行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

識量は内にあり

2006年02月20日 | 名言・格言
3月議会も近づき、特に今回は給与構造改革関連の条例、退職手当条例の改正という「目玉」があるため、なかなかに忙しい日々です。

植木市で買った植木も、キンカンは植えましたが、クチナシは穴を掘ったところでほったらかし(>_

なかなかに余裕がないですね。

そういった中で、最近は寝る前に中国の故事や古典を解説した本などを読んでいます。

今読んでいるのは「老子」。

高校生の頃から中国古典が好きで、果ては易経まで借りて読んでましたが、今改めて読んでも心にしみる言葉があります。

なぜに中国の古典(解説本)を読み出したかというと、SBIホールディングスの北尾 吉孝氏のインタビュー記事がきっかけです。

ホリエモンを筆頭とする最近の軽薄なリーダーと違い、論語や易経など中国古典や仏教・神道による「人物をつくる」ことの大切さを切々と訴える言葉に感銘を受けました。

著書も読んでみましたが、その文章には読み込んだ日本・中国の古典の言葉がちりばめられており、そのベースには、日本の伝統的精神が継承されず、根無し草で漂っている現代への大きな危惧が横たわっています。

そういったことから、改めて中国の古典などを読み始めたところです。


識量は知識と自ずから別なり。
知識は外にありて、識量は内にあり。

「見識、度量と言われるものと、知識は自ずから別物である。知識は外から来るものであるが、見識、度量は自分の内に培われるものである。」
中国の古典の言葉ではありませんが、「言志後録」にある言葉です。

自分自身の見識・度量を培うためにも、古典に触れる時間を大切にしていきたいと思います。
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