和美は涙が止まらなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/48/0ed2234d99df1acd5646b6486578083f.jpg)
先ほど聞いた青田先輩の言葉が、嘘であればどんなにいいかと思った。
あんな姿、自分の知ってる先輩じゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/05/9c9159f39817bbd534aff85924ac5fc0.jpg)
あたしと仲が良かったじゃない、なんであんなにも人が変わってしまったんだろう。
和美の心の中は、動揺と先輩に対する不信で渦巻いていた。
自分も確かに酷いことをした、けれどホームレスが空き瓶を持っていると言ったのに、しらんぷりして行ってしまうなんて‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/60/fea77af4a34802e1331964fa826d6454.jpg)
そこまで考えたところで、赤山雪のことを思い出した。
こうしている場合じゃない、和美は再び走り出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e3/ec0655dff530b263c9aa25dd50ea1c29.jpg)
ようやく辿り着いた教育科の建物は、しんと静まり返っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/81/38d063b2884659f66de367b50ba911f6.jpg)
特に事件が起こったようには思えない。
和美は胸を撫で下ろした。
しかしふと気づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ad/c06faa4fac27c0e1eab423e2d91bea3d.jpg)
警備員が寝ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5d/22ddb935815ada06db21f38704df4067.jpg)
和美は2階へ階段を上ろうとした。しかし次の瞬間、誰かの大声と共に、2階から人が降りてくるのが見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/69/9b0c2ef9340f3c30e45f69c7b1bd678d.jpg)
和美は速攻、女子トイレに走るとそこに隠れて様子を窺った。
声の主は警備員で、ホームレスの腕を掴みながら、居眠りをしている裏門警備を大声で責めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/07/47404d728455a333d253ceea6cc5ceb9.jpg)
「おい!起きんか!学生がケガをしちまっただろうが!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4d/1c3b8ac877965e7d75612273e2ff3daf.jpg)
和美は思わず口元を抑えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ea/fbafa01fcfcc468e4068f0479bff6c14.jpg)
赤山の手のひらに、真っ赤な血が流れているのが見えた。
騒ぎがおさまり、皆建物の外へ出て行くまで、和美は女子トイレに隠れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/69/64bd76be6cfed2813f8d7581b9db9400.jpg)
まさか本当にこうなるとは‥
だけど本人はまだ何も知らない。自分さえ黙っていれば事を乗りきれる!
和美は自分の罪を、黙秘することで水に流そうとした。
青田先輩にすでに事情を話してしまったが、彼も見て見ぬふりをしたのだ。
きっと自分に共感してくれるに決まっている。先輩には明日また説明しよう、と踵を返した時だった。
「平井」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/5d/21cb5f69f71464c0a7c02419d1709076.jpg)
和美はぎくっとした。振り返ると、暗闇に一人、彼が立っていた。
「遅かったな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3d/49291bd9585167328bd6de160553a1f4.jpg)
じっと和美を見つめるその冷淡な視線に、彼女はすくみ上がった。
どうしてここにいるのかという和美の問に、青田先輩は冷静に答える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/fb/d332245aa96b6cc15f1f97f9f6ef34cd.jpg)
「俺が警備員を呼んだんだ。これ以上大事になるのはごめんだからな」
度が過ぎたってことくらいは分かってるよな、と彼は続けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/d8a75ea702df0a0241b7fdffb571c0af.jpg)
「適当な所で止めるべきだろう?本当に一大事になるとこだったんだぞ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ec/6518858185a363d3d68e19a2f3f582c8.jpg)
まともに目を合わせられず、下を向きながら、すみませんでした‥と和美は謝罪した。
しかし彼は「俺に言ってどうする」と冷たく言った。
「怪我した本人に言うべきだろ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b5/bd20d486516632f50949ac16b706b08a.jpg)
和美は文字通り彼に縋り付いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2d/6b59d71ecc2b9e777405e9c7d2008e31.jpg)
自分が悪いのは十分承知している、だからどうか、後生だから、
「見なかったことに‥してくれませんか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/53/886550c135207f68038fbd1699dc7e26.jpg)
「お願いします‥!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/dc/8c3a5bbed99fe61b5695d17190db82be.jpg)
彼は空を見つめた。
淀んで汚らしいものが、空中を浮遊しているのを目にしたような目つきで。
「本当に呆れた人間だな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/89/b534fd71303bac8f7d7671240970fbe5.jpg)
青田先輩は、和美の頼みを聞き入れると言った。
これまで世話になっていた部分もあるから、と。
「けど、これ以上はごめんだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2e/db68a69b7a5cfe8da12c4343543ee6a4.jpg)
もう懲り懲りだと言いながら、彼は和美を横切って、出入り口に向かった。
背中越しにそれどういう意味ですか!と問う和美に振り返って、一言だけ口にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/08/0eeb667010f0ee65b47756a000f93b67.jpg)
「二度と俺に近付くな。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/54/706529ece3c851e8ba07abefcbe1b5ec.jpg)
「二度とな。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ea/3589348e06735390932d5028262c49b1.jpg)
翌日、和美はビクビクしながら登校した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/92/09c74fbfbe1d2b023e74bfe04362d67d.jpg)
ただ構内を歩いているだけでも疑心暗鬼になり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/32/f0e8759ae162154bf06331b2fd56162b.jpg)
学生がヒソヒソ内緒話をしていると、自分のことを嘲笑っているようにしか思えなかった。
すると、自販機の前で青田先輩と赤山が会話しているのを目にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/32/1e4bacfe1e94e5dd79c6055097ff33fa.jpg)
先輩は赤山に、昨日何かあったのかと聞いているところだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/52/f145394613e49b3cc3a9f39687cbf364.jpg)
和美は隅に隠れながら、もしかして自分のことをバラすのではと気が気じゃなかった。
そんな視線に、彼が気づいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/7f904307b0a42c2a23911da4c852164a.jpg)
口元の笑み、
その言葉とは裏腹な冷淡な核(コア)、
やがて和美が自分の元から去らずにはいられないことを、見越しているようなその眼差し。
彼は赤山に言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a3/93bb4f703b164b984b0040f6e92eaa64.jpg)
「昨日の事件と関係ないなら、よかった‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/4e/daff307bc86aee40089f911243cb94a2.jpg)
和美は恐ろしさのあまり書類を落とした。
そしてその物音で赤山が振り返り、彼女と目が合う。
和美は何か言うどころか目を合わし続けることすら出来ず、逃げるように駈け出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c6/4bfc7084efa1dc7d1b50f484f4ddd627.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c8/81810f265fb992d385936043f63f9c3d.jpg)
それ以来、ただの一度も心落ち着く日など無かった。
時が経てば経つほど、耐えられない重圧に押しつぶされるようだった。
一体いつまでこんな毎日が続くのだろう。
永遠に続く地獄のような日々。
和美はその辛さに、学期が終わったら休学することを決心した。
そして彼女は去って行った。
自らの意志で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/1f87a06541b81a76ef190cb657db56bc.jpg)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<和美>その真実編でした。
ホームレス事件の顛末でした。
事件の翌日、青田先輩は事の顛末を知りながら、雪に声を掛けてたんですね~。
横山にしろ平井和美にしろ、程度を超える行動を仕出かした人物には、先輩の無言の鉄槌(結果休学)が
くだされるようです。
恐ろしいですね‥!
さて次回は大学の文化祭が催されることになり、その出し物について学科で話し合います。
雪と淳のお話です。
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先ほど聞いた青田先輩の言葉が、嘘であればどんなにいいかと思った。
あんな姿、自分の知ってる先輩じゃない。
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あたしと仲が良かったじゃない、なんであんなにも人が変わってしまったんだろう。
和美の心の中は、動揺と先輩に対する不信で渦巻いていた。
自分も確かに酷いことをした、けれどホームレスが空き瓶を持っていると言ったのに、しらんぷりして行ってしまうなんて‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/60/fea77af4a34802e1331964fa826d6454.jpg)
そこまで考えたところで、赤山雪のことを思い出した。
こうしている場合じゃない、和美は再び走り出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e3/ec0655dff530b263c9aa25dd50ea1c29.jpg)
ようやく辿り着いた教育科の建物は、しんと静まり返っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/81/38d063b2884659f66de367b50ba911f6.jpg)
特に事件が起こったようには思えない。
和美は胸を撫で下ろした。
しかしふと気づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ad/c06faa4fac27c0e1eab423e2d91bea3d.jpg)
警備員が寝ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5d/22ddb935815ada06db21f38704df4067.jpg)
和美は2階へ階段を上ろうとした。しかし次の瞬間、誰かの大声と共に、2階から人が降りてくるのが見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/69/9b0c2ef9340f3c30e45f69c7b1bd678d.jpg)
和美は速攻、女子トイレに走るとそこに隠れて様子を窺った。
声の主は警備員で、ホームレスの腕を掴みながら、居眠りをしている裏門警備を大声で責めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/07/47404d728455a333d253ceea6cc5ceb9.jpg)
「おい!起きんか!学生がケガをしちまっただろうが!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4d/1c3b8ac877965e7d75612273e2ff3daf.jpg)
和美は思わず口元を抑えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ea/fbafa01fcfcc468e4068f0479bff6c14.jpg)
赤山の手のひらに、真っ赤な血が流れているのが見えた。
騒ぎがおさまり、皆建物の外へ出て行くまで、和美は女子トイレに隠れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/69/64bd76be6cfed2813f8d7581b9db9400.jpg)
まさか本当にこうなるとは‥
だけど本人はまだ何も知らない。自分さえ黙っていれば事を乗りきれる!
和美は自分の罪を、黙秘することで水に流そうとした。
青田先輩にすでに事情を話してしまったが、彼も見て見ぬふりをしたのだ。
きっと自分に共感してくれるに決まっている。先輩には明日また説明しよう、と踵を返した時だった。
「平井」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/5d/21cb5f69f71464c0a7c02419d1709076.jpg)
和美はぎくっとした。振り返ると、暗闇に一人、彼が立っていた。
「遅かったな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3d/49291bd9585167328bd6de160553a1f4.jpg)
じっと和美を見つめるその冷淡な視線に、彼女はすくみ上がった。
どうしてここにいるのかという和美の問に、青田先輩は冷静に答える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/fb/d332245aa96b6cc15f1f97f9f6ef34cd.jpg)
「俺が警備員を呼んだんだ。これ以上大事になるのはごめんだからな」
度が過ぎたってことくらいは分かってるよな、と彼は続けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/d8a75ea702df0a0241b7fdffb571c0af.jpg)
「適当な所で止めるべきだろう?本当に一大事になるとこだったんだぞ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ec/6518858185a363d3d68e19a2f3f582c8.jpg)
まともに目を合わせられず、下を向きながら、すみませんでした‥と和美は謝罪した。
しかし彼は「俺に言ってどうする」と冷たく言った。
「怪我した本人に言うべきだろ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b5/bd20d486516632f50949ac16b706b08a.jpg)
和美は文字通り彼に縋り付いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2d/6b59d71ecc2b9e777405e9c7d2008e31.jpg)
自分が悪いのは十分承知している、だからどうか、後生だから、
「見なかったことに‥してくれませんか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/53/886550c135207f68038fbd1699dc7e26.jpg)
「お願いします‥!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/dc/8c3a5bbed99fe61b5695d17190db82be.jpg)
彼は空を見つめた。
淀んで汚らしいものが、空中を浮遊しているのを目にしたような目つきで。
「本当に呆れた人間だな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/89/b534fd71303bac8f7d7671240970fbe5.jpg)
青田先輩は、和美の頼みを聞き入れると言った。
これまで世話になっていた部分もあるから、と。
「けど、これ以上はごめんだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2e/db68a69b7a5cfe8da12c4343543ee6a4.jpg)
もう懲り懲りだと言いながら、彼は和美を横切って、出入り口に向かった。
背中越しにそれどういう意味ですか!と問う和美に振り返って、一言だけ口にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/08/0eeb667010f0ee65b47756a000f93b67.jpg)
「二度と俺に近付くな。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/54/706529ece3c851e8ba07abefcbe1b5ec.jpg)
「二度とな。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ea/3589348e06735390932d5028262c49b1.jpg)
翌日、和美はビクビクしながら登校した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/92/09c74fbfbe1d2b023e74bfe04362d67d.jpg)
ただ構内を歩いているだけでも疑心暗鬼になり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/32/f0e8759ae162154bf06331b2fd56162b.jpg)
学生がヒソヒソ内緒話をしていると、自分のことを嘲笑っているようにしか思えなかった。
すると、自販機の前で青田先輩と赤山が会話しているのを目にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/32/1e4bacfe1e94e5dd79c6055097ff33fa.jpg)
先輩は赤山に、昨日何かあったのかと聞いているところだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/52/f145394613e49b3cc3a9f39687cbf364.jpg)
和美は隅に隠れながら、もしかして自分のことをバラすのではと気が気じゃなかった。
そんな視線に、彼が気づいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/7f904307b0a42c2a23911da4c852164a.jpg)
口元の笑み、
その言葉とは裏腹な冷淡な核(コア)、
やがて和美が自分の元から去らずにはいられないことを、見越しているようなその眼差し。
彼は赤山に言った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a3/93bb4f703b164b984b0040f6e92eaa64.jpg)
「昨日の事件と関係ないなら、よかった‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/4e/daff307bc86aee40089f911243cb94a2.jpg)
和美は恐ろしさのあまり書類を落とした。
そしてその物音で赤山が振り返り、彼女と目が合う。
和美は何か言うどころか目を合わし続けることすら出来ず、逃げるように駈け出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c6/4bfc7084efa1dc7d1b50f484f4ddd627.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c8/81810f265fb992d385936043f63f9c3d.jpg)
それ以来、ただの一度も心落ち着く日など無かった。
時が経てば経つほど、耐えられない重圧に押しつぶされるようだった。
一体いつまでこんな毎日が続くのだろう。
永遠に続く地獄のような日々。
和美はその辛さに、学期が終わったら休学することを決心した。
そして彼女は去って行った。
自らの意志で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/1f87a06541b81a76ef190cb657db56bc.jpg)
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<和美>その真実編でした。
ホームレス事件の顛末でした。
事件の翌日、青田先輩は事の顛末を知りながら、雪に声を掛けてたんですね~。
横山にしろ平井和美にしろ、程度を超える行動を仕出かした人物には、先輩の無言の鉄槌(結果休学)が
くだされるようです。
恐ろしいですね‥!
さて次回は大学の文化祭が催されることになり、その出し物について学科で話し合います。
雪と淳のお話です。
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