コケ植物がだんだん気になってきました。
コケ類は理科の教科書に“スギゴケ”と“ゼニゴケ”が代表として載っていましたので、なんとなく知っている気分になっていましたが、本物のコケ植物には目を向けたことがありませんでした。
そうだ、コケ植物を観察してみよう!
まず初めに押さえておきたいコケははなんといっても“知ってるつもり”のスギゴケです。 近くの公園にスギゴケを探しに行くと、半日蔭の土の斜面に生えているのが簡単に見つかりました。 ちょうど(さく)を出していました。
は白っぽい色をしていると思ったら、の帽に長い毛がフェルト状に密生しているのでこんな色をしていることがわかりました。
歯は他の科とは著しく形が異なっていて、U字型をしていて32本あります。 こんな部分が他と区別するポイントになっているのですね・・・面白い。
スギゴケ科の大きな特徴の1つは、葉の腹面に薄板(ラメラ)が存在することです。 葉の断面を見ると葉緑体をもった緑色の細胞が薄板を形成していて、その薄板が何枚もついています。 ちょうどモップのような形に見えます。
この薄板は乾燥に適応した構造で、空気中の水分をとらえやすくして、光合成を行う細胞を湿潤に保つ役割を果たしているそうです。
今回とりあげたこのコケ植物は、今までスギゴケだと思っていましたが違っていました。 コスギゴケ(ニワスギゴケ属)が正しく、スギゴケ(スギゴケ属)とは属が違う種でした。 知ってるつもりでしたが、こんなに面白いことがたくさんあるなんて、何も知らなかったのだなぁとあらためて思いました。
KLXさんのコケの写真に魅かれてはじめてみました、いろいろ教えてください、どうぞよろしくお願いします。
コスギゴケの雄花も写しましたが、もう枯れかけていましたので今回は載せませんでした。
お~ホソバオキナゴケの歯が綺麗なんですね、さっそく検索してみますね。
歯の色とか形状が色々あって面白いんです。
ホソバオキナゴケの歯は赤くて綺麗ですよ。
一杯見たいなぁ・・などと勝手なことを書いてみる。(笑)
小さな葉の鋸歯とか・・突起とか・・・
その内、コスギゴケの雄花も登場?