行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

古教照心

2006年01月02日 | 名言・格言
「古き教えが 心を照らす」という意味だそうです。昨日、細木数子のテレビで言っていた言葉です。テレビ番組自体には興味はなかったのですが、最後に出てきたこの言葉にちょっと惹かれました。

昔の「人物」の名言には数多くの良い言葉があります。ただ、自分自身が切羽詰まっていたり、日頃から気にかけていたアンテナに引っかかった時以外は、意外と聞き流してますな。身にしみる状況に追いつめられて、初めて心の腑に落ちるのではないでしょうか。



昨日の読売新聞のニュースで、義務教育を2年程度延長し、幼稚園からの11年にするという記事がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20060101ur02.htm

(読売オンラインから引用)
義務教育をめぐっては、近年、小学校低学年で、集団生活になじめない児童が騒いで授業が混乱する「小1問題」が起きている。幼稚園―小学校―中学校と進学するにつれ、指導の内容、難易度などが大きく変わり、成績格差が拡大する問題も指摘されている。

のだそうです。なんだか家庭での人間教育力が低下しているので、学校でその分カバーせなあかんくなったという印象を受けます。

確かに言えると思いますが、では今の小中学校が人間教育力を十分発揮しているのかというと、「?」ですが・・・

飛躍しすぎかも知れませんが、私、昨今の人間教育力の低下の原因は、戦後の徹底した宗教排除ではないかと思います。
戦中の神道教育を排除したかったんでしょうが、それが行き過ぎたことで、日本人の心と生活の基盤となっていた仏教なり神道なりを取り除いてしまった。人間としての大切なもの・自身や他者と動植物の生命を大切にする心を排除してしまったように思えます。
別に私、右翼でも特定の宗教団体の関係者でもありませんが(^_^;)

そう言う意味で、例えば幼稚園を経営している教会とか、保育園を経営しているお寺とかは、幼少期の人間形成にそれぞれの宗教の生命や心を大事にする教えを生かしてくれればいいのではと思っています。

それぞれの宗教には、昔からの良い言葉がいっぱいあります。
そういった「古き教え」を、幼少期の人間教育に生かしてもらえれば良いのではないでしょうか。

義務教育にしたら、今のせっかくの機会を失うように思えるのですが・・・・・

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