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ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

ジュニオケ「指導」という観点と、「本番」という観点。。。

2017年09月12日 21時15分57秒 | 音楽&トランペット&レッスン
今日は脳味噌がクルクルしてるので、早めの時間ですが、私のクルクルにどうぞお付き合いください


今回のA合奏はですね、ヘンデル作曲の『スキピオ』の「行進曲」、ハンセンの『小さなノルウェー組曲』、そして映画『ティファニーで朝食を』からヘンリーマンシーニの「ムーンリバー」をやるわけなんです。

いや、選曲自体のことでクルクルしてるわけじゃありませんよ。

そうじゃなくて、「演奏会」って思うと、お客様ありきじゃないですか!!そして私が指揮するもんで、「私ならどう表現してお伝えしたいか」ってところを、最後にもっと掘り下げたいなっと思っております。

でもそうすると、もう一人の「指導者」の私がですね、

「でもさー、子供たちが何か発見したり、感じたり、共感したり、こうしたい!!って思ったりしたものを演奏させるのが仕事じゃないの?!」

って言ってくるわけですよ。


うん、そうだそうだ!!!その通りだぞ!!!


と思うんだけど、もはや本番は今週末。

子供たちは演奏することはおそらく大好きです。でも同時に「自分を音で外に出したい」タイプの子と、「できればそこにただ佇んでいたい」という奥ゆかしいというか、まあなんでしょう、、、楽器は演奏したいけどできれば目立ったりしないでいたいよ、、、というタイプの子がいまして。

で、多分半々か、ことによっては後者が多いか??みたいな感じですねぇ。

そういう場合に、残りの練習時間1日半で、どこまで「やりたい気持ち」をアップさせるか…

そこに注力するしかないなと、それ方向の作戦を立てようかとしますとね、もう一人の私がですね、


いやいや、あんたが指揮なんだから、そこんとこ何をどう表現したいかさー、決めなくてどうするよ?!


と言ってきます。


あー、うんうん。そうだそうだ。そりゃー、子供たちにどう表現したい?!とか聞いても今から前日と当日しか練習ないんだから。
子供たちも共感できるような表現を考えて、共有するしかないでしょー!!!


と、なってきます。



で、ここからですね。。。。じゃー、どういう表現ならいい???なんて言えば伝わる?結局どうしたい?どうなればいい???



ヘンデルは、原曲は大変シンプルで、かつ本当にいい曲です。サウンドがもう、いかにもヘンデルですよ~と言っておりまして、とても軽快ですし、あー、これは素敵だ!と思います。

それを今回はアレンジものでやるわけですが、アレンジの時点で、いろんな教育的配慮とかとにかくアレンジャーの意図がめっちゃ入っているのが、ひしひし伝わってきます。
そしてそれはそれで、うーん!!!なるほど!!!よく出来てるね!と感心します。

でも、原曲のような表現にするのは、もはや困難。これはこれで別の表現を考えないといけない。

ずっしりと重量感のある演奏にしちゃう??

それはそれでまあいいかなぁ…。せっかくもともとただのリピートだった部分を回を重ねるごとにオーケストレーションを豪華に細かくしてあるので、それを生かして…

でもなー、なんかそうするともうヘンデルじゃないじゃーん!!と別の私が叫んでおります。


あーもー!!!!そんなわけで、テンポ設定もどうするのが正解なのか、まだ決められない。


子供たちの方は、その日のテンションによって(おそらく私自身のテンションやイメージやなんかどっかから電波とか出てるんだろうな…みたいなことによってるんだと思うけど)、分単位で、ものすごくすっきりと良いサウンドでびっくりさせてくれるかと思えば、なんだよ???どうするとそうなっちゃうのさ??ってくらいの集中力ナッシングな音になったりね…


それをどうコントロールすればいいのか???ってことに時間を費やしてしまう。。。

でもそれって案外ムダなんだろうな。。。と冷静に考えれば分かるんだけど、「何ていえば分かるんだろう?」「何が分からないんだろう?」「どうすれば伝わるんだ?」ってことをついやっちゃうんだよね。だから今一つ建設的じゃないよね。


イメージを伝えて上手くいくときもあるし、もう「共通理解」できるものを探すのにも手間取る場合なんかもあって、それはそれで面白いんだけど…


たとえば、「池に大きな石を投げたらさー、どーんと!!そしたら…」とかいってもポカーンとしてて、聞いてみると「池に石は投げない」とかね。

たいていの「いたずら」みたいなことは、やってない子が多い。やりたいことは「ゴロゴロしたい」とかいう子もいるからね…疲れているんだね。。。

そんな子たちがキキとしてやる気出して、楽しんで元気よく演奏したくなるためにはどうすればいいのか…


それと同時に、演奏会なんだから、どんな演奏をお聞かせするのがいいのか。


んー、まぁそう考えると、A合奏の場合はやっぱり、「子供たちが生き生きと元気に音楽している姿を見ていただく」ってことが一番なのかな…という結論に達しそうだなぁ…。


ということは、子供たちがやる気になるような、表現や解釈を考えて子供たちと共有してそれを一緒に表現するか…に残りの練習時間(1日半)をかけるのが一番いいのかな。


あーん、それが難しいよぉー!!!!

自分のやりたい表現考えるより難しくね???


ひいいー!!!

ま、方向が自分の中で決まっただけでもよかったです。。。。

お付き合い、ありがとうございました。またよろしくお願いしますです。
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9月11日(月)のつぶやき

2017年09月12日 05時21分39秒 | Weblog
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そもそも「上手くやろう」なんて思ってなかったことを再確認

2017年09月12日 01時07分15秒 | 雑感
こんばんはー!!
今日はトランペット仲間のしほこファミリーが東京にやって来たってわけで、沖縄県芸関係の皆さんが集まったとこにダンナと共に仲間に入れてもらって、何とも楽しい時間を過ごさせてもらいました。


はてさてところで、、、、今日の話は、そんなステキな時間とは全く関係ないお話。




私ですね、なんてんだろ?いつからかわかりませんが、例えばみんなが「あの人嫌い」とか言ってる場合にもね、あんまりそんなに嫌いじゃなかったりしてます。

だから、みんながその人のムカつくところで盛り上がったりしても、ちょっとばかり違う観点で話してるから、「ちょっと何なの??そっちの味方?」みたいな風に思われることもあります。

で、普通はその嫌われてる人に対して、みんなオトナですから、直接は態度に表さず、いい感じに過ごしているわけですが、私はそれはそれでできないタチならしく、ダメでしょ?と思えば割とハッキリ言ってしまいます。でも別に嫌いではないのです。「それはダメでしょ?」と伝えずに嫌うのはイヤなだけなのね。

で、なんでムカつかないのかな?と思ってみたら、どうやら「性格を分析」しているみたい。その人がどうしてそんな態度をしてしまうのかを「分析」してみる。するってーと、何となくどういうからくりでそうなっちゃってるかが分かってくるので、それはそうなっても仕方ない、って何となく納得できてしまうみたい。納得したからって、賛成してはいないけど、少なくとも「何なのよ?!」っていうイライラする気持ちはなくなって、「なるほど、そういうことか!」と思うから、「それはここがいけない」と思うところを伝えてあげれば、またいい関係になれるじゃないかーと思うわけです。


ま、というわけで、結構ハッキリとお伝えしてしまうため、かなりの確率で恨みを買うことになります(*_*)


で、長く生きてるんだから、そんなこと言えば逆恨み間違いなし!とそろそろ学習すれば良いんだけど、そこで黙っといて、影で言うのはイヤだし、言わずにほっといて自分の身は安全な代わりにその人が嫌われ続けるのは、なんかズルしたみたいな後ろめたい気持ちになるから、そんなくらいなら、えーい!どうにでもなれー!!!的なね。


それで、それをお伝えしたところで、ストレートに感謝される確率はほぼ0ですし、まあむしろ恨まれますし、大抵は相手はオトナでプライドも半端ない相手なので、そんなもん私ごときに言われて、素直に受け止められるくらいなら、そんな周りから嫌われるようなことにそもそもならないわけで。


なので、自分を客観的にみると、ハー、、、おバカさんだねーと思います。

だって、相手が大キライで「言ってやった」ってんならまだしも、多分誰よりも嫌ってないのに、わざわざ嫌われるようなことを言うという…


あーホントどーなのよ???

ってね。


あー、でもよーく考えてみると、私自身に対しても、そういうことを危険を顧みずに言ってくれる人のことを信用する傾向にあって、腹の中じゃ絶対良く思ってないよな、、、って思うのに、それを何となく事なかれにしてくれてる相手は、「オトナだなー」とか「思いやりかー」って思うと同時にちょっと保身に見えたりしてしまってちょっと怖いな、、、って思うみたい。。。だからそういう「価値判断」の基準が自分の中にあるんだね、良いにも悪いにも。


そう、それで果たしてどうなんだ、、、、って日々軽く悩んだりするわけですが、さっき急に、


「別に上手くやろうと思ってないし」


って言葉が頭をかすめ去って行きまして。


ははーん(⌒-⌒; )


上手く世の中を渡ることが、良いことってわけじゃないかもなーと。


上手に生きていければその方が良いけど、それが自分のやりたいことじゃないのなら、それはそれで違う生き方をしても仕方ないのかなって。


そういうやり方は、得ではないし、きっとメジャーでもないし、なんなら人を怒らせたりするわけで、良い方法でもないかもしれないし、人から見ればバカみたいなんだと思うけど、まあ、地球は大きいからたまにそういう人間がいても良いじゃないですか?!ってことでどうかひとつ。。。


というわけで、私はこの人はここに気がつけば絶対良いのに!!、、って思う人だけに意見しております。何か言われると「嫌われてる」と思う場合が多いでしょうが、むしろ物凄くその人の可能性を信じてる場合にしか言わないので、どうぞよろしく。。。

そして、私もすぐに受け止められるほどの器はないけど、時間をかけてゆっくり消化吸収して行くタイプなので、「ダメだぞ!!藤井」ってことは是非お伝えください。その瞬間はステキなリアクションで聞くことは場合によっては出来ないとしても、こう見えて「逆恨み」とかはしないタイプとなっておりまして、10年単位で咀嚼して(時間かかるぅ〜)、何を言ってくれようとしたのか分析解析して吸収します。



はいはい。

でも、私の周りには本当に素晴らしいなーって思う人がいーっぱい。こう見えて藤井、周りの人たち、仕事仲間はもちろん生徒も含めて、この人はここが素晴らしいなー、、、ここがめっちゃ尊敬するわぁ、、、とか思っております。くっそー、、、みんなスゴイぞー!!!ハー、凄すぎて腹立つッ!!いいヤツだったり、ナイスチャレンジ精神だったり、物凄く周りを思うことができたりさ〜、、めっちゃ音楽性があるとかー。。。

そんなあちこちに良いところがある人たちと、肚の奥底から繋がれたら最高だなー、、、と思う、そんな藤井でありましたとさ。


それではまたねー(*´ω`*)
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