ツワブキの筒状花は、5個の雄しべの葯が互いに合生し、花柱を囲んでいます。 筒状花がつぼみの時期の雄しべを見ると、花糸はゆるいカーブを描くように折りたたまれています。 これから上に伸びてゆく前の段階のようです。
実際、筒状花が開く頃にはこの花糸は、ほぼ真っ直ぐになります。(12月2日の画像をご覧下さい)
ほとんどの筒状花のつぼみではこのような状態なのですが、中にはつぼみの時からもう真っ直ぐの花糸をしている花もあります。
なぜ、つぼみの時期から真っ直ぐのままなのでしょうか? なにか訳がありそうなのですが・・・。