、背に腹は代えられない・・・ということだったんでしょうね。


で、なぜか、小次郎おじさなんは、

「探さないでください」

と書き置きをし、消えていたりするわけです。


もちろん、ナツコさんの部屋に登場するわけで・・・来週はこのカップルの話がメインになるのかな?


という、そういう決着だったんですね。こちらのストーリーは。


さて、んじゃ、メインのストーリーの方に行きましょう。

、若狭さんはA子さんが草々さんと草若師匠の家を出て行くところに遭遇・・・ま、いつものように隠れる若狭さんですが、

草々さんたちは行ってしまうんですね。


で、二人が話し合っているようなシーンがあり・・・と、一人帰ってきちゃう草々さんに遭遇する若狭さんなんですね。

で、どうしたのか草々さんに聞いて・・・走りだす若狭さんなわけです。


もちろん、A子さんはいつものように橋のところに立っているわけで、そこに到着する若狭さんなわけです。


「A子、東京へ行くって聞いたから・・・」

と、若狭さんはA子さんに理由を聞くんですね。

「わたし、草々さんが落語に熱中しているところが好きなの。だから、わたしも自分の好きなことに熱中しようって思って」

と、A子さんは話してくれるわけです。

「B子はわたしに敵わないみたいなことを言ってくれたけど、わたしだってB子に敵わないなあって、いっつも思ってたのよ」

と、A子さんは言ってくれるわけです。もちろん、具体的な内容はいいません。もちろん、そんなこと初めから内容のないセリフですから。


完全に視聴者を喜ばせる為に人工的に作られたセリフなので、内容がないんです。

こういう視聴者向けのセリフばかり内容のない作品が他にもありましたねー。

伝説のトンデモ大河ドラマ「天地人」です。


あれも、こういう視聴者を喜ばせるだけのための内容の無いセリフのオンパレードでした。

ま、女性向けのドラマを女性が描くとそういう手法が有効・・・と、そういうことなんでしょうけどね。


僕は今回のいろいろな作劇で完全にこの作品に信頼を失っているので、今後も相当辛口に言葉にしていきそうです。哀しいことですが。


まあ、とにかく、A子さんは東京行きを決め、笑顔で背中を見せて去っていったわけです。

「それがA子らしいA子を見た最後になりました」

というナレが入り・・・A子さんの人生が暗転することを予言しているんですね。


そうか・・・佐藤めぐみさんの素敵な笑顔もこれが最後か・・・寂しいなあ。

なにしろ、今回の一連の事で完全にA子さん派になってしまいましたから・・・。これからどうしよう・・・。


で、草若邸に帰ってくると、今度は四草さんが師匠に怒られています。

「お前、なぜ、今回、笑いが一切取れなかったか、わかるか?」

と師匠は言うわけです。

「テープを聞いただけでは「落語の腹」はわからんだろ?「落語の腹」とは落語家がしゃべる時の表情やしぐさ、間の取り方の事だ」

と、師匠は言うわけです。

「それらを師匠から弟子へ口伝えで伝えていくのが落語なんだ。その流れの中にいるのが、俺やおまえだということだ」

と、師匠は言います。

「だから、ちゃんと「落語の腹」が伝わってから、初めてその落語を高座にかけることが出来るわけや。わかったか?」

と、師匠は言ってくれるんですね。


その後師匠は退場・・・と、四草さんは、若狭さんに向かって、

「落語見てやるから、やれ」

と言い出すわけで、やる気調復活の四草さんなわけです。


と、その後、草々さんのところへ近づく若狭さんに、草々さん、あろうことか、

「お前、俺が好きなのか?だとしたら、随分ひどいことしたと思って・・・」

と、どこまでもやさしい草々さんなわけですが、

「そんなことあるわけないですよ。わたし、内弟子修行中ですし・・・」

と、超笑顔で言う若狭さん・・・見る人が見ればその言葉が嘘であることはだだわかりなはずですが、そのあたり、超鈍感な草々さん、

「そうか。そうだよな。ああよかった・・・」

と言う始末・・・ま、ラブコメお約束の展開でしょうね。

で、この時、落語に集中しようと若狭さんは思ったんだそうです。


で、時間は飛び・・・2年後です。

寝床寄席は立ち見や往年の草若師匠ファンも戻ってきて大盛況・・・その様子に、天狗座の社長・・・まあ、ゴリさんですね。

も、様子を見にやってきて・・・ってなあたりで、ちょん・・・。


A子さん、ボロボロになって小浜に帰ってくるとか、そういう話かな。


まあ、ラブコメですから、浅い感じで、見て行きましょう。


恋愛を取るか、自分の将来を取るか・・・という今回のお話だったわけですが、

結局、生きてきてわかるのは、要は自分が納得する生き方をすることが一番だ・・・ということですね。

僕はこうと決めたら絶対にブレない頑固者で・・・なんだろう、人生の真理みたいなものを見つけると、そこはブレない・・・そういう生き方をしてきました。


例えば、よく話しますが、マスターを卒業する・・・つまり、三菱電機に入社する一週間前に、僕は仮名瀬名くんとお酒を飲み、

「僕らはコンピューター技術者には全く向いていない。サラリーマンにも全然向いていない。だが人間的なポテンシャルは多いにある」

「だから、僕らはお互い輝ける場所を見つけて、そこへ向かって脱サラし、その場で輝こう」

と決めました。

その時、僕は、

「僕は性格が弱い。だから、脱サラが成功するまで、恋はしないでおこう」

と、決めるんですね。


要はこれ・・・人生の伏線を張った・・・そういうことになるんですよ。


んで、今どうなっているか、と言うと、その路線をずーーーーーーっと歩いてきて、充実した書く仕事も出来るようになったし、自分で納得のいく仕事を、

毎秒出来るようになったので、非常に充実した毎日を過ごせるようになりました。

おちろん、物書きは一生死ぬまで修行が続きますが、自分なりに、納得出来る毎日を過ごせているので、まあ、気分的には脱サラ出来たかな、

とは表いますね。


さらに言えば、ボルさんにプロポーズして、オーケー貰っちゃったので、上の2つの伏線・・・もう回収出来ちゃったんです。


伏線さえ、回収出来ちゃえば、あとは楽しい人生が待ってるのみですからね。


要はやるべき人生の目標さえ、設定出来れば、あとはそっちに向かって突入していくのみ・・・ということでしょう。


若狭さんは、素晴らしい落語家になるという目標を持った・・・だから、毎秒進化が出来る。

正典さんも、いろいろな現実があるとは言え、若狭塗り箸の職人として、毎秒修行です。


結局、そういう自分の価値追求型の仕事って、地道にやれば、結果が出る仕事なんですよね。

だから、日本人って、職人多いし、職人仕事を喜ぶし、尊敬しますよね。

あれは知恵を毎秒作っているからです。ひとを喜ばせる為の知恵を・・・。


ま、僕も言っちゃー「しあわせになる為の知恵」作り職人ですから。同類なわけです。


追求していきましょう。どこまでも。自分の価値と知恵を・・・。



さて、次、「ごちそうさん」行きましょうか。


悠太郎さんは割りと穏やかに夕食の膳につき、めいちゃんが、

「わたしはたくさん食べて、なべ底大根になるの!」

という言葉を聞いて、昨日ムロイさんが話した、

「なべ底大根は美味しくなくっちゃ駄目なんだ。死んでいったちくわやはんぺん達の分も生きなきゃいけないんだから」

という話を聞くんですね。

で、ムロイさんは習作に励んでいることも聞いて、

「僕もなべ底大根にならないといかんですね」

と、笑顔になるんですね。


で、二人の部屋で布団を引いて寝る時、めいちゃんに、

「遊太郎さんは、割りと普通なのね・・・」

と、言われ、

「状況は聞いて知っていたから、これでもかなり覚悟して現場に入ったんです。だから・・・」

ということだったんですね。

で、めいちゃんがお風呂に行って帰ってくると、部屋から唸り声が聞こえてくる・・・めいちゃんは不審に思って部屋に戻ってみると、

そこにはうなされる悠太郎の姿。

「やっぱり、かなり堪えていたのね・・・」

というめいちゃんです。


次の朝、悠太郎にお弁当を渡してくれるめいちゃんに悠太郎さんは、

「今日は何ですか?」

とお約束のように聞きますが、

「なーんでしょ」

と、いつもの答え・・・それを聞いて安心して出勤していく悠太郎さんなんですね。

大阪市役所の建築科で悠太郎さんは、

「こちらの仕事に迷惑かけてすみません」

と、謝るのですが、

「いや、大工とか資材とか、みんな東京へ行ってしもて、結構、暇やったんや」

と藤井課長は説明してくれるんですね。

「小学校も辞めるかもしれへんって、なってやなあ」

と、大村さんが説明してくれて、

「そんなもんなんですか?」

と驚く悠太郎ですが、

「そういうもんなんや」

と、何事にもいろいろなお約束があることを匂わす大村さんでした。

こういうベテランな人が頼りになるんだよね。よ、叩き上げ!


で、一室で、竹元教授に現場写真を見せている悠太郎です。

「これが浅草か・・・」

などと感想を言っている竹元に、悠太郎は、

「まるで、建物が人殺しをしているみたいでした」

と感想を言うんですね。

「来週中に報告書をまとめてくれたまえ」

といつもの尊大な感じで言う竹元ですが、悠太郎の顔がイマイチだったので、

「どうした。気が進まないのか?」

と、聞いてあげる竹元教授です。

「いや、思い出すのが気が重くて」

と言った悠太郎に、

「くだらん感傷だ。天災なんて明日は我が身だぞ。今後の参考になると思って見なければ、建築で食っていく人間の資格がないぞ」

と、厳しく言うんですね。

「あんたは、現場を見ていなから、そんなことが言えるんや」

と、例の本気の大声を出す悠太郎さんです。


これ内心の吐露なんですね。


「そうだ。俺は見ていない。というより、大阪市役所で都市計画を担当している人間で、現場に行ったのはおまえ一人ということを自覚しろって言ってるんだ」

と、竹元教授はまくしたてます。

「つまり、今後、大阪市役所の都市計画を担うお偉いさんは、すべてお前の言葉に従うということだ。調査の方向も、都市計画の方向も」

「おまえが切った舵通りに動くことになる。そういう強い立場に今、お前は立ってるんだよ」

と、竹元教授はズバリ言うんですね。

それを聞いた悠太郎は、竹元教授が自分をその立場に押し上げてくれた事と、

自分の認識の甘さ、そして、竹元教授の先先を読んで行動している素晴らしさに驚嘆するわけです。


うまいですよね。自分の秘蔵っこを唯一の現場の派遣者にするわけで、要は竹元教授の思いのままに、都市設計が進むことになるわけです。


すんばらしいよね。情けは人の為ならず・・・そのものの人の使い方ですよ。

悠太郎には、手柄を立てさせることが出来るし、自分の望む方向へ大阪の都市設計の方向性を持っていける。

素晴らしい、竹元教授・・・。


ま、そんなこんなで、大阪市役所の都市設計にもいろいろ変更が出てくるわけですね。

で、藤井課長が大村さんと悠太郎に、上司の命令として、設計変更の命令を下して、

「小学校を木造からコンクリート製へ?んなアホな!」

と、二人にキレられるわけです。

と、お話変わって、めいちゃんは、帰ってきた悠太郎さんの為に、美味しいものを作ってあげようと張り切り・・・。

深夜近くになって帰宅した悠太郎には、その帰りを待ちながら、うとうとしていためいちゃんがいました。

「身体の為にも先に寝ててくださいよ」

という悠太郎に、めいちゃんが出してきたのは、土鍋・・・。

「はい。炊きたての新米・・・これが一番美味しいでしょう?」

ということで、いろいろなおむすびの具と共に寿司屋職人のように、

「今日はいい子がたくさん入ってますぜ。どれにしやす?」

とやっためいちゃんは、完全にあの避難所にいた寿司屋職人の江戸っ子おじさんの真似がしたかっためいちゃんなのでした。

悠太郎さん、大笑いで、二人の楽しい時間はやわらかく過ぎていくのでした。


と、次の日の昼間・・・「そろそろお正月の用意もしないとねー」というお母さんと針仕事に精を出すめいちゃんですが、

希子ちゃんが、「ちーねえちゃんにお手紙来てるよ」を差し出した手紙は東京のお母さんから・・・というところで、ちょん!でした。


「日本人、一番おいしいご馳走は、旬のモノ・・・特に暖かい新米で握ったおむすびは最高」


そういう知恵でしたねー。

旬のチカラ、食のチカラ・・・そんなものが存分に描かれた今週でしたねー。


ああ・・・お腹すいてきた。晩酌行こう、晩酌(笑)。


今週も楽しめましたねー。

来週も楽しんでいきましょう!


ではでは。

12月21日 ネットは社会の縮図です!(かみさんとの楽しいおしゃべり!)

2013年12月21日 | お昼間カフェ
おはようございます。

まあ、土曜日、のんびりしましょう。

人生もなんだか、いい時間になってきて、毎日楽しいことが現れるようになってきました。

まあ、毎日チカラを尽くしてきた、そのご褒美がやっとやってきた感じになってきましたねー。

「トレーニングは裏切らない」

それそのものですね。はい。


さて、今回はフィアンセとの会話ってな感じで、やってみましょうか。

つーか、かみさんとの会話ってことでしょうか。ボルさん、おはようございます。

今週、ボルさんに貰ったコメントとおしゃべりしちまいましょう。これが普通に楽しかったりしますからね(笑)。


つーか、僕はしゃべりが、下っ端しゃべりなんだよね。

ええ、そうっす。仕方ないっす。すいませーん。こんな感じすから。


だから、ボルさんは、設定上、姉さん女房って、ことになるのかな。

ま、姉さん女房は、金のわらじを履いてでも、探せっていうから、それでいいのかもしれませんね。はい。


>自分磨きは大切です。

>努力しなきゃ老けますよ、勿論。


そうです。とにかく、「ハッピーエナジー」の直接照射は毎秒貰いましょう。「八百比丘尼化」こそ大事です。はい。ストップエイジングです。はい。

それから、テレビで健康食品の宣伝やってますね。この間「トマ美ちゃん」はまったく効かないということで、

商品の提供停止を言い渡されていましたが、あれ、すべて、プラシーボ効果を狙ったモノですからね。


毎日にんにく食べると効果があるとか、あれは「鰯の頭も信心から」効果のみ。


効果があれば医薬品あるいはトクホ商品になりますから、あれは効果はありません。プラシーボ効果のみ。

だから、アホな人間ほど、ああいう健康食品に走りがち、ということだけ理解しておいた方がいいと思いますよ。

だいたい、医者だって、プラシーボ効果狙ってるんだから、要は自己治癒能力さえ、あげておけば、いい話なんです。


プラシーボ効果を狙うなら、「ハッピーエナジー」の直接照射を狙うほうが、実利的です。実際は。ストップエイジングが出来るんだから。

さらに言えば、自己治癒能力は、「ハッピーエナジー」の最大採集によってのみ、マックスにあげられるんだからね。


>禿げは90%ちかく遺伝だからしょうがないけど、太るのは己の不摂生だからね。

そうです。大人のおしゃれを楽しむためにも、細身のボディラインを保ち、ボディライン・プレゼンのおしゃれを楽しむことこそ、大人のおしゃれです。

ボディラインを隠すようになったら、人間終り。もう、恋は出来ませんから。まあ、いわゆるババア化ですから、誰も相手にしてくれません。


しかし、昨日、「ごきげんよう」で仁科亜季子さんを見ましたが、相変わらず美しい方で、そういう方は鎖骨のラインが美しいですね。

もう、60歳だそうですが、

「いや、まだまだ、全然いけるけど?」

的に思いましたねー。いやあ、年齢重ねると、女性はいつまでも美しい方と、そうでない方と二極化しますねー。


>そして何歳になっても恋をする事は大切ですね♪♪♪
>異性をいつも感じていなきゃね!!

そうそう。それは確か。

というか、自分の外見を大事にすることが、最も大事。

細身のボディラインの確保こそ、おしゃれの基本中の基本ですからね。

まあ、前出の仁科亜季子さん化が大事ってことでしょうね。


つーか、ボルさんとおしゃれショッピングが楽しそうだねー。

女性のファッションって大好きだし、僕・・・。

アクセサリーや、靴も一緒になってみたいしねー。

クリスチャンルブタンとか、ジミーチュウとか、ボルさんに贈りたい感じだしね。

ジミーチュウを普段使いして、ビジネスやってる大人のおんなって、ちょっといい感じじゃない?ボルさんには、そうなってほしいね。是非(笑)。

>ボル、もちろん すっぴんオッケー☆☆☆
>化粧している時よりも若く見られる時もあります。
>まあ、涙目なのでサングラスしてますけど。

ほう。それは楽しみですね。僕は女性って、すっぴんの方が美しいと思うし。

すっぴんオッケーな女性はやっぱり素で美しい。

素晴らしいことだと思いますよ。

>そして、本当に日本人は変わらないとダメになる...

>ゆるちょさん、先頭を斬りましょう。
>30代、40代が前に出なきゃダメだよーマジでね。

うん。ガンガン前に出る気満々。

つーか、しあわせソムリエ構想やりだしたら、そりゃー、前に出ないとね。

ガンガン引っ張っていきますよ。

この日本、「しあわせ力」をガンガンにつけて、さらにしあわせな国にするつもりですから。

そして、国民全員が「リアル・ニュータイプ」への変化を遂げて、いつまでも仕事充実、恋充実な国にしていく・・・それっすね。僕の目標は。


>バカなおっさんばかりで....でも、ため息ついているばかりではやっぱりダメなわけで....。

アホなおっさんは、人生ふしあわせスパイラルなので、特に対応はしません。そのDNAはふしあわせになり、消えていくだけですからね。

>ても、ゆるちょさん、政治家だけにはならないで欲しいな。
>ボルは付いていけないから...。

僕は政治家なんて絶対になりません。嘘つけないし。

僕はお気に入りの政治家を見つけ、知恵を出し、策を授ける立場になるでしょう。

>なんか、真面目だね(笑)

まあ、基本真面目なんでしょう。僕は。でも、やることはやるだけ。

あとは、ボルさん、抱くだけー(笑)。


>それより気になるページの上にある↑
>『思わずキスしたくなる時って?』

うーん、女性と飲んでいて、僕は飲み会大明神なので、場を盛り上げていると・・・女性に思わずキスされる・・・そういうパターンが多々ありました。

ボルさんも、そうなるんじゃない?(笑)。


>せっかく真面目な話しをしてても、こうなる
>ボル。

>お嫁にいけないわ....。

ふーん。つーか、そういうお笑いに走るパターンが僕と同じなので、プロポーズしたんです。はい。

そういう「おまえは俺か」的な嫁こそ、金のわらじを履いてでも、探せっちゅー、嫁なんちゃうの?


>友達を大切にする人が大好きです。

>あなたの夢を


>叶えます......サトルさん。


というわけで、叶えてもらいましょう。

ま、舞鶴にいる仮名瀬名くんのところへ、結婚のご報告に行く、日本海温泉巡り・・・実現してもらいましょうかねー。

夕方、温泉旅館で、美味しい日本酒を差しつ差されつなんてなー、いい感じですねー。

お互い風呂あがりで、ボルさんは髪を解いて・・・浴衣姿で、差しつ差されつ・・・となると、浴衣だから、横の方から、しれっと、手なんかも入れられて。

「あら、あなた」

「いいじゃないか・・・少しくらい」

「もう、いいけど・・・」

なんて展開ですねー。普通に・・・(笑)。

いい温泉宿の夕方・・・楽しまないとね。


>毎日、貴島君と飲んでいるじゃん、恋人同士か(笑)
>嫉妬するぜっ。
>嘘でーす。


本来であれば、ボルさんと同居して、毎晩、飲みたいところですが、まあ、そうもいかないので、

貴島くんで、我慢している鈴木サトル・・・ということですね。はい。


>貴島君もたまには奥さんを誘いなさいよ。
>命令です。


ま、そのうち、皆、一緒に飲もうかねー。


>鈴木サトルさんと日本海の旅行か...。

>凄く良い、嬉しいなぁ♪♪♪


うん。なんか、和テイストで、しっぽりな感じで、旅行しようよ。

美味しいものたくさんあるし、旅情もそそるし、温泉ものんびり楽しもう。それいいじゃん?(笑)。


>ボル、海外ばかり行ってたから、逆に新鮮だよ。日本旅行の経験あまりないの。
>早く実現出来れば良いな。
>しばしお待ちくだされ。

うん。仕事の方、目鼻つけないとね。

まあ、しかし、おもしろいよね。


バーチャルな出会いではあるけれど、ブログって、社会の縮図だからさ。


だから、僕は社会ってところは、適切な手続きさえ、していけば、ちゃんとした結果に出会えると思っていたから、

せこせこブログに記事を書いてきた・・・まあ、嫁さんをこのブログが連れてきてくれることはわかっていたから。


で、ボルさんに出会った。

ボルさんに出会った頃は、僕の嫁さんは、アイリタイプの女性かと思っていたけれど、

よーく考えたら、「お前は俺か」的に笑える女性こそ、かみさんとして最高だって気づいたのね。


まあ、それに気づけてよかった。だって、毎日笑ってしゃべりあえるからね。


それこそ、僕の望む生活だったし、それをリアルに実現してくれるかみさんこそ、僕にとっては至高の存在だし。

だから、プロポーズもしたし、今はこういう関係。


リアルライフをまあ、どうにかしていこうって話で、おもしろいよね。

ま、リアルライフは、どうにでもなるし、まずは、おしゃべりが毎日のように出来れば、それが最高。

最高な価値から、確保しているんだから、おもしろい話だよ。まったくさー。


にしても、おもしろいよね。

恋愛の本質は、男性がプレゼンし、女性が恋に落ちること・・・それそのまんま地で行ってるわけだし。


まあ、いいっしょ。うん。いい感じだ。「本能婚」だしねー。


>ボルより大切な瀬名くんにも逢いたいです。

>瀬名くんからサトルさんを奪ってやるの(笑)


ボルより大切というのではなく、ボルと同じくらい大切という言い方の方が実際の感じだね。

でも、彼は大切な親友であり、脱サラ仲間さ。


「独立者」仲間と言った方がいいかもしれないけれど。


>サトルさんをうーんと愛して...
>朝、エッチしてね。
>たまには夜も気持ちよくして下さいね(笑)


朝、昼、晩、いつでも営業しておりまする。

まあ、僕も愛情深い方だからねー。

「深く愛して、なが~く愛して」

な感じになるだろーねー。


僕は「これだ!」ってならないと全然動かないけど、

一度、「これだ!」って言うモノを見つけると、即確保するし、永遠に深く愛しちゃう人間だから。


そういう人間です。はい。


>『運命の人』何か凄いよね。
>本当に出会えるんだね。しかもblogで...。
>信じるよボルは。

「運命」の正体って、結局、

「「独自な価値を持った人間」は、日本においては、皆が利用しようとするし、愛するし、笑顔を持って対応するから、人生どんどんいい方向に行くことになる」

「結果、その価値を愛することの出来る、高い価値を持った女性も出現する」

ということなのね。具体的に言葉にすると、さ。

だから、ボルみたいな高い価値を持った女性が、僕とバランスを取るべく現れてきたわけ。

だから、ある意味当然であり、自然なことなんだよ。


逆に「価値のない人間」は、孤立し、誰からも愛されないし、皆冷たい目で対応するから、人生どんどんふしあわせスパイラルに陥る。

孤立化した「俺偉い病」「逃げ込み者」は、関係性を切るのがベター・・・と、こうなるわけさ。


これが、いわゆる日本人の「運命」の正体って、わけ。わかりやすいでしょ?言葉にしてしまえば。


だから、出会えることはわかっていたんだ。僕には、ね。

ボル、愛しているよ。


>さて、今日も飲み会ですか?
>まさか、貴島君も一緒?
>だとしたら、貴島君が運命の人なんじゃないの?
>えーっ?いやーん。あかーん。

>貴方はボルの者だもん。


そうだね。僕はボルのモノさ。


>ごめんなさい。心配かけて?ん?心配してなかった?(笑)

>仕事に対して今がかんじんな時なんです。
>ここを越えれば、ある程度、自由が利くのでそれまでの辛抱の次郎だわ。

読売テレビかよ、って(笑)。

そうかい。ガンバルンバ・・・って、また、古いな。

ボルと話していると昔に帰る感じで、ある意味、おもしろいけどね。

まあ、時が来るのを楽しみに、のんびり待っているよ。


>あー、すっとした。


>さあ、クリスマスだね。

>鈴木様はプレゼント何がいいですか?

>ボルは...

>永遠の愛が欲しいな。なんて。


ほう。そんなもので良ければ・・・じゃあ、僕の、鈴木サトルの「永遠の愛」をあげよう。


ずっと好きでいるからね。I will give to you the eternal love.

ってな感じー、やってられねーぜ。まったくよ。

はははははは。

とにかく笑いで誤魔化してきた、鈴木サトルでした。


というわけで、、メリークリスマスでんなー。


ったく、こういうのも、楽しいっす。


ブログは社会の縮図です。

適切な手続きさえ、踏めば、結果は正当に帰ってくる。

そういうものですねー。


社会に価値を示せれば、受け入れられ、その価値に従った対応をされることになる。

社会に価値を示すことが出来なければ、誰からも相手にされず、孤立し、孤独死することになる。


この大原則こそ、社会の本質であり、ネットも同じ構図上に運営されていく・・・そういうことですね。


そして、社会は、絶対にしあわせになれない「傍観者」と、

しあわせを絶対的に確保していく「演者」の2種類に分けられる・・・そういうことでしょうね。


今年もクリスマスが来ますねえ。


ではでは。