今日は脳味噌がクルクルしてるので、早めの時間ですが、私のクルクルにどうぞお付き合いください
今回のA合奏はですね、ヘンデル作曲の『スキピオ』の「行進曲」、ハンセンの『小さなノルウェー組曲』、そして映画『ティファニーで朝食を』からヘンリーマンシーニの「ムーンリバー」をやるわけなんです。
いや、選曲自体のことでクルクルしてるわけじゃありませんよ。
そうじゃなくて、「演奏会」って思うと、お客様ありきじゃないですか!!そして私が指揮するもんで、「私ならどう表現してお伝えしたいか」ってところを、最後にもっと掘り下げたいなっと思っております。
でもそうすると、もう一人の「指導者」の私がですね、
「でもさー、子供たちが何か発見したり、感じたり、共感したり、こうしたい!!って思ったりしたものを演奏させるのが仕事じゃないの?!」
って言ってくるわけですよ。
うん、そうだそうだ!!!その通りだぞ!!!
と思うんだけど、もはや本番は今週末。
子供たちは演奏することはおそらく大好きです。でも同時に「自分を音で外に出したい」タイプの子と、「できればそこにただ佇んでいたい」という奥ゆかしいというか、まあなんでしょう、、、楽器は演奏したいけどできれば目立ったりしないでいたいよ、、、というタイプの子がいまして。
で、多分半々か、ことによっては後者が多いか??みたいな感じですねぇ。
そういう場合に、残りの練習時間1日半で、どこまで「やりたい気持ち」をアップさせるか…
そこに注力するしかないなと、それ方向の作戦を立てようかとしますとね、もう一人の私がですね、
いやいや、あんたが指揮なんだから、そこんとこ何をどう表現したいかさー、決めなくてどうするよ?!
と言ってきます。
あー、うんうん。そうだそうだ。そりゃー、子供たちにどう表現したい?!とか聞いても今から前日と当日しか練習ないんだから。
子供たちも共感できるような表現を考えて、共有するしかないでしょー!!!
と、なってきます。
で、ここからですね。。。。じゃー、どういう表現ならいい???なんて言えば伝わる?結局どうしたい?どうなればいい???
ヘンデルは、原曲は大変シンプルで、かつ本当にいい曲です。サウンドがもう、いかにもヘンデルですよ~と言っておりまして、とても軽快ですし、あー、これは素敵だ!と思います。
それを今回はアレンジものでやるわけですが、アレンジの時点で、いろんな教育的配慮とかとにかくアレンジャーの意図がめっちゃ入っているのが、ひしひし伝わってきます。
そしてそれはそれで、うーん!!!なるほど!!!よく出来てるね!と感心します。
でも、原曲のような表現にするのは、もはや困難。これはこれで別の表現を考えないといけない。
ずっしりと重量感のある演奏にしちゃう??
それはそれでまあいいかなぁ…。せっかくもともとただのリピートだった部分を回を重ねるごとにオーケストレーションを豪華に細かくしてあるので、それを生かして…
でもなー、なんかそうするともうヘンデルじゃないじゃーん!!と別の私が叫んでおります。
あーもー!!!!そんなわけで、テンポ設定もどうするのが正解なのか、まだ決められない。
子供たちの方は、その日のテンションによって(おそらく私自身のテンションやイメージやなんかどっかから電波とか出てるんだろうな…みたいなことによってるんだと思うけど)、分単位で、ものすごくすっきりと良いサウンドでびっくりさせてくれるかと思えば、なんだよ???どうするとそうなっちゃうのさ??ってくらいの集中力ナッシングな音になったりね…
それをどうコントロールすればいいのか???ってことに時間を費やしてしまう。。。
でもそれって案外ムダなんだろうな。。。と冷静に考えれば分かるんだけど、「何ていえば分かるんだろう?」「何が分からないんだろう?」「どうすれば伝わるんだ?」ってことをついやっちゃうんだよね。だから今一つ建設的じゃないよね。
イメージを伝えて上手くいくときもあるし、もう「共通理解」できるものを探すのにも手間取る場合なんかもあって、それはそれで面白いんだけど…
たとえば、「池に大きな石を投げたらさー、どーんと!!そしたら…」とかいってもポカーンとしてて、聞いてみると「池に石は投げない」とかね。
たいていの「いたずら」みたいなことは、やってない子が多い。やりたいことは「ゴロゴロしたい」とかいう子もいるからね…疲れているんだね。。。
そんな子たちがキキとしてやる気出して、楽しんで元気よく演奏したくなるためにはどうすればいいのか…
それと同時に、演奏会なんだから、どんな演奏をお聞かせするのがいいのか。
んー、まぁそう考えると、A合奏の場合はやっぱり、「子供たちが生き生きと元気に音楽している姿を見ていただく」ってことが一番なのかな…という結論に達しそうだなぁ…。
ということは、子供たちがやる気になるような、表現や解釈を考えて子供たちと共有してそれを一緒に表現するか…に残りの練習時間(1日半)をかけるのが一番いいのかな。
あーん、それが難しいよぉー!!!!
自分のやりたい表現考えるより難しくね???
ひいいー!!!
ま、方向が自分の中で決まっただけでもよかったです。。。。
お付き合い、ありがとうございました。またよろしくお願いしますです。

今回のA合奏はですね、ヘンデル作曲の『スキピオ』の「行進曲」、ハンセンの『小さなノルウェー組曲』、そして映画『ティファニーで朝食を』からヘンリーマンシーニの「ムーンリバー」をやるわけなんです。
いや、選曲自体のことでクルクルしてるわけじゃありませんよ。
そうじゃなくて、「演奏会」って思うと、お客様ありきじゃないですか!!そして私が指揮するもんで、「私ならどう表現してお伝えしたいか」ってところを、最後にもっと掘り下げたいなっと思っております。
でもそうすると、もう一人の「指導者」の私がですね、
「でもさー、子供たちが何か発見したり、感じたり、共感したり、こうしたい!!って思ったりしたものを演奏させるのが仕事じゃないの?!」
って言ってくるわけですよ。
うん、そうだそうだ!!!その通りだぞ!!!
と思うんだけど、もはや本番は今週末。
子供たちは演奏することはおそらく大好きです。でも同時に「自分を音で外に出したい」タイプの子と、「できればそこにただ佇んでいたい」という奥ゆかしいというか、まあなんでしょう、、、楽器は演奏したいけどできれば目立ったりしないでいたいよ、、、というタイプの子がいまして。
で、多分半々か、ことによっては後者が多いか??みたいな感じですねぇ。
そういう場合に、残りの練習時間1日半で、どこまで「やりたい気持ち」をアップさせるか…
そこに注力するしかないなと、それ方向の作戦を立てようかとしますとね、もう一人の私がですね、
いやいや、あんたが指揮なんだから、そこんとこ何をどう表現したいかさー、決めなくてどうするよ?!
と言ってきます。
あー、うんうん。そうだそうだ。そりゃー、子供たちにどう表現したい?!とか聞いても今から前日と当日しか練習ないんだから。
子供たちも共感できるような表現を考えて、共有するしかないでしょー!!!
と、なってきます。
で、ここからですね。。。。じゃー、どういう表現ならいい???なんて言えば伝わる?結局どうしたい?どうなればいい???
ヘンデルは、原曲は大変シンプルで、かつ本当にいい曲です。サウンドがもう、いかにもヘンデルですよ~と言っておりまして、とても軽快ですし、あー、これは素敵だ!と思います。
それを今回はアレンジものでやるわけですが、アレンジの時点で、いろんな教育的配慮とかとにかくアレンジャーの意図がめっちゃ入っているのが、ひしひし伝わってきます。
そしてそれはそれで、うーん!!!なるほど!!!よく出来てるね!と感心します。
でも、原曲のような表現にするのは、もはや困難。これはこれで別の表現を考えないといけない。
ずっしりと重量感のある演奏にしちゃう??
それはそれでまあいいかなぁ…。せっかくもともとただのリピートだった部分を回を重ねるごとにオーケストレーションを豪華に細かくしてあるので、それを生かして…
でもなー、なんかそうするともうヘンデルじゃないじゃーん!!と別の私が叫んでおります。
あーもー!!!!そんなわけで、テンポ設定もどうするのが正解なのか、まだ決められない。
子供たちの方は、その日のテンションによって(おそらく私自身のテンションやイメージやなんかどっかから電波とか出てるんだろうな…みたいなことによってるんだと思うけど)、分単位で、ものすごくすっきりと良いサウンドでびっくりさせてくれるかと思えば、なんだよ???どうするとそうなっちゃうのさ??ってくらいの集中力ナッシングな音になったりね…
それをどうコントロールすればいいのか???ってことに時間を費やしてしまう。。。
でもそれって案外ムダなんだろうな。。。と冷静に考えれば分かるんだけど、「何ていえば分かるんだろう?」「何が分からないんだろう?」「どうすれば伝わるんだ?」ってことをついやっちゃうんだよね。だから今一つ建設的じゃないよね。
イメージを伝えて上手くいくときもあるし、もう「共通理解」できるものを探すのにも手間取る場合なんかもあって、それはそれで面白いんだけど…
たとえば、「池に大きな石を投げたらさー、どーんと!!そしたら…」とかいってもポカーンとしてて、聞いてみると「池に石は投げない」とかね。
たいていの「いたずら」みたいなことは、やってない子が多い。やりたいことは「ゴロゴロしたい」とかいう子もいるからね…疲れているんだね。。。
そんな子たちがキキとしてやる気出して、楽しんで元気よく演奏したくなるためにはどうすればいいのか…
それと同時に、演奏会なんだから、どんな演奏をお聞かせするのがいいのか。
んー、まぁそう考えると、A合奏の場合はやっぱり、「子供たちが生き生きと元気に音楽している姿を見ていただく」ってことが一番なのかな…という結論に達しそうだなぁ…。
ということは、子供たちがやる気になるような、表現や解釈を考えて子供たちと共有してそれを一緒に表現するか…に残りの練習時間(1日半)をかけるのが一番いいのかな。
あーん、それが難しいよぉー!!!!
自分のやりたい表現考えるより難しくね???
ひいいー!!!
ま、方向が自分の中で決まっただけでもよかったです。。。。
お付き合い、ありがとうございました。またよろしくお願いしますです。