ビナンガズラとも呼ばれます。以前はモクレン科でしたが、最近はマツブサ科に分類されています。 秋になると直径5mmほどの球形の赤い果実が、肥大した花托の上に集まって、集合果をつくります。 ちょうど、手で握ってツボを刺激する健康器具のようにみえます。
見た感じは堅そうですが、1つ1つの果実は意外に柔らかくて、中に2個の種子が入っている液果です。 種子は淡褐色をしていて腎臓の形をしています。
学名には「日本のカズラ」という意味の Kadsura japonica がつけられています。
(APG植物分類体系では 原始的被子植物)