行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

久しぶりに勉強会に参加

2010年03月27日 | コーチング
今日は福岡支部のスペシャル勉強会。

上西コーチをお迎えしての「企業内ビジネスコーチング実践編」に行ってきました。

私自身が1月に職場提案制度で社内コーチ制度を提案、一部採択で(たぶん)やらせてもらえると思うので、そのヒントをいくつか持ちかえりたいと思っての参加です。

午前中は、上西コーチがご自身の職場の中で、どのようにコーチングを活かしてきたかという流れを、パワーポイントを使って説明されました。

印象に残ったのは、今の日本が、体を壊すほど練習しているのに記録が落ち続けるスポーツ選手のようであり、そもそもやり方を間違えているという話。

コーチングとは、組織の目標と個人の目標のエンゲージメントであり、遠回りのようでも個人の目標達成の支援を続けることで、組織目標も結局強化されるということ。

組織内にコーチングを導入するためには、経営トップの承認を得、抵抗勢力を抑えることが必要であること。

など。

そして、上西コーチのコーチングの導入の仕方として、新たにコーチングのプロセスを加えるのではなく、今やっているミーティングや業務プロセスを、グループコーチングなどのコーチングに置き換えていったということです。

提案採択されたとはいえ、ほおっておけばそのままになるでしょうから、今回学んだことを活かして行動する必要がありそうです。


また、昼からはワークが中心。

特に、ライフプロセスシートとコンステレーションは収穫でした。

ライフプロセスシートは、キャリア研修などで書いた方もいらっしゃるかと思いますが、縦軸をエネルギーのプラスとマイナス(真中がゼロ)、横軸を年齢(右ほど最近)にとり、これまでの自分の出来事を思い起こしながら、エネルギーレベルに応じて脳波のように線を描くやつです。

私は初めて書いたのですが、マイナスの出来事があったにもかかわらず、結構忘れてプラス領域に線を引いてました。

自分って、楽観主義!?

独り言でそう言ってると、隣の方が「それって良い習慣よ。人間にとってとてもいい能力だと思う。」としみじみとほめられましたが・・・

コーチングは、そのエネルギーのホットスポットである波のトップ(山)か一番下(谷)のどちらかを扱い、価値を見つけていきます。

うちのグループでは、もののはずみで未来(4年後)をあつかったのですが、それはそれで効果はありそうです。

同じグループのUコーチから、男性は山の頂点を語らせると生き生きと経験を話すけど、女性は谷の一番下からどうやって上向きにしていったかを語らせると生き生きと語るという情報提供。

そうなんだ。面白いですね。


この勉強会に出ていつも感じるのですが、コーチ仲間ってとてもいいですね。

守秘義務を持っているという安心感以上に、コーチなので何を話しても否定されない、むしろ応援してくれるという信頼感があります。

それゆえ、お互いに自己開示でき、普段は話せないような話もできます。

それが、さらにお互いの信頼感を深めていく。


毎月参加とはなかなかいかないのですが、いつも元気をもらって帰ります。

コメント
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