その日の夕方、雪は塾の廊下を教材を持ちながら歩いていた。

考えるべきこともやるべきことも沢山ある。
早足で教室へと向かっていた時だった。
「よぉ、ダメージヘアー!」と、不意に後ろから声を掛けられた。

一瞬気付かずにやり過ごそうとしてみたが、すぐにまた雪はこう呼ばれた。
「ダメ~ジ~ヘア~」

‥こんな呼び方をする人間は二人としていない。
雪は赤面して振り返った。
こんな人の多い所で止めて下さい、と言いながら。

すると河村亮は雪の持っていた教材をひょいと持つと、その重さに目を丸くした。
「うひゃ~こんな重いもん持ち歩いてんのか?レンガじゃねーかレンガ」

いきなり教材を奪われて、雪は何するんですかとそれに手を伸ばした。
しかし亮はそれを返そうとせず、ニヤリと笑みを浮かべながら言った。
「重いだろ、オレが持ってやるよ」

「‥はい???」

雪はどうして彼がいきなりこんなことをするのか理解できず、頭に疑問符を浮かべた。
周りはザワザワと雪と亮‥すなわちトーマスとのやりとりに目を留めて何かしら囁いている。

亮はそんなざわめきには気を留めず、「行くぞ」と言って教材を持ったまま教室へと歩を進めた。
雪は当然戸惑い、その背中を呼び止めた。
「あの、どうして私の教材を‥」

困惑する雪を見て亮は、自分の行動はさも当然のことのような顔をした。
「どうしてって?ただ目についたから持ってやっただけだけど」

「何か問題でも?」
口の端を上げて笑うその表情は、独特な雰囲気があった。
言っていることも紳士な振る舞いのそれで、雪は幾分赤面した。

亮は「モタモタすんなよ」と言ってそのまま教室へ歩き出したので、雪はよく分からないままその後に着いて行った。
「あ、そういや前に言ってた仕事は上手くいってんのか?」

振り返ってそう聞いてくる亮に、雪は頭を掻きながら「お陰様で‥」と答えた。
お陰様で‥? 合ってるっちゃ合ってるけど‥

確かに亮のアドバイスのお陰で、遠藤に自分の意見を言えたような気もするが、なんとなく雪はしっくりこなかった。
そんな雪に亮はもう一度振り返り、口の端を上げてニヤリと笑って見せた。
「また何か困ったことがあったらオレに言えよな?オレ結構使えるヤツだぜ?」

雪は以前携帯を受け取りに行った時に亮から言われたことを思い出した。
淳に何かされたら、オレ様に連絡しろよな

考えてみれば変な縁もあるものだ。
青田先輩繋がりとはいえ、ここまで彼と接点が出来るなど雪は想像もしなかった。

教材の分厚さに目を丸くしている亮は、ペラペラと指でページを捲った。

滑らかな動作でそれを行う様を見て、
雪はこの間彼が言っていたことを思い出した。
普段はなんら問題は無いけど、たまに感覚が無くなる時がある

そしてこの間塾で、口に出したあの言葉。
お前、Impromptuって知ってるか?

想像はつかないが、おそらく即興曲という意味を持つImpromptuへの言及や、指を広げたあの仕草からして、
昔ピアノをやっていたことには違いないようだ。
でも今は指を故障してしまっている‥。

欠伸をしながら歩く亮の後ろ姿を見て、雪は微妙な気分だった。
なんで私はここまで彼のことを考えているのだろう、いやそれ以前に、なぜこの人は私にこんな構ってくるんだ?
亮の言葉が、脳裏に数々蘇ってくる。
お前、青田淳とどういう関係?

始まりは駅のホームだった。
不躾にそう聞いてきた彼に、最悪な第一印象を持った。
これ、淳のせいなんだ

指を故障した原因が、青田先輩にあると彼は言った。
アイツは恐ろしい奴だと、亮は続けて言ったのだった。

雪は俯いて考えていた。
どう回り道をしたとしても、結論は一つしか浮かび上がらない。
次のご飯はいつおごってくれるんだと言う亮に、雪は手のひらを差し出した。
教材を返して下さいと言って。

雪は「私にはよく分かりませんけど」と前置きをして、言葉を続けた。
「私にこうして近付くんじゃなくて、言いたいことがあるなら青田先輩に直接言った方が‥」

亮は雪の言葉に、一瞬の沈黙の後眉をひそめた。
「はぁ~?何を言ってやがんだお前は?」

亮は教材を担ぎながら、これも仕事の一つなんだと言った。
重たいものを持ってやることが悪いこととも思えないし、雪だけが特別ということもなく他の子に手を貸してやることもある。
「お前なんかカン違いしてんじゃねーか?」 「!」

雪は赤面した。
きまり悪さに視線を逸らしながら、「くそぉ‥失敗した‥!」と後悔した。

バツの悪くなった雪は、亮に向かってもう一度手を伸ばした。
自分で持てるから教材を返して下さいと言って。

しかし亮はなかなか返してくれない。どうやら雪が頑なな態度でいることが、理解出来ない様子だった。
亮は呆れ顔で口を開く。
「ダメージ、お前見てるとマジもどかしいわ」

「持ってやるって言ってんだから、そのまま甘えりゃいーだろ?なんでそんなに頑ななんだ?」

誰?あの女‥ トーマスの知り合い?
ヒソヒソと、周りの学生たちが囁く声が聞こえてくる。
しかし亮はそんな周りの様子には気づかずに、
「つーか何その顔?おいダメージヘアー」と、
雪の顔をマジマジと眺めてくる始末だった。”ダメージへアー”も連発している。

赤面した雪は衆人環視の中、亮を引っ張って非常階段まで連れ出した。

「何だ?どーしたんだ?」

亮は強く掴まれた腕をさすりながら、雪に文句を言った。
しかし亮の方を振り返った雪は、それ以上の剣幕で彼への不満を捲し立てた。
「人が大勢居る所でダメージヘアーダメージヘアー言わないで下さいよ!!
恥ずかしいでしょうが!てか何で私がダメージヘアーなんですか?!」

しかし雪の必死の訴えも、亮の前には通用しない。
彼はキョトンとした表情を浮かべながら、率直な気持ちを口にした。
「何でって? ダメージヘアーがダメージヘアーだからダメージヘアーって呼んだんだよ
。
なんでダメージヘアーかって聞かれても‥」

何度も繰り返される”ダメージヘアー”に、
とうとう雪の堪忍袋が切れた。
ブチッ!

「あのですねぇ、河村氏!!」

言葉を続けようとした雪だが、そういえば初めて彼の名前を呼んだ。
丁寧にしようとか礼儀を重んじようとか日頃考えている雪だが、今は色々な感情が一緒くたになって、変に上から目線な敬称で呼んでしまった。
当然亮も困惑顔だ。
「はぁ? 河村氏~~~~~??」

雪は思わず口元を押さえたが、時すでに遅し。
亮は険しい形相で雪ににじり寄った。
「氏って何だよ氏って!アンダー・ザ・シ~♪でもあるまいし!鳥肌立つわ!この生意気小娘め!」

雪はたじろぎながら、「口が勝手に‥すいませ‥」と口ごもった。
「じゃ、じゃあ何て呼べばいいんですか?!」

困惑しながらそう質問した雪に、亮は「そりゃオレの方が年上だから‥」と自分の敬称を考えた。
]
「おにいさま‥」

亮がそう言った所で、二人共興ざめした。
それはないわ‥。

亮はそのまま教材を雪に向かって放り投げると、
「あーもー河村氏でいいよ、ったく!」と言い捨てて背を向けた。

肩をいからせて去って行く亮を見て、雪はつい独りごちた。
「何でそんな怒ってんの?!」

怒りたいのはむしろ雪の方だ。
改めて持った教材が、よりズッシリと重く感じられた。
亮はドカドカと廊下を歩きながら、未だ「河村氏」と呼ばれた時の変な怖気に身を震わせていた。
すれ違う女学生たちは、皆「トーマス!」と声を掛けていく。

それにしても‥

頭の中には先ほどの、雪の言葉がこびり付いていた。
私にこうして近付くんじゃなくて、言いたいことがあるなら青田先輩に直接言った方が‥

そして先日静香のところに見舞いに行った時に、淳から言われたあの言葉も‥。
お前、これ以上俺の周りの人間に付きまとうなよ

亮は、一筋の汗が頬を伝うのを感じた。
「ダメージヘアーあいつ‥すぐに見破りやがったな」

淳に当てつけるため故意に親切にしてやったのだが、雪は見事にそれを見抜いた。
廊下を歩けば皆が振り返るような端正な彼に親しげにされると、大多数の女は浮かれ上がる。
しかしあの女は‥。
亮の思惑は見事看破された。
淳とはまた違う彼女の鋭さに、亮は一筋縄ではいかないこの先を思って、口を噤んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<彼の思惑>でした。
今回は翻訳の難しさを実感し直す回でした。
というのも、日本語には無い「人の呼び方」がキーになっていたからです。
韓国での敬称は日本よりも細かいですね。
http://korean-culture.com/language/other04.html
日本語版ではそれら全て変えて、意味が通るように訳されています。
ですので下の「Under the sea」も勿論出てこないわけで‥。
未だなぜ亮が↑の曲を言及したのか謎です‥。氏って言われたからアンダー・ザ・シー‥。???
あー‥難しい回だった‥。
今回はお悩み相談所にて解決してもらいました(^^;)
まだまだ勉強不足です。。
次回は<小さなデート>です。
人気ブログランキングに参加しました
人気ブログランキングへ

考えるべきこともやるべきことも沢山ある。
早足で教室へと向かっていた時だった。
「よぉ、ダメージヘアー!」と、不意に後ろから声を掛けられた。

一瞬気付かずにやり過ごそうとしてみたが、すぐにまた雪はこう呼ばれた。
「ダメ~ジ~ヘア~」

‥こんな呼び方をする人間は二人としていない。
雪は赤面して振り返った。
こんな人の多い所で止めて下さい、と言いながら。

すると河村亮は雪の持っていた教材をひょいと持つと、その重さに目を丸くした。
「うひゃ~こんな重いもん持ち歩いてんのか?レンガじゃねーかレンガ」

いきなり教材を奪われて、雪は何するんですかとそれに手を伸ばした。
しかし亮はそれを返そうとせず、ニヤリと笑みを浮かべながら言った。
「重いだろ、オレが持ってやるよ」

「‥はい???」

雪はどうして彼がいきなりこんなことをするのか理解できず、頭に疑問符を浮かべた。
周りはザワザワと雪と亮‥すなわちトーマスとのやりとりに目を留めて何かしら囁いている。

亮はそんなざわめきには気を留めず、「行くぞ」と言って教材を持ったまま教室へと歩を進めた。
雪は当然戸惑い、その背中を呼び止めた。
「あの、どうして私の教材を‥」

困惑する雪を見て亮は、自分の行動はさも当然のことのような顔をした。
「どうしてって?ただ目についたから持ってやっただけだけど」

「何か問題でも?」
口の端を上げて笑うその表情は、独特な雰囲気があった。
言っていることも紳士な振る舞いのそれで、雪は幾分赤面した。

亮は「モタモタすんなよ」と言ってそのまま教室へ歩き出したので、雪はよく分からないままその後に着いて行った。
「あ、そういや前に言ってた仕事は上手くいってんのか?」

振り返ってそう聞いてくる亮に、雪は頭を掻きながら「お陰様で‥」と答えた。
お陰様で‥? 合ってるっちゃ合ってるけど‥

確かに亮のアドバイスのお陰で、遠藤に自分の意見を言えたような気もするが、なんとなく雪はしっくりこなかった。
そんな雪に亮はもう一度振り返り、口の端を上げてニヤリと笑って見せた。
「また何か困ったことがあったらオレに言えよな?オレ結構使えるヤツだぜ?」

雪は以前携帯を受け取りに行った時に亮から言われたことを思い出した。
淳に何かされたら、オレ様に連絡しろよな

考えてみれば変な縁もあるものだ。
青田先輩繋がりとはいえ、ここまで彼と接点が出来るなど雪は想像もしなかった。

教材の分厚さに目を丸くしている亮は、ペラペラと指でページを捲った。

滑らかな動作でそれを行う様を見て、
雪はこの間彼が言っていたことを思い出した。
普段はなんら問題は無いけど、たまに感覚が無くなる時がある

そしてこの間塾で、口に出したあの言葉。
お前、Impromptuって知ってるか?

想像はつかないが、おそらく即興曲という意味を持つImpromptuへの言及や、指を広げたあの仕草からして、
昔ピアノをやっていたことには違いないようだ。
でも今は指を故障してしまっている‥。

欠伸をしながら歩く亮の後ろ姿を見て、雪は微妙な気分だった。
なんで私はここまで彼のことを考えているのだろう、いやそれ以前に、なぜこの人は私にこんな構ってくるんだ?
亮の言葉が、脳裏に数々蘇ってくる。
お前、青田淳とどういう関係?

始まりは駅のホームだった。
不躾にそう聞いてきた彼に、最悪な第一印象を持った。
これ、淳のせいなんだ

指を故障した原因が、青田先輩にあると彼は言った。
アイツは恐ろしい奴だと、亮は続けて言ったのだった。

雪は俯いて考えていた。
どう回り道をしたとしても、結論は一つしか浮かび上がらない。
次のご飯はいつおごってくれるんだと言う亮に、雪は手のひらを差し出した。
教材を返して下さいと言って。

雪は「私にはよく分かりませんけど」と前置きをして、言葉を続けた。
「私にこうして近付くんじゃなくて、言いたいことがあるなら青田先輩に直接言った方が‥」

亮は雪の言葉に、一瞬の沈黙の後眉をひそめた。
「はぁ~?何を言ってやがんだお前は?」

亮は教材を担ぎながら、これも仕事の一つなんだと言った。
重たいものを持ってやることが悪いこととも思えないし、雪だけが特別ということもなく他の子に手を貸してやることもある。
「お前なんかカン違いしてんじゃねーか?」 「!」

雪は赤面した。
きまり悪さに視線を逸らしながら、「くそぉ‥失敗した‥!」と後悔した。

バツの悪くなった雪は、亮に向かってもう一度手を伸ばした。
自分で持てるから教材を返して下さいと言って。

しかし亮はなかなか返してくれない。どうやら雪が頑なな態度でいることが、理解出来ない様子だった。
亮は呆れ顔で口を開く。
「ダメージ、お前見てるとマジもどかしいわ」

「持ってやるって言ってんだから、そのまま甘えりゃいーだろ?なんでそんなに頑ななんだ?」

誰?あの女‥ トーマスの知り合い?
ヒソヒソと、周りの学生たちが囁く声が聞こえてくる。
しかし亮はそんな周りの様子には気づかずに、
「つーか何その顔?おいダメージヘアー」と、
雪の顔をマジマジと眺めてくる始末だった。”ダメージへアー”も連発している。

赤面した雪は衆人環視の中、亮を引っ張って非常階段まで連れ出した。

「何だ?どーしたんだ?」

亮は強く掴まれた腕をさすりながら、雪に文句を言った。
しかし亮の方を振り返った雪は、それ以上の剣幕で彼への不満を捲し立てた。
「人が大勢居る所でダメージヘアーダメージヘアー言わないで下さいよ!!
恥ずかしいでしょうが!てか何で私がダメージヘアーなんですか?!」

しかし雪の必死の訴えも、亮の前には通用しない。
彼はキョトンとした表情を浮かべながら、率直な気持ちを口にした。
「何でって? ダメージヘアーがダメージヘアーだからダメージヘアーって呼んだんだよ
。
なんでダメージヘアーかって聞かれても‥」

何度も繰り返される”ダメージヘアー”に、
とうとう雪の堪忍袋が切れた。
ブチッ!

「あのですねぇ、河村氏!!」

言葉を続けようとした雪だが、そういえば初めて彼の名前を呼んだ。
丁寧にしようとか礼儀を重んじようとか日頃考えている雪だが、今は色々な感情が一緒くたになって、変に上から目線な敬称で呼んでしまった。
当然亮も困惑顔だ。
「はぁ? 河村氏~~~~~??」

雪は思わず口元を押さえたが、時すでに遅し。
亮は険しい形相で雪ににじり寄った。
「氏って何だよ氏って!アンダー・ザ・シ~♪でもあるまいし!鳥肌立つわ!この生意気小娘め!」

雪はたじろぎながら、「口が勝手に‥すいませ‥」と口ごもった。
「じゃ、じゃあ何て呼べばいいんですか?!」

困惑しながらそう質問した雪に、亮は「そりゃオレの方が年上だから‥」と自分の敬称を考えた。

「おにいさま‥」

亮がそう言った所で、二人共興ざめした。
それはないわ‥。

亮はそのまま教材を雪に向かって放り投げると、
「あーもー河村氏でいいよ、ったく!」と言い捨てて背を向けた。

肩をいからせて去って行く亮を見て、雪はつい独りごちた。
「何でそんな怒ってんの?!」

怒りたいのはむしろ雪の方だ。
改めて持った教材が、よりズッシリと重く感じられた。
亮はドカドカと廊下を歩きながら、未だ「河村氏」と呼ばれた時の変な怖気に身を震わせていた。
すれ違う女学生たちは、皆「トーマス!」と声を掛けていく。

それにしても‥

頭の中には先ほどの、雪の言葉がこびり付いていた。
私にこうして近付くんじゃなくて、言いたいことがあるなら青田先輩に直接言った方が‥

そして先日静香のところに見舞いに行った時に、淳から言われたあの言葉も‥。
お前、これ以上俺の周りの人間に付きまとうなよ

亮は、一筋の汗が頬を伝うのを感じた。
「ダメージヘアーあいつ‥すぐに見破りやがったな」

淳に当てつけるため故意に親切にしてやったのだが、雪は見事にそれを見抜いた。
廊下を歩けば皆が振り返るような端正な彼に親しげにされると、大多数の女は浮かれ上がる。
しかしあの女は‥。
亮の思惑は見事看破された。
淳とはまた違う彼女の鋭さに、亮は一筋縄ではいかないこの先を思って、口を噤んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<彼の思惑>でした。
今回は翻訳の難しさを実感し直す回でした。
というのも、日本語には無い「人の呼び方」がキーになっていたからです。
韓国での敬称は日本よりも細かいですね。
http://korean-culture.com/language/other04.html
日本語版ではそれら全て変えて、意味が通るように訳されています。
ですので下の「Under the sea」も勿論出てこないわけで‥。
未だなぜ亮が↑の曲を言及したのか謎です‥。氏って言われたからアンダー・ザ・シー‥。???
あー‥難しい回だった‥。
今回はお悩み相談所にて解決してもらいました(^^;)
まだまだ勉強不足です。。
次回は<小さなデート>です。
人気ブログランキングに参加しました

韓国の方ですか!
なんて日本語がお上手なんだろう‥すごいですね!
チイント(韓国ではこう呼びますよね?)は韓国でこんなにも人気があるのに、日本ではマイナー作品として水面下にあるのが悔しいような、メジャーになったらそれはそれで寂しいような‥変な気持ちです(苦笑)
この回は本当に「○○シ」のニュアンスに苦しめられました‥^^;翻訳は韓国の文化を知らないとシックリ来ないことも多く、本当に勉強になりますね。
将来韓国語と日本語の翻訳のお仕事をされたい、と!
素晴らしいです。心より応援しております☆
また分からない所があったときは、質問させて頂きますね!
日本語を勉強してて、数ヵ月前偶然このブログを見つけてからたまに見に来ています(笑)大好きな作品が日本語にも訳されてて、日本人にもけっこう人気あるみたいで不思議な感じです。
将来韓国語と日本語の翻訳の仕事をしたいと思ってるので、翻訳の勉強にもすごく役立っています。ありがとうございます♪
今回はソルがインホのことを「ぺクインホシ」て呼んだり、インホが「おっぱ」を言おうとしてやめたりするとこを、日本語でどう訳したかなと気になって来てみました。確かに韓国語はオッパとかオンニとか呼称がいっぱいあって難しいですよね(笑)
分からないことがあったら、いつでも質問OKです!今後も翻訳や感想楽しみにしてます(^o^)
はじめまして!熱いコメント、ありがとうございます!
チートラには数日前にハマられたということですか‥!数日でこのブログまで辿り着くとは‥猛者ですな!今や記事も結構な数ありますからね‥
寝不足じゃないですか?大丈夫でしょうか
そして「河村氏」についてですが、シックリ来られたみたいでよかったです!
日本版チートラはあくまで舞台が「日本」ですからね、「河村さん」で正解なんだと思います。
ただこれは日本語版に対して思う所なんですけど、つじつま合わせの為に台詞がガラッと変わってたりするところが結構あるので、あまり日本設定に引っ張られ過ぎるのもどうなのかな‥とモヤモヤ思うことも多いんですよね。‥ここで愚痴ってもしょうがないんですが‥^^;
ですので、「日本設定」として見たら「河村氏」って違和感あると思うんですが、本家に沿うとやはり雪にとって亮は「河村氏」なんですよね‥。
このブログでは本家をベースに翻訳をしてますので、その辺はご理解頂けるとありがたいです。
勿論疑問に思う所や違和感あるところなどありましたが、バンバンコメント下さいね^^
チートラも最終回に向けてラストスパートということですので、共に見守ってまいりましょうね!
また遊びに来て下さい~♪
数日前、日本語版チートラに突如はまった折に、
こちらのブログを発見し、とても感動しております。
日本語版の方はどうしてもしっくりこない部分がいくつかあって、かなりもやもやしていたのですが、
Yukkanenさんの解釈の仕方の丁寧さ…というか、
それ以上に、漫画のコマから受け取った情景をうまく文章に落とし込まれているので、
読んでいてすとんと胸に降りてくる感じが癖になりそうです(´▽`)
今回こちらのコメントを利用させて頂こうと思ったのが、
「河村氏」という呼び方についてなのです。
日本でだと、ニュースや新聞などの文献といった少し堅めのシチュエーションの場合で
「氏」という表現は見られる気がするのですが、
声に出して呼ぶ場合の「氏」というのはかなり珍しい気がしまして。
(例えばなのですが、講演をしてもらうために招いた先生に
壇上へ上がってもらうため、司会が呼ぶ…等のシチュエーションくらいでしょうか…?)
Yukkanenさんに直接メールを送って、あえて「河村氏」と解釈されている表現の意図を聞いてみようかと、
この数日かなり迷っておりました…笑
ですが!
この<彼の思惑>の解釈を拝見して、
ようやっと「氏」があくまで原作側に沿った表現であることに気づき、
今とてもすっきりした気持ちです…
まさか「Under the sea」なんて表記が原作の方で出ているとは、
日本語版を読んでいるだけだった時は思いもしませんでした!
「○○氏」をあえて「○○さん」に変えてある日本語版は、この辺りのつじつまを合わせるために、
雪が初めて亮の名前を呼んだあたりのセリフを大改編してあるのかもですね…(´ω`)
…と、めちゃくちゃ長くなってしまって申し訳ないです…(ノ∀`)
Yukkanenさんの素敵な解釈、
そしてコメントでやり取りする事によってさらに深まるチートラをこれからも楽しみにしております…!
原作が休載から明けたこのタイミングで、
偶然チートラにはまったのはとても幸せな事のように思います…(´▽`*)
CitTさんのコメを追いかけて、以前の記事も読み直ししています。
出逢ったころはこんな他人行儀だった二人。まだ半年前のことなのに、なんだかとても懐かしい気がします・・・
これ、韓国のドラマ「大長今」の有名なセリフが元ネタです。
日本でのタイトルは「宮廷女官チャングムの誓い」。
(食事兼味覚テスト中)
主人公「熟柿です」
上司「なぜ熟柿だと思ったか?」
主人公「え?私は・・・
私の口でこの肉を噛む時、熟柿の味がしたから・・・
なんで熟柿かって聞かれても・・・」
(叱られるのかな?オロオロ)
上司「なんて鋭い味覚だ!」
ハングル講座、楽しみですよ~!
超初級編取ったので、本当基礎からやってみたいと思います。最近KーPOPアイドルにもはまりはじめたので、二ヶ月の休載中でもモチベーションは保てそうです~^^
そしてりんごさん、なぜ五年前の自分なのだろう‥笑
こんなことだったとは!
お悩み相談所ですかー!
前に仰っていた苦労した回とはここでしょうか。でもすごいです。ちゃんと記事成り立ってますもん。
ハングル講座楽しみですね~^ ^
私も5年前の自分だったら行ってたと思います。残念
リンク先拝見しました~!
カバー元をいち早く気づくちょびこ姉さんすごい!
あの俳優さんがインホ候補なんですね!
確かに金髪カラコンにしたらいけそう!妄想は広がりますね。
「オッパ」と言えば、私はこの歌を思い出しますが、ソルちゃんが口にしそうにないセリフしか出てきません(笑)。
www.youtube.com/watch?v=3Rb07dxkG9E
逆に、イケメン年下男に「ヌナ~」と言われて、「うんうん、おねーさんが何でも買ってあげる
この関係を実例で見るなら、やっぱり「ダルジャの春」でしょう。ちなみにイミンギは、チートラの仮想キャスティングでペクインホ役にいちばん名前の挙がる俳優さんです。
www.youtube.com/watch?v=vqPeDpTH1PM
もちろん、ウンテクが使っているように、そこまで甘ったるくない使い方もあるんですけど、多少なりとも親近感があってこそ使える呼び方だと思います。
青さん、ありがとうございます!
「◯◯氏」が上記の感じなんて、全然知りませんでした!日本語の「◯◯氏」とはまた違ったニュアンスなんですね。だからあんなにインホが「はぁ~?」っていうリアクションだったのか‥。
いやー難しいですね。
「オッパ」は甘えるときにも使うんですか!以前又斗内(韓国名はアンチミョンでしたっけ?)が「オッパと呼んでくれてもいいぜ」みたいに言ってましたが、初対面で「オッパ」は普通ナイもんなんですかね?
逆に男の人が年上の女の人に「ヌナ」と言う時も、甘える感じが出るんでしょうか??
ウンテクもソルやボラのこと「ヌナ」って呼んでますよね。ただの親しい間柄になれば呼べるのかな‥。
いや~知りたいこといっぱいだ~~
うんうん!その辺りは分かります!
確認できて嬉しい♪ありがとう!
韓ドラ観てた成果があった…笑
>オトコに甘えるには必須の言い回しですけど、ソルちゃんにはどうにも似合わない(笑)。
それも分かる気がします!
そんな雪ちゃんが、これまた好きなんだけど。えへ。
詳しいことはネイティブの方のほうがいいと思うのですけど、「○○シ(氏)」という表現は、普段使っているのならともかく、親しく話せる間柄でいきなり使うと、距離を取った他人行儀をいきなり持ち込む、実にぎこちなくて気まずい表現になります。口げんかで負けて追い込まれた方が、えてして使う言い回しです。
まあともかく、ユジョンですら「ソンベニム」なのに、インホに「オッパ」はないしょうね。オトコに甘えるには必須の言い回しですけど、ソルちゃんにはどうにも似合わない(笑)。
あと、「アンダー・ザ・シー」は、単に「シー」の語呂だけで、口をついて出てきたってことのような気がします。違うかな…。
「オッパ」や「ヒョン」「ヌナ」の感覚が分からないんですよね、知識としてしか知らなくて。
日本語に「先輩」という概念があって良かったとつくづく思いました。アジア圏以外の人たちは理解出来てるんかなぁ‥。
アンダー・ザ・シー、本当唐突すぎて戸惑いまくりですよ!なんなんだろう‥もんもん
ゾワ~ってくる感じは、コチラの方がシックリクル気がしますが、でもこれも日本語ではうまく訳せない部分ですよねー。
似てるようで違う韓国文化。。
アンダーザシー…ダジャレでしょうか。笑