花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

ニシキギ

2005年11月25日 | 樹木

ニシキギ科ニシキギ属の山野に生える高さ1~2mの落葉低木です。
枝にコルク質の翼があるのが特徴です。 
秋になると葉が濃い赤に紅葉し野山を彩ってくれます。
奇妙な形をした枝の面白さから庭木として賞用されています。

コマユミ

 

コマユミはニシキギの枝に翼のないものを指します。
実は秋に暗紫色に熟し、割れると中から朱色の仮種皮に包まれた種子が現れます。

  
葉は紅葉した後散ってしまいますが、果実はしばらく残っています。 

 

 


2 Comments

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コルク質の翼 (ルンバルンバ)
2005-11-25 19:17:38
なかなかさん、こんばんは。

実はニシキギの茎についているという「コルク質の翼」とはどんなものだろうと思っていたので、とてもグッドタイミングでした。

実は一昨日、国東半島の田原山に登ってきました。実に見事な紅葉で、その赤色がすべてニシキギ科の物だということだったのですが、「コルク質の翼」がないのでコマユミだろうということでした。

そしてその「コルク質の翼」というのがピンと来なかったのですが、なかなかさんの写真を見させていただき、意味がわかったという次第です。ありがとうございました。

田原山は素晴らしかったですよ。いずれブログとHPに載せますので、また見てやってください。

また来ます。
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いつもありがとうございます (なかなか)
2005-11-25 19:57:10
ルンバルンバさんいつも訪問ありがとうございます。先日はコバノタツナミのところでは紹介して頂いて嬉しかったです。

国東半島の田原山は登ったことがありませんが、調べたら熊野磨崖仏の山なんですね。

見事な紅葉・・は、おそらくコマユミではないでしょうか。 BBSの方に写真をお持ちしますのでご覧下さい。
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