ビナンガズラとも呼ばれます。以前はモクレン科でしたが、最近はマツブサ科に分類されています。 秋になると直径5mmほどの球形の赤い果実が、肥大した花托の上に集まって、集合果をつくります。 ちょうど、手で握ってツボを刺激する健康器具のようにみえます。
見た感じは堅そうですが、1つ1つの果実は意外に柔らかくて、中に2個の種子が入っている液果です。 種子は淡褐色をしていて腎臓の形をしています。
学名には「日本のカズラ」という意味の Kadsura japonica がつけられています。
(APG植物分類体系では 原始的被子植物)
いつも見ています。
サネカズラは確かマツブサ科、私の図鑑もそう、ネットで調べると、モクレン科もあります。少数派で、そういう図鑑もあるのだろうと思います。昔はモクレン科に分類されていたと書いたHPもありました。新エングラー体系1964、クロンキスト体系1981でもマツブサ科なので、大分昔の分類のようです。APG分類体系でもマツブサ科で、原始的被子植物(基底群)に属しています。
もう20年前の講談社の図鑑です。
それで色々調べてマツブサ科に変更しました。ue*tai@osakaさま、どうもありがとうございました。
なかなかさん、やっぱり種を見られたんですね
私は手が届かなかったので、見ることができませんでした。ありがとう!
山渓フィールドブックスの科名をそのまま書き写しました。1997年初版なので最近の本と思っていましたが、この部分は古いままでしたね。
さっそく、マツブサ科に訂正しましたよ。
なんだか、他の人がまだ知らないことを教えてもらったようでちょっと嬉しいですね。