時は十数年前に遡る。
総合病院に入院した河村教授の見舞いに、淳が連れ出された時のことだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/7c/a650fe546a78a002c51008a3acaa91f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/aa/360aaf24a00aa914c42b4b0a2caaf567.jpg)
”恩師”と長い間言葉を交わす父の背中に目を遣りながら、幼い淳は病室を出た。
同じような造りの部屋が、まるで無限に続いているかのような眺め。
休憩所に着いた淳は、一人ソファに腰掛ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/55c0b5a15a577b501d1dbce75f6df780.jpg)
無理矢理連れ出された苛立ちを持て余しながら、
父が慕っている”恩師”に対しての疑問を心の中で声に出した。
「何が恩師だよ。頼み事しかしないじゃないか」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/84/dd9b46eb3379cfe95b40e582644cf55e.jpg)
ふぅ‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e4/f5ef96f26d79bc4b1d34ee3310689ee7.jpg)
次第に疲れて来た淳は、溜息を吐き立ち上がった。
家にはやりかけの宿題が残っている。
いつまで話してるんだ?そろそろ帰らないと‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d9/c5672ce5eaeae38f09b2cf0c2eec35a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/10/1523ebb0d630dd3eb1057e2f257a9cc7.jpg)
すると少し離れたソファに、うつ伏せている女の子が居ることに気がついた。
悲しそうな泣き声が聞こえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f1/5f1b7cee8558054e3c7d5e1a0fcf0d7d.jpg)
自分より少し幼いくらいだろうか。
女の子はか弱い泣き声を漏らしながら、その小さな身体を震わせていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/49/016b5f81f7aa30fd200c89fc6d068192.jpg)
淳はその子の姿を見て足を止めたが、またすぐに歩き出した。
自分には関係ないことだ、と割り切って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1b/fa3f6c6ff087f8b1326abb4bae9b3824.jpg)
「ふぇ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/92/29db6919a07294863d559f438d3dd7a2.jpg)
しかし少し離れると、すぐに泣き出す彼女。
その泣き声を、淳はどうしても無視することが出来なかった。
胸の中がやけに騒がしい気がして、何かが引っかかっているような気がして‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5b/470ade1cb3c24b5f2b63a1f2ffbca1e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/68/ad6b8ada06d5e1e05eef15c0970384ae.png)
ゆっくりと、彼女へと近付いてみる。
そのソファの直ぐ傍まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e1/1b785633a8467386a69be87550eacfe1.jpg)
胸の中を騒がせているその何かを知るために、淳はその女の子に問い掛けた。
「ねぇ、泣いてるの?どうして一人なの?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/83/688a99880ae09e87c1ba3a73f54f6729.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ab/a079d30a8efcab7e793a60888e243260.jpg)
けれどその子は応えない。
うわ言のように何かを呟き、悲しそうな声を漏らすだけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/de/ae31adfc0859d6d7870981c74721d867.jpg)
「寝言か」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/4b/1ee5b4481fe54b99a9327866e6111c47.jpg)
そう言って淳が背を向けた、その時だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/51c10a76a98f33691b3dab87602768c9.jpg)
小さく細い指先が、淳のそれを繋ぎ止めた。
淳は思わず足を止める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c7/1aec5f3e39a40aed989c69b6e84a93a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fb/97042b5f60ef056466c813dfecc460f3.jpg)
涙で濡れた顔が幾分覗いたが、それでもその子は眠っていた。
未だ寝言を口にしながら。
「ふぇぇ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7e/abdf3271b489931659606f739c43da8e.jpg)
淳は呆れたように口を開けると、一つ溜息を吐いた。
そろそろ帰らなくてはいけないし、家にはまだ宿題が沢山残っている‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/23/cf5f63049663a0863df18e5468ada9a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f7/10239ba7abab921624c250724fb7558a.jpg)
パタパタと、病院内を駆ける小さな足音が聞こえる。
少年は姉を探して走り回っているのだ。
「静香ぁー!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0f/716b6bbc0415b5e038c98e31b722b9cc.jpg)
「おーい!どこだぁ〜?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2f/c425b36828b13de6f3bc44cc8f2ed5b5.jpg)
それはまだ幼い日の河村亮であった。
「おい!もうメシ食って家に帰んぞ!どこに居んだよ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/5a/2e8811fabc328444d48afe7bcba66268.jpg)
亮は姉の名を呼びながら、病院内を走り回る。
ふと、目に止まる光景があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/29/849d4664b891298dcb50f136b3eb2f59.jpg)
「あん?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a8/b503a26055eb332b5d78adf7854e5506.jpg)
「あいつら何やってんだ?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/73/f0ed1199d572cfe6ca7f73e0d9253e48.jpg)
そこにはまるで恋人同士のように寄り添う子供二人の姿があった。
亮は眉を顰めながら一人呟く。
「ガキ共が神聖な病院で何やってんだか‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/be/3fc56f8697a4a37a5c967a64770294e4.jpg)
「つーかアイツの髪相当ダメージヘアじゃね?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8e/d8a426d583d85723f3106d5ec37d9b53.jpg)
二人の前で足を止めていた亮は、そこではっと我に返った。
「おっと、こんなことしてる場合じゃねぇ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/58/3624531fd94e522487c48894cd101be6.jpg)
「静香!どこだぁ〜〜?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/16/74d0a4687d51de552820235a7daaa4fc.jpg)
そして少年は、姉を探して走り去って行った。
ソファに座るこの二人を残して。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a0/c42df0e92478e8fb0856fa5c614f95aa.jpg)
いつしか二人は、眠り込んでしまっていた。
重ねた手が二人の体温を分かち合う。
その運命の接点は、確かにこの時から繋がれていたー‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/eb/85e7eb86104650be1e630b74bb0adedd.jpg)
記憶にも残らないこの場面は、この物語のプロローグだ。
繋がっていた、三人の運命の輪。
その始まりを垣間見ることが出来た今、ようやく物語は終わる。
これまでチーズインザトラップを愛して下さり、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3a/6bcf364ccb533495b8e55c2a186f3f56.jpg)
これで、この物語は完結する。
彼等に贈る言葉はただ一つ。
三人が心より、幸せになれますようにと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<エピローグ(3)ープロローグー>でした。
エピローグ最後の話は、幼い淳と雪、そして亮が実はすれ違っていた、という話でしたね。
淳目線の場面としては<脱却へ>
雪目線の場面としては<雪・幼少時>冷たい手かな?
散々おかしな子供と言われて来た淳は、泣いてる子を放っとけなくて手を繋いでやる優しい子だったし、
亮は結局静香を放っとけなくて走り回る優しい子だった‥。雪は‥ダメージヘア‥だった‥
(それかい)
三人のルーツが垣間見える終わり方でしたね。終わり‥方‥
あーっ本当に終わってしまったぁぁぁ
(時間差で来る喪失感)
本編ではあとがきがありますので、次回はそれをアップしますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
あぁぁさみしぃぃぃ‥![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
☆ご注意☆
コメント欄は、><←これを使った顔文字は文章が途中で切れ、
半角記号、ハングルなどは化けてしまうので、極力使われないようお願いします!
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総合病院に入院した河村教授の見舞いに、淳が連れ出された時のことだ。
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”恩師”と長い間言葉を交わす父の背中に目を遣りながら、幼い淳は病室を出た。
同じような造りの部屋が、まるで無限に続いているかのような眺め。
休憩所に着いた淳は、一人ソファに腰掛ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/55c0b5a15a577b501d1dbce75f6df780.jpg)
無理矢理連れ出された苛立ちを持て余しながら、
父が慕っている”恩師”に対しての疑問を心の中で声に出した。
「何が恩師だよ。頼み事しかしないじゃないか」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/84/dd9b46eb3379cfe95b40e582644cf55e.jpg)
ふぅ‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e4/f5ef96f26d79bc4b1d34ee3310689ee7.jpg)
次第に疲れて来た淳は、溜息を吐き立ち上がった。
家にはやりかけの宿題が残っている。
いつまで話してるんだ?そろそろ帰らないと‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d9/c5672ce5eaeae38f09b2cf0c2eec35a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/10/1523ebb0d630dd3eb1057e2f257a9cc7.jpg)
すると少し離れたソファに、うつ伏せている女の子が居ることに気がついた。
悲しそうな泣き声が聞こえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f1/5f1b7cee8558054e3c7d5e1a0fcf0d7d.jpg)
自分より少し幼いくらいだろうか。
女の子はか弱い泣き声を漏らしながら、その小さな身体を震わせていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/49/016b5f81f7aa30fd200c89fc6d068192.jpg)
淳はその子の姿を見て足を止めたが、またすぐに歩き出した。
自分には関係ないことだ、と割り切って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1b/fa3f6c6ff087f8b1326abb4bae9b3824.jpg)
「ふぇ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/92/29db6919a07294863d559f438d3dd7a2.jpg)
しかし少し離れると、すぐに泣き出す彼女。
その泣き声を、淳はどうしても無視することが出来なかった。
胸の中がやけに騒がしい気がして、何かが引っかかっているような気がして‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5b/470ade1cb3c24b5f2b63a1f2ffbca1e1.jpg)
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ゆっくりと、彼女へと近付いてみる。
そのソファの直ぐ傍まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e1/1b785633a8467386a69be87550eacfe1.jpg)
胸の中を騒がせているその何かを知るために、淳はその女の子に問い掛けた。
「ねぇ、泣いてるの?どうして一人なの?」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ab/a079d30a8efcab7e793a60888e243260.jpg)
けれどその子は応えない。
うわ言のように何かを呟き、悲しそうな声を漏らすだけだ。
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「寝言か」
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そう言って淳が背を向けた、その時だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/50/51c10a76a98f33691b3dab87602768c9.jpg)
小さく細い指先が、淳のそれを繋ぎ止めた。
淳は思わず足を止める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c7/1aec5f3e39a40aed989c69b6e84a93a5.jpg)
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涙で濡れた顔が幾分覗いたが、それでもその子は眠っていた。
未だ寝言を口にしながら。
「ふぇぇ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7e/abdf3271b489931659606f739c43da8e.jpg)
淳は呆れたように口を開けると、一つ溜息を吐いた。
そろそろ帰らなくてはいけないし、家にはまだ宿題が沢山残っている‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/23/cf5f63049663a0863df18e5468ada9a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f7/10239ba7abab921624c250724fb7558a.jpg)
パタパタと、病院内を駆ける小さな足音が聞こえる。
少年は姉を探して走り回っているのだ。
「静香ぁー!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0f/716b6bbc0415b5e038c98e31b722b9cc.jpg)
「おーい!どこだぁ〜?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2f/c425b36828b13de6f3bc44cc8f2ed5b5.jpg)
それはまだ幼い日の河村亮であった。
「おい!もうメシ食って家に帰んぞ!どこに居んだよ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/5a/2e8811fabc328444d48afe7bcba66268.jpg)
亮は姉の名を呼びながら、病院内を走り回る。
ふと、目に止まる光景があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/29/849d4664b891298dcb50f136b3eb2f59.jpg)
「あん?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a8/b503a26055eb332b5d78adf7854e5506.jpg)
「あいつら何やってんだ?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/73/f0ed1199d572cfe6ca7f73e0d9253e48.jpg)
そこにはまるで恋人同士のように寄り添う子供二人の姿があった。
亮は眉を顰めながら一人呟く。
「ガキ共が神聖な病院で何やってんだか‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/be/3fc56f8697a4a37a5c967a64770294e4.jpg)
「つーかアイツの髪相当ダメージヘアじゃね?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8e/d8a426d583d85723f3106d5ec37d9b53.jpg)
二人の前で足を止めていた亮は、そこではっと我に返った。
「おっと、こんなことしてる場合じゃねぇ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/58/3624531fd94e522487c48894cd101be6.jpg)
「静香!どこだぁ〜〜?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/16/74d0a4687d51de552820235a7daaa4fc.jpg)
そして少年は、姉を探して走り去って行った。
ソファに座るこの二人を残して。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a0/c42df0e92478e8fb0856fa5c614f95aa.jpg)
いつしか二人は、眠り込んでしまっていた。
重ねた手が二人の体温を分かち合う。
その運命の接点は、確かにこの時から繋がれていたー‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/eb/85e7eb86104650be1e630b74bb0adedd.jpg)
記憶にも残らないこの場面は、この物語のプロローグだ。
繋がっていた、三人の運命の輪。
その始まりを垣間見ることが出来た今、ようやく物語は終わる。
これまでチーズインザトラップを愛して下さり、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3a/6bcf364ccb533495b8e55c2a186f3f56.jpg)
これで、この物語は完結する。
彼等に贈る言葉はただ一つ。
三人が心より、幸せになれますようにと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<エピローグ(3)ープロローグー>でした。
エピローグ最後の話は、幼い淳と雪、そして亮が実はすれ違っていた、という話でしたね。
淳目線の場面としては<脱却へ>
雪目線の場面としては<雪・幼少時>冷たい手かな?
散々おかしな子供と言われて来た淳は、泣いてる子を放っとけなくて手を繋いでやる優しい子だったし、
亮は結局静香を放っとけなくて走り回る優しい子だった‥。雪は‥ダメージヘア‥だった‥
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三人のルーツが垣間見える終わり方でしたね。終わり‥方‥
あーっ本当に終わってしまったぁぁぁ
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本編ではあとがきがありますので、次回はそれをアップしますね
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あぁぁさみしぃぃぃ‥
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