というわけで、あらためまして…
そう!!!全く、これでいいのかー日本!!!!
まず、誤解を恐れずに言うと、放射性物質の測定結果がちゃんと数値で書かれていない、いわばグレーな商品を全国に出すことはいったいどうなんだろう…!
今まで、中国がいろんな禁止されているような農薬をたんまり使った食品やら、偽物やら…いろんないわゆる「日本人の常識」では考えられないようなことをやってきたとき、ほとんどの日本人が、「信じられん!!!まったく!」と思ったに違いない。
そういう価値観だったからこそ、「国産」とか「日本製」ってのが「安心・安全」の証しだったわけだよね~。
ところが、原発事故が起きてからは、その信じられない価値観に乗り移った人がハンパなくいるのだ。特にエライ人に。
エライ人やマスコミが、そのかつては全く日本人の常識では考えられなかった価値観を、あたかも常識であるかのようにすり替えて、日本人を再教育している。
まず「風評被害」という言葉。
間違って使ってるところがいっぱいある。「風評」ってのは、本当はそうじゃないのに、何だか噂やらイメージやらで勘違いされてしまって被害が出る事でしょ?
まず「風評被害」って言うなら、「本当はそうじゃない」ってことを説明できないといけないよね。ところが、今風評被害って言葉でくくって、いかにも安全そうにしているところや物の多くは、数値も発表しない、物凄くグレーなところ。
そして「風評被害だ」って言って、いろんなものを全国に流通させてる人は、それが何を意味しているのかもう一回考えなくてはいけない。
産地を守ろう!と言っている人たち。その人たちの心はとっても清らだと思うけど、それが何を意味しているのかを考え直す必要がある。
原発から出た、放射性物質の量は日本中に薄めて伸ばしたからって、無くなる様な量じゃないんだ。
到底、そんなことで処理しきれる量じゃないんだよ。。。
みんなで分かち合おう…その気持ちはとっても素晴らしい。でも分かち合うことで、取り返しのつかないことになる場合もあるんだ。別な方法を考えた方がいいことだってあるんだよ。
想像してみてほしい。
日本列島が自分のお家だとするでしょ?
そこで、ものすごく強い猛毒がぶちまけられたとするよ。そのときはお部屋の片隅だとする。その部屋はよく使う部屋だったとするよ。
そんなとき、普通どうする?
それを自分の家中に広げて、全体的に薄くなるようにするなんてこと、する???
そんなことをしても人の健康に影響が出ないほどには薄くならないんだよ。
普通なら、できるだけその毒を集めるよね。その部屋から出さない様に。で、よく使う部屋だからできるだけキレイに元に戻したい。毒をできるだけ部屋小さな範囲に集めてフタをするなりして、他の無事な部屋はこれからそこで暮らしていかなきゃなんないかもしれないんだから、できるだけ汚さないように、そこを使うように変えるとか、汚れた物の代わりにキレイなものを送りこむとかするよね。
今、日本でやってる事は、除染をしないで、逆にどんどん日本中に広げて何とか薄くしようとしてる。
放射性物質はどっかで急に消えたりなくなったりしない。きっちり残り続けるんだ。
だから、どこかへ運べばそこがまた新たに汚れる。
東電が本来なら除染をすべきなんだろうけど、面倒だし費用がかかるから、それよりあとで病気が出た時にまあ認定された人だけ保障するほうが安上がりだからって考えなようだ。
日本中に放射性物質が広がってしまえば、原発事故の影響かどうかが薄れて、何のせいだかはっきりしない状況を作り出せる。
出生率を上げよう、とか子育て支援なんて言ってるけど、ヘタしたら、放射能の影響で、子供が出来にくくなったり、子供の癌やら病気が増えたりするだろう。そしたら何のための支援なんだ?
医療費を削減しようと、メタボの検診だなんだって言ってるし、がん検診のお知らせなんかもやたらとドサドサくる。
でも、こんなに除染もしないで日本中にまき散らして、どうやって医療費削減するよ??全く訳が分からん。
超一流の大学を出た凄い人たちが率先してやってる事は、こんな普通の大学しか出てない女でも分かるようなおかしなこと。いや、こんなの小学生だってちゃんと話せばわかるよ。
わざとやってるんだよ。これがばれたころには自分たちはたくさんの退職金を頂いてリタイアした後なんだから。
農家の人とか、被災している方は、自分たちの土地がこんな風にされたことを隠すんじゃなくて、もっと元に戻す事を声高に言う必要がある。
自分たちが悪いんじゃないんだから。
きっと数年経ってから、声が上がってくると思う。でもそのときじゃ遅い。日本中を汚してしまったら、もうだれも安心していられるところがなくなる。
逆にすべきだよ。
日本中から、原発の被害にあっているところにキレイな物資を届けるんだ!
汚れた物は、原発の敷地…もうここはよほど凄いテクノロジーが開発されでもしない限りきっと元には戻せない。それなら、せめて危ないのはこの一か所にしょう。ここに集めるんだ!
周りの汚れたものを全部集めて、ここでフィルターをかけて焼却して、できるだけカサを減らして、そしてもっと小さく集める。ギリギリの部分までできるだけキレイにするんだ!そしてその最後、究極的に集まった部分だけは、残念ながら、汚染された場所として永遠と残るかもしれない。
でも、全体が耐えられないほど汚れて、みんなが健康を害して、だれも救われずにいるより、その一か所は汚染されているとしても、そこから少し離れれば前と同じく安全で安心な暮らしが出来る方が、現実的だし、幸せだ。
せっかく作ったものを汚染物質呼ばわりされて、気分のいい人なんかいないと思う。でも、それは作った人のせいじゃないんだ。だからもしもその作ったものが被害にあってるのなら、隠すんじゃなくて、「こんなになっちゃってるじゃないか!責任とってくれよ!」と怒る立場なんだ。
安全なものを作るのは安全な土地だ。土地が汚れてたら、そこにあるものも絶対汚れる。だから、土地をキレイにしよう。汚されたものは原発に返そう。
イヤだなんて、言わせない。まき散らしといて、ほったらかしで、社長が2億円も退職金もらって、電気代も上げようとして、夜の電力なんかしこたま余らせて、それでも「節電にご協力ください」って電力使ってCM作ってCM流す。DMだって作っちゃって。矛盾してるでしょー。いろんな企業が節電って言われて、生産とか滞って困ってるのに…
困ってるだろうから、野菜や魚を買ってあげよう…
そういうのは、本当に親切な心だと思う。でも実際は国と東電を助けているのであって、農家や漁業の人は一瞬現金が入るから助かるけど、きっと数年後には本当に困った事になる。実際は危険なのでは?ということになっていけば、誰も買えなくなってくるから。今のうちに、汚染されたものは売れないんだってハッキリさせて、政府や東電を動かさなきゃ。
きっと違う意見の人もいっぱいいると思う。今、こう言う時は、いろんな考えにケチをつけるより、いろんなやり方や考えを出してどんどんやっていくことが大事だ。何にも考えないで、鵜呑みにしちゃうのは、今はダメだ。せっかく高学歴社会なんだから、みんなが自分の頭を使って考えよう!